点滴ニャンコと暮す家族の日記

慢性腎炎のニャンコ『ゴン』と過ごした時間。ベンガル猫、ソマリ、サモエドの4ニャンズ+ワンコとゴンパパの趣味の話

雪崩講習会参加レポート

2006-02-23 08:02:36 | スノーボード
去る2月18・19日とJANhttp://www.nadare.gr.jp/(日本雪崩ネットワーク)主催のセフティーキャンプに参加した。
1泊2日の講習で充実かつ、楽しい時間を過ごすことが出来た。

このキャンプに参加した目的とは、これから本格的にBC(バックカントリー)に入ろうとする自分の身を守る為と、雪山についてもっと知りたいと思ったからだ。

場所は長野白馬村・小谷村
一口に白馬といっても大まかに二つの村にスキー場がまたがっている。

座学及び実技基礎が白馬のウイング21
実技基礎復習が小谷村の栂池スキー場で行った。

初日の午前中は座学で雪崩についての基礎学習を行い、午後からは野外に出ての積雪の安定性の確認方法。ビーコン操作及び雪崩埋没者救助活動の練習を実施。
夜は山に入った際のルートファインディング(昇降時のライン)についてと、内容が濃いスケジュールとなっていた。
二日目は実際に栂池のバックカントリーエリアに入り、前日に行ったことを実際に山でやってみるといった内容だ。
3グループに別れ、それぞれの滑走レベルに合わせてフィールドを選んでくれるので、滑りに自信が無い人でも参加可能だ。

個人で山に入ってしまうとどうしても滑ることが先行してしまい、ビーコンの練習や積雪状態をしっかり観察するといったことをやらなくなってしまう。
雪崩の怖さを認識し、どのような根拠でその斜面を登り、滑り降りてくるかということの自己判断の重要性を認識する上で、大変良い講習だったと思う。

初日。積雪安定状態確認実習スナップ。

雪崩のほとんどは自分かそれ以外の人がきっかけで発生する。

ゴンパパも今までは知識が無い状態で山に足を踏み入れてきた。
人の足跡をついて行ったり、他の人が滑ったラインを見つけてはおこぼれをいただいたりと・・・
95%は雪崩は発生しない。
残り5%の確立を見極めることが重要なのだ。

ここ数年BCがブームということでスキーショップやそれらを置いてあるお店に行くと、「BCに行ってみよう!」なるポスターやイベント開催情報の告知をよく見る。
しかしながら、そのリスクについては何ら語っていない。
決して肩に力を入れて身構えて山に入る必要は無いと思う。
要は、リスクマネージメントは自分自身なのだと言うことを知っていて行動することが大切なのだ。

プローブでバックパックと人を積雪下で触れたときの感触を体験。
人は実に柔らかくなんともいえない感触が手に伝わってきた。。。

少人数でかつ、参加者の目的が同じなので非常に有意義な時間を過ごすことが出来た。
仲間も出来たし、今後は経験を増やしていきたいと思う。

しかし、2日間ともいい天気だったなー。
山はやっぱり気持ちいい