会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

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会員制のビジネスモデル変化の兆し

2015年04月09日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨日は寒い日でしたね。。今朝の会津野は気温−2℃、きれいに晴れ、霜が降った朝です。

毎週水曜日は、宿の店頭でパン屋さんを開いています。サービスのコーヒーを一杯一杯淹れているのですが、そのお湯を沸かすのと暖をとるためにストーブを炊いています。4月だというのに全開で炊きました。ただ、今朝は梅が開花し、やっと、北国にも春がやってきたようです。

昨日は、はじめてお見えになるお客様が多い日でした。こうやってブログを書いたり、Facebookでお知らせしたりと、あれこれ格闘しているのですが、近頃はシニア層も紙媒体でなく電子メディアでの情報伝達ができるようになってきたことを実感できます。一億総ネット活用も、近いのではないかと思います。

さて、先日来新聞で読んでいることとして、社内でごたごたが起きている大塚家具のことがあります。新社長となった大塚久美子氏は、それまでの社長がとっていた会員制ビジネスモデルからの脱却を表明し、店舗改造をすると報じられています。スーパーマーケットや我々宿屋業界でも、これまではポイントカードなどの手法を用いて会員の囲い込みを行うのが常套手段でした。FacebookなどのSNSもアカウントを作る必要性から、ある意味会員制と言えます。SNSは情報交換を行うインフラの利用ですので、会員になるならないは、気持ちの問題ではなく、利用するかしないかということが言えます。しかし、実店舗は、会員になるかならないかは、店の利用を決定付けることにはなりません。

今年からマイナンバー制度の運用が始まりますが、会員制とする以上、相当多くの事業者にマイナンバーの管理責任が生じます。この責任とコストを考えると、会員制の利点が見出されなくなっている業界もたくさんあります。

大塚家具のビジネスモデルは、時代の変化を先取りしたようにも見えます。しばし、注目してみたいと思います。

今日も楽しく過ごしましょう。

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