おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
昨日、地域の様々な団体さんが集うネットワーク会議に出席して参りました。
私の住む会津美里町は、人口減が進む地方そのもの。昨年あたりから、行政・地域ともども、移住者を増やすための試みを行うようになってきています。
会議は、空き家問題と移住者への住宅提供を解決させる活動、婚活から結婚・子育てまでの支援活動の２つのことをうかがってきました。
どちらの活動も、「住みやすく」「暮らしやすく」を価値として提供するためのこと。もともと地域にいる方々と婚活や移住でやってくる方々との付き合いを、いかにうまくやっていくことかが大事なことなのだろうと私は感じます。
ヒトとして生を受けた方々が対象であるこれらの事業。幸せな暮らしを求めるには、まず最初のステップである恋愛をしっかりと成就させるようなノウハウが必要なのではないでしょうか。
さて、先日「レンアイ、基本のキ」（打越さく良著）という本を読みました。
著者は、ストーカやＤＶ（家庭内暴力）問題の解決を行う弁護士さんです。しかし、高校生から大学生向けに書かれた内容なので、とても読みやすく書かれています。
法律的なことのほかに、恋愛で起こる様々な問題をどう考えたらよいかや、問題が起きてしまったときにどうすべきかということが、細かく記されている本です。
本当は、「イジュウ、基本のイ」のような本があればよいのでしょうが、移住を考えるとき、恋愛までいかなくても、地域の方々のことを好きになれることや、地域の方々が移住者を好きになれることが実践できれば、双方にとって幸せであることは疑いようがありません。
住宅という財産を目の前にしたとき、必ず独占欲がわいてきます。恋愛についても、「付き合っている」という事実が独占欲を掻き立てます。
どちらも、どこまで独占することが許されるのか。また、土地の周りの人々や恋愛前からの他者との人間関係というものは、どのように考えていくものなのか。
「移住」と「恋愛」、ちがう分野のようだけれど、なかなか近いゾと、会議でのお話と読書した内容が結びつく感覚を覚えました。
今日も素敵な一日を過ごしましょう。
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