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【会津野】VALU市場というゲーム

2017年07月25日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

先日来、興味を抱いているVALU

昨日もロボットを動かし、VALUの公開ユーザ数をカウントしてみました。

7月21日現在 11929ユーザ

7月24日現在 12177ユーザ(+248)

なんと、1営業日で株式公開で言うIPOされた銘柄が248も増えています。

スゴイ人気のサービスになっています。

今日は、このVALUの仕組みを価値の面から考えてみたいと思います。

このVALUという仕組みは、新しく公開をするユーザは、Facebookアカウントでの情報発信の中身により最初の価値が付けられ、金銭的な価値が生まれます。ただこれは、実際に売買されたわけではなく、ただ株券を印刷したのと同じようなことだから、まだ市場に資金が流入したわけではありません。

この仕組みが始まった最初の売買は、資金を流入させた裏付けがないと始まらないから、誰かが資金を流入させなければなりません。

そこで流入された資金が、誰かのVALUを買うと、売った方の口座にその資金が移る。そこには値が付けられ、まだ売買されていないVALUを含めたVALU発行数と掛け算されて時価総額が算出される。

注意すべきは、VALUで言う時価総額は、仮想の時価総額で、実際に売買されたものではない。

VALUを売った人は、口座に入ったビットコインを市場から流出させ、ビットコイン市場で現金化することもできる。

この流出は、その時に売買が行われるわけではなく、単に口座から資金を引き出すだけなので、市場の値には影響を及ぼさない。

だとすると、資金流出のリスクは誰が負うのだろうか?

見かけ上はリスクが存在しないように見えるけれど、買い手にとっては、他の買い手が保有VALUを売りに出すと、誰かが買わない限り売買が成立せずにどんどん価値が下がる。なので、買う人がいなくなったときに、そのリスクが突然顕在化することになる。

売り手は、一度売ってしまったVALUを買い戻す必要は退会しない限りないので、リスクが顕在化することはないと言っても良い。

このゲームは、圧倒的に売り手が有利なゲームで、売り手は自分のVALUを買ってもらうことに精を出し、売った額の範囲内で有望そうなVALUを買い、買い手がいなくならないうちに早めに保有VALUを売らねばならない。そしてある程度のビットコインが溜まったら、定期的に引き出すことだ。

だとすると、VALUの戦略は、

1.せっせと自分のVALUを買ってもらえるように精を出す。

2.誰かが買い続けるような銘柄を探し出し、さっさと買い、買いが途切れないうちに売り払う。

ということになろうか。

これって、株式の売買でも同じことだと思った次第。

資本主義は、やはり売り手が有利なんですね。だって、2は、銘柄という商品が存在しなければ、ありえないことなのですから。

今日も素敵な一日を過ごしましょう。

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