おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
先日、人生の大先輩とお話しをする機会がありました。
そのお方は技術屋として社会に出た後、4年余りで商売を起こしてきた方。その過程で、現在のソフトバンク社の勃興期にも接してきたといいます。
いまのソフトバンク社と言えば、新しい技術を持つ企業を次々と買収し、社会に広くその技術を広めつつ、事業展開をする会社です。
私がはじめてソフトバンクという会社の名前を知ったのは、出版物。学生時代は、出版社からはじまった企業だと思っており、「なんだか派生事業をたくさんやる会社だな」という認識でした。
しかし調べてみると、ソフトバンクのはじまりは、技術者が作ったソフトウェアを仕入れ、それを欲しがるユーザとの橋渡しを行う事業だったそうです。ソフトウェアの解説を文書化して出版したものが、私が目にしたものだったようです。
大先輩には、秋の気配がした頃、いま考えているあるビジネスの相談をしました。その仕組みを聴いてくださり持ち帰った大先輩は、若いころに接したソフトバンクのやり方に似ていると気づいたそうです。
製作者とユーザを結び付ける仕事は、いつの世でも必要とされることだという。
ソフトバンクのやって来たことを振り返れば、同じような道が開けるのではないか。そして成長する道筋をつけられるのではないか。と、アドバイスをいただきました。
数年前に「あんぽん」(佐野眞一著)を読んだことを思い出します。
この本は、孫正義ソフトバンク社長が、若いころどんな道を歩んできたかが良くわかるもので、資本家たちが金儲けのために作りあげた秩序に風穴を開ける行動をする孫氏の考えが良くわかる。
そうか、私が考えていることは、風穴を開けることか!
風穴を開ければ、現在張られている幕からこぼれ落ちていた製作者とユーザが、新しく提供された価値に気づく。いや、気づくように事業を展開する。
こんな感じで考えれば良いのだろうか。
宿屋は、お客さんにサービスを提供するサービスの生産者という仕事です。
いままでは、こういうことをやってきたけれど、これからは違う分野にも挑戦します。
今日も素晴らしい1日を過ごしましょう。
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