おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
空の高い部分が晴れています。気温は7℃の会津野です。
今日の話題は、「『学力』の経済学」(中室牧子著)の続きです。この本は「教育」を数値で考えるものですが、この数値を得る方法として「ランダム化比較試験」が最も高い信頼性があると論じています。
では、「ランダム化比較試験」とは何かですが、これを観光を例として考えると、同じツアーを少人数のAグループと多人数のBグループに抽選などの公平な手法で分け、その満足度などを比較するものです。
こういう比較によって生じる数値が、統計上の有為な差があった場合、ツアーの人数割などの最適値を探ることが出来るというものです。
ちまたでは、さまざまな社会実験が行われていますが、「こんな実験してどうするの?」というようなことも多いのが実情です。
アメリカでは、この「ランダム化比較試験」の結果に応じた政策が、政治の場で議論されています。
さあ、この試験方法を使い、これからの観光を探らなくてはなりません。
今日もすてきな一日を過ごしましょう。
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