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投げキッスについて考える

2014年12月21日 | 日記

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

先日から、頭の中を離れない「投げキッス」。

誰かからされたわけではないのですが、1200人もの投げキッスを動画編集した編集者が、手の届かない存在を考えて悶々としたとの番組を聞いたときから気になっているのです。

投げキッスについて、本気で考えたことがある人はそういないでしょう。

今日は本気で考えてみたいと思います。

 

まず、投げキッスは男性がするものか?女性がするものか?

投げキッスは女性がするもの、と大抵の人は思うだろう。私もそう思っていました。

しかし、投げキッスを男性がやってはいけないだとか、やれないだとか、そういうことはありませんよね。

カッコイイ男性が投げキッスしたら、しびれる女性もいるのではないかと思うのです。

投げキッスをする男性と女性。どちらもあって当然で、女性だけというのは単なる思い込みなのでしょう。

 

次は、投げキッスと本当のキスの違いについて考えてみよう。

投げキッスは、本当に愛情があるのか無いのか、わからない。本当のキスは、くちびるが触れ合うのだから、やはりある一線を超えなければならない抵抗がある。その一線は、相手への愛情もさることながら、自分への愛情も確認したいことの現れである。しかし、投げキッスはくちびるが触れ合わない。やろうと思えば、愛情関係なしにいつでもできる。相手への愛情を載せることはもちろんできるが、相手からの愛情は受け取らない。

この愛情の一方通行は、「差し上げます」という下手の愛情なのか、「さし上げてやる!」という高飛車の愛情なのか、これは時と場合によって異なります。

ある特定の相手(一人だけ)の場合は、相手がはっきりしているので高飛車な投げキッスのような可能性は減るような気がしますが、芸能人のように不特定多数に向けて投げキッスをする場合は、投げキッスを武器として「さし上げてやる!」ということになるのだろうか。

 

なぜこんなことを考えるのか。。。 連続テレビ小説のあまちゃんでは、ご当地アイドルとしてのミスコンが行われる場面がありましたが、ミスコンと同じように、投げキッスコンテストを開いた場合、みんなが参加するだろうか?と考えたのが実は始まりなのです。

投げキッスコンテストならば、男性でも女性でも、また年配者でも子供でも誰でも参加できて、あまり破廉恥とは思われないと考えたのですが、コンテストを審査する審査員という立場を考えると、高飛車な投げキッスよりも、自分のことを思ってくれているような投げキッスを選択するような気がします。

そうすると、最初に書いた投げキッスを見ながら悶々とするようなことが起きると思うのです。

また、コンテストで選ばれた投げキッスを見る方々は、どのような気持ちになるでしょう? やはり悶々とするのではないでしょうか。

中途半端な愛情の一方通行。愛情を伝える側も、受け取る側も、結局は中途半端で終わってしまうような気がします。

やっぱり投げキッスはしないことにしよう。もしやっても、「みんなから気持ち悪い」と言われるのがオチでしょうから。

 

今日も楽しい1日を過ごしましょう。

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