忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

メジロの警戒心

2013-01-22 | 自然
 庭に毎日やってくるメジロは置き餌のミカンを啄ばみながらもせわしなく
周囲を警戒する。はぼ1秒毎に10枚ほどコマ撮りして連続写真にしてみた。
警戒心はすごい。殆どが警戒に費やされ食事の時間は実質僅か。
そして僅かな変化にも驚いて逃げる。

 

アップにすると折れそうな細い足。そして鋭いクチバシ。小さな身体ながら身一つ
で寒さに耐え、そして飢えに耐えて生き抜いている。それに比べ我々はなんと贅沢
で強欲なことか。
 

五重塔 番外編(3) 竹林寺(高知)

2013-01-22 | 旅行
 竹林寺に行ったのは昭和57年(1982年)頃と思う。次男がまだヨチヨチ
歩きの時だった。

 連れ合いが四国にはまだ行ったことがないというので土佐まで行くことに
したのである。まだ本四架橋がないころなので柳井~松山はフェリーを使った。

多分、竹林寺参拝は連れ合いの提案なのだろう。ペギー葉山の「南国土佐を後にして」で一躍有名になったはりまや橋や高地城、桂浜などを見て
浦戸湾の入り口に架かる浦戸大橋を渡ったのは記憶があるのだが、この竹林寺にどういう経路でいったのかさっぱり思い出せない。
(ネットで調べると、その浦戸大橋を渡って高知市内に戻る途中にあるので浦戸大橋
 を渡った記憶は正しかったことになる)


 竹林寺の記憶も全くない。ただ、ヨチヨチ歩きの次男が何が気に入ったのか敷石の
小石で一心に遊び始めて帰ろうとしない。終いには置いて帰るふりをして灯篭の陰に
隠れて見ていたのだが全く一人になっても遊び続けた。その可愛い姿はいまだに記憶
に残っており、折に触れ連れ合いとその話をする。もちろん、当の本人である次男は物心がつく以前のことなので覚えていない。

 ところで肝心の五重塔だが、いま写真で見ると立派な塔である。
 

 建立は1980年(昭和55年)12月なので我々が訪れたのは建立間もない時期
だったようだ。道理でネガフィルムからのスキャナー取り込みなのに鮮やかに映って
いる訳だ。
蛇足だが1986年建立と紹介したHPも多々あるがどうも誤りらしい。