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忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

盆提灯に思う

2013-08-13 | 日記
 盆が近くなって今年も盆提灯を出した。

盆にご先祖様の霊が帰ってくるので、目印として迎え火を焚く。
迷子にならないようにとの願いからという。
昔は提灯を下げてお墓までお迎えに行き、盆が終われば又送っていった。
盆は年に1回、ご先祖様に感謝し脈々たる血流を実感する時である。

だが土地にしがみ付いてしか生きるすべがなかった一昔前と違い、8割以上
がサラリーマン化した現代では生まれ育った家を離れるケースが多い。
当家もそうだ。息子が三人いるがいずれも遠く県外に職を求め家庭を築いて
いる。

いずれ我々が入る墓も要るだろうが、遠く離れた子供たちにとって墓参を
始め墓守をすることも難儀では困る。

何より自分自身そうだが宗教観も薄れてきてる。西方浄土といっても宇宙から
見える地球は丸い。西を目指してすすめば地球を一周してまた元に戻ってくる。

今日散歩代わりに徒歩で10分ほどのショッピングセンターまで歩いて行った。
その道の途中に、墓場のそばを通る。立派な墓が立ち並ぶが、一箇所に古く風化
しかかった墓石が無造作に積み置かれている。石に刻まれた年号を見ると
明和、明暦など江戸時代に造られたものであることがわかる。恐らく、子孫が
絶えるかして墓守をする人がいなくなったものだろうと思われる。
墓守をする人がいなくなれば無縁仏として捨て置かれる。本当に無常だ。

先日従兄弟の葬儀に参列した。葬儀の時にいつも思うのだが、現代の仏教は
完全にセレモニー化している。高い戒名料といい、完全に商業化している。
明治の始めまで庶民には戒名などはなかったという。墓も大体が質素なもの。

その昔、病気にしても天変地変にしても原因がわからず祈るしかなかった。
こう言うと不遜かも知れないが、仏教も今のままでは廃れてしまうのではない
だろうか。







胡蝶蘭の開花進む

2013-08-12 | 日記
今年1月末の法事で親類から頂いた胡蝶蘭、今日までに4輪の花が咲き進んだ。


貰った時のものより小振りな花ではあるが、数が増えるに従い段々と見栄えが良くなってきた。

花の先に蕾がまだ4個残っている。盆までに咲きそろうのが理想的だったが、8輪全てが咲き揃うのは
やはり盆過ぎになりそう。

追記
4日前の8/8の状態。3輪目が開花し始めている。
4日でこの状態だから咲き揃うのは意外と早いかも。
今日、遅まきながら液体肥料を施してみた。
移植した時は根にカビのようなものが生えかかっていたので枯れるのではないかと懸念したが、この
半年で数本の元気な根が伸びている。植物の生命力にも感心する。

仙北市田沢の水害 (妙な巡り合せ)

2013-08-11 | 日記
 田沢湖の畔(ほとり)、仙北市田沢湖田沢供養佛で大規模な土砂崩れが
あり住宅数棟が流されて多数の死者・行方不明者が出ている。
なくなられた方にお悔やみを申し上げるとともに、行方不明の方の早期の
救出を願っている。

ここは今年春に訪れた場所だ。今年の春、福島・三春町の滝桜を訪れたあと、
岩手・盛岡の石割桜、角館の桜を見ようと盛岡から秋田へ抜ける途中で田沢湖に
立ち寄った。調べてみると、田沢湖に入る交差点を見落として少し行き過ぎてから
引き返したことがあったが、土砂崩れのあった場所は引き返した地点を少し行った
先である。

岩手~秋田の県境にある雫石でも洪水の被害があり秋田新幹線も止まっている。
この春、秋田新幹線に沿って走る国道を車で走った。

東北地方は、冬の豪雪では知られるが雨はそれほど多くはないはず。
それが一時間に100mmを超える雨量の集中豪雨というから驚く。
100mmといえば一杯にした盥を一気にひっくり返したような豪雨だそうだ。

もともと田沢湖は流れ出る河川がなく、流れ込む河川はいずれも中小の河川である。
ということは雨がそれほど多くはない地帯なのであろう。

今年の夏は梅雨が明けたあとに各所で集中豪雨が起こるなど、「過去に経験したこと
がない」きわめて異常な気象が続いている。


タイトルに「妙な巡り会わせ」と書いたが、訪れたあとで水害が発生したのはこれで
3件目。
S57年7月('82)の長崎水害、H5年8月(’93)の鹿児島水害、いずれも
直前の暮・正月にまだ幼かった子供たちを連れて旅行している。

なぜか我々がいったところで直後に災害が起こる。もちろん、行ったからと言って
必ず災害が起こるわけではない。しかし、「二度あることは三度ある」ではないが
三度も続けば不思議な巡り合せとしか言いようがない。

今年集中豪雨の被害を受けた、山口・徳佐や島根・津和野を含め被災地の早期の復旧
を願うばかりである。


マスクメロンの結実

2013-08-10 | 日記

4月に播種したマスクメロンがようやく結実した。
直径が10cmにも足りないミニサイズではあるがマスクメロンらしい網目も出てきている。


昨年故郷の兄が贈ってくれたメロンから採れた種を、今年は4月末に播いて育てた。
10数粒の種をミニポットに播き、育った苗の中から発育のよさそうなものを4本選んで
大きめのポットに移植した。そのうちの1本が実がつけた。残念ながら他の3本は途中で
枯れるかあるいは数多く着花はするものの実をつけることはなかった。
つまり10数粒の種のうちから唯一の結実である。

花の下の子房が膨らみ始め日に日に大きくなっていたのでこれはうまくいくかと期待
したが10日ほどで成長が止まってしまった。市販のメロンは採れた種を植えても大きく
ならないように処理が施されているとも聞く。しかし多分、肥料が足りなかったのだろう。
それでも去年よりかなり大きくなっており育て方が一歩前進した。

昨年はもらってメロンから採れた種を播いたので時期が遅かった。播種から結実まで100日
かかるということで今年は4月末に種を播いた。

来年は、良い土を入れ肥料をたっぷり与えて再チャレンジすることにしよう。

集団的自衛権 容認への動き

2013-08-09 | 日記
 内閣府法制局長官に、集団的自衛権を認める発言をしている外務省出身の小松一郎駐仏大使を当てると
いう人事を閣議決定した。他省出身者の法制局長官任命は初めてという。

安部氏は何としてもこの「集団的自衛権」を合法化して行使したいらしい。今まで「集団的自衛権」の
発効には憲法改正が必要だとばかり思っていたが、なんと現行憲法の解釈を変えるだけでOKになると
いうから驚きだ。元々戦力の不所持を謳っている現行憲法のもとでは軍隊を持てないはずなのに、自衛権
は放棄してないとして自衛隊ができた。いわば拡大解釈である。これについて賛否両論あるが個人的には
まだ認容できる。

しかし、自衛権そのものが憲法上灰色の状態なのにどう考えても集団的自衛権はありえない。「国際的に
見て、集団的自衛権を持たない国はない(だから日本も集団的自衛権はある)」というのはどう見ても詭弁だ。
拡大解釈のさらに上を行く拡大解釈となる。

こういった政府の動きに異を唱えると他国に与する「売国奴」と避難する人がいるが、竹島への韓国大統領
の上陸やいわゆる従軍慰安婦問題、尖閣列島周辺への度重なる不法侵入には怒り心頭に達している生粋の
愛国者である。


それだけにこの「集団的自衛権」が心配でならないのだ。どうも米国が自衛隊を米軍の一部隊として使い
走りに使いたいということしかこの目的が見出せない。そして駐留米軍への攻撃に対する反撃ならまだ
わかるが今までの流れから判断すると、海外派遣のPKOにも拡大して参戦できるようにしたいのではないか。

こんな重大なことを、憲法解釈は政府の専決事項だと言い放って一方的に決められてはかなわない。
先の麻生氏の「失言」の中の「静かに変えていく」という本音が現実味を帯びてきたようだ。




立秋にツクツクボウシと赤トンボ

2013-08-08 | 日記
昨日は立秋。連日猛暑が続くが暦の上では秋という。余りの暑さにアブラゼミも茹だって
いるのか、親指と人差し指の指ニ本で簡単に捕獲する事ができた。

余り気にならないが、このところ日没(日の入り)が日毎に短くなっている。
ご存知のように日没が最も遅いのが夏至で午後7時半、そして最も早いのが冬至の5時05分。
夏と冬で2時間以上も違う(@山口)。

夏至から冬至に向けて毎日すこしづつ日没時間が早まっているが、夏至から1ケ月ほどは徐々に、
そして1ケ月をすぎた頃、つまり半月前からスピードアップして毎日1分ずつ早くなっている。
立秋から立冬までの3ケ月で1時間半も日没時間が早まる。まさに「秋の日はつるべ落とし」である。

まだまだ真夏の暑さだが、やはり陽射しは次第に優しくなっている。立秋の昨日ヒグラシ(ツクツクホウシ)
の初鳴きを聞いた。そして今日は買出しに出たスーパーの駐車場でアキアカネをが飛んでいるのを見た。
自然はやはり正直である。秋はもうそこまで来ている。

暑さ寒さも彼岸まで。猛暑ももう少しの我慢である。

胡蝶蘭の二つ目の開花

2013-08-07 | 日記
胡蝶蘭の二つ目の蕾が開花した。
肥料が少ないせいで花は市販のものより小振りではあるが、蕾→花一つ→花二つ
と次第に立派になってきた。


反対側から

被覆番線の支柱は贈答時のもの。これと比べるとやはり花の丈が相当短い。

 この胡蝶蘭は義父の33回忌に親類が贈ってくれたもの。家人と一緒になって
から三年目の冬、50代であっけなく早逝した。闘病半年の急逝である。
実質わずか3年余りの付き合いだったが、豪快な性格であり、それでいてやさしく
思いやりのある人だった。
短かったが初孫となる我が長男をとても可愛がってくれた。そして次男の名付け親
でもある。

もうじき8月15日の盆が来る。盆に向けて開花が進むのも何かの因縁かとも思う。


パンつくり

2013-08-06 | 日記
 長年、朝食はパンと決めている。

一度パン作りに挑戦してみたいとは思っていたが、発酵させるのに発酵器などが
必要だろうと思い込んでいた。

ところが10年くらい使っていたオーブン付きの電子レンジをよく調べてみると
オーブン機能で37度設定というのがあった。まさにこれは発酵モード。

レシピもネットで調べると結構簡単である。そこで一度作ってみることにした。

最初に参照したのは「本格簡単パン」レシピ。
発酵が1度しかなく、始めから終わりまで30分足らずでできる。
しかし、試してみるとやはり"ふっくら感"がない。パンはやはり口ざわりが命。

そこで別のレシピで作り直す。
今度は、"ふっくら感"はまずまずだが味がいま一つ。小麦粉を変えてみても
変わらない。

最初のレシピは味はまずまずだったので、材料配分を最初のレシピ、作り方を
後のレシピで作ってみた。これならいける。

この手作りパンに、姉が大量に送ってくれた自家製の梅ジャムがまた合う。
なによりどちらも無添加なのがいい。


ということで、3月始めから始めてすでに5ヶ月。2日に一度、老夫婦で手分け
して作り続けている。まだ"男子厨房に入らず"が残る最後の世代。分業化が結構
コミュニケーションに役立っているのかも知れない。


参考までに作り方を例記。

材料(4人分:パン8ヶ)
 強力小麦粉    200g
 無塩バター    小匙 4
 砂糖       大匙 2
 塩        小匙 1/2(好み)
 ドライイースト  小匙 2
 牛乳       140cc(夏)~150cc(冬)

作り方
 ①ボウルをキッチン秤に載せて風袋引きに合わせる
 

 ②ボウルに小麦粉を入れ、砂糖とドライイーストを1箇所に纏めて加える。
  砂糖とイーストをフォークを使って馴染ませるようによく混ぜたあと小麦粉と
  混ぜ合わせる。さらに塩を加えて再度混ぜ合わせる。
 
  混ぜ合わせたもの
 

 ③牛乳とバターを耐熱容器に入れ、レンジで30秒加熱しバターを溶かす。
  これを少量ずつ②に加えて捏ねる。
 
  最初はボソボソとするが捏ねるに従って次第にまとまってくる。
  単に搗くように押すだけでなく押しつけながら上方向に押し延ばす感覚でやる
  方がいいようだ。
 

 ④纏まった生地を数回ボウルに投げつける。(ガス抜き?必要ないかも)

 ⑤生地を丸めボウルに軽くラップをかけ発酵モード(37℃)で40分間、
  一次発酵。
 

 ⑥8等分に切り分ける。上の分量でだいたい46、7グラム。
  手の中で丸めて、レンジのオーブンパンにクッキングペーパーを敷いた上に
  並べる。

 ⑦軽くラップをかけてレンジの余熱で10~15分寝かせる。

 ⑧まな板の上に薄く小麦粉をまぶし、その上でボール状の生地を縦方向に
  押し延ばし折り畳む。更に横方向にも同じ操作をしたあと丸める。

 ⑨軽くラップをかけて発酵モード(37℃)で20分間二次発酵。

 ⑩表面に溶き卵か牛乳(牛乳の方が手間がかからない)を塗り、
  230℃で10分焼く。

  ふっくらパンの出来上がり。時としてパンのいい香りが家中に広がる
  ことがある。
 

 












テスト(携帯カメラから画像のアップロード)

2013-08-03 | 日記
 携帯カメラで撮った画像はPCを経由しないとアップできないと思っていた。
PCを経なくてもアップできるということが判ったのでやってみた。

携帯から直接アップできれば、iPadからでも画像を添付したブログが書ける。
使うブログはGooブログ。

ブログを開いて「ユーザー設定」を開き、「投稿先メールアドレス」と「メール投稿用
メールアドレス(携帯メールアドレス)」とを設定する。
そして携帯から投稿先メールアドレスに画像を添付して送信する。
ただし、「投稿先メールアドレス」はpost-xxxxxxx@goo.mail.ne.jpのxxxxxxの部分を
自分好みの言葉に設定すればいいのだがそのまま送るとブログ上でいきなり公開される。
写真を非公開にするにはpost-の部分をdraft-にして送ると写真は非公開となる。


基本設定を終えて山口駅前で撮った画像を送ってみた。

山口駅前に展示してある瑠璃光寺三重塔のミニチュア
いつもの通り駅前を抜けようとした時、駅入口付近に展示してあるのが目についた
ので寄ってみた。
屋根下で雨はかからないものの吹き晒し、野晒し状態。個人からの寄付品ということ
だがすこし哀れ。


山口駅前ロータリー
駅内の階段を登ったところに観光協会だったかの事務所があり、その入口のフロア
ーから撮影。2階があるとは知らなかった。JRの支線とは言え、駅前は県庁所在地の
駅前としては寂しい。都道府県庁所在地の市街地にJR本線が通っていないのは
鉄道が通っていない沖縄を除き、山口だけだろう。



いつ倒れてもおかしくない、一見して病的な県知事は、岩国基地問題にしろ
上関の原発問題にしろ「国の専決事項」が口癖ですべて国任せ。
そして災害の復旧はもちろん、県の活性化についても国にお願いするばかり。

「住みやすい県、日本一」などと吹聴しているが、若者の県外流出は進み超高齢化
へただひたすら邁進している。独居老人や老夫婦だけの家庭が増えて「住みやすい県」
もへったくれもない。

県の地盤沈下は果てしなく進む。

胡蝶蘭の再開花

2013-08-01 | 日記


 今年1月末に執り行った33回忌の法事で親類が三列ある立派な胡蝶蘭
一鉢を贈ってくれた。胡蝶蘭は花持ちがよく、1ケ月以上咲き続けて故人を偲ばせて
くれると同時にまた楽しませてくれた。


普段なら花が枯れたあとはそのまま廃棄してしまうところだが、ネットで調べてみると
胡蝶蘭は植え替えがきくということが判ったので植え替えてみた。



 立派な出荷用の植木鉢に小さなポットが3鉢入っていて、うち一鉢は根腐れを起して
いたので廃棄。残る二鉢を植え替えてみた。マニュアルどおり花の茎は根元から5cm
くらいのところで落として移植する鉢には新たに枯れ苔を追加した。茎を切る挟はやは
りマニュアルに従って火で炙り消毒した。これが2月の終わりか3月の初め頃。

胡蝶蘭はもともと熱帯樹林帯の樹木のウロに自生していて、時々薄日が当たり風通しの
いいところを好むとあるのでモミジの木立の根元に置いていた。それから5ヶ月の間、
時折散水するくらいで特に世話らしい世話もしていなかったのだが、昨日一鉢から
まっすぐに茎がのびて蕾らしいものが数個ついているのに初めて気が付いた。

一緒にモミジの幼木数本を鉢植えして並べているので茎が伸びているのに全く気が付か
なかった。それにしても植物の生命力に驚く。

花はどうも小振りのようだ。頂いたときのような立派な花は望めそうにないが、小さい
花でもいい、このまま順調に開花してくれるといいが・・・。






池の金魚 今年も孵化

2013-07-30 | 日記
今日、以前から気になっていた庭の池の清掃をした。

ここ1年以上掃除しておらず、家人が少し水の臭いが気になるので掃除を
したらと言っていた。

手製のろ過網でオロ状の沈殿物を時折濾し取ってはいたが、この沈殿物は
微細でろ過網が目詰まりし易いためなかなかろ過しにくい。2ヶ月ほど前に
内容物の重量に耐え切れずに網が破損して以降、オロ状のヘドロは溜まる
一方だった。

判ってはいたが水の入れ替えをやらなかったのは、一つは防鳥対策で池に
ネットを二重に張っていて外すときに絡んでしまうと大変な作業になること。
それと、池で飼っている金魚に稚魚の孵化の可能性があったこと。春先から
幾度となく激しい求愛行動が続いていた。水を替えると卵が流れてしまう。
それにこのところの猛暑。熱中症にでもなったら大変だ。


昨日、今日と曇り続き。稚魚の孵化も今年はなさそう。と、いうことで
思い切って水を入れ替えることにした。

水を常設の排水ポンプで抜いて、一箇所に集った金魚を網で掬って盥へと
移送。するとなんとメダカほどの大きさの稚魚が数匹混ざっていた。全部
で6匹。

去年は12匹孵り、10匹が残っている。居なくなった2匹のうちの1匹は
野良猫に捕られてしまったもので、これが野良猫捕獲作戦のキッカケとも
なったわけで戦果は野良猫の捕虜が都合5匹。このところ野良猫の闖入は
なく現在休戦中である。

ともあれ今年の孵化は昨年の半分だが、今年も無事に成長していってくれる
ように願うばかりである。

溜まったオロをポリバケツに4,5杯運び出すなどして、汗をぬぐったタオル
が絞れるほど汗だくになること奮闘約3時間。

作業終了後の麦茶と、缶ビールのうまかったことこの上ない。



風呂場換気扇

2013-07-15 | 日記
今日は風呂場換気の修理。
数日来、風呂の換気扇の回転が悪い。昨日、全面のカバーを外して手で回してみると
異常に固く、どうやら軸のベアリングが焼き付きかけているらしいのはわかった。

表側、つまり全面のベアリングはファンを取り外せば簡単に注油できるが、裏側、
つまり奥の方はそのままでは注油できない。モーターは前後2つのケーシングで合わさって
いて両者が4本のボルトで締められている。

ボルトを外すとケーシングが割れて回転子が取り外せる筈だが、昨日ボルトを
外そうと試みたものの、うち1本だけがどうしても緩まない。仕方がないので
表側だけ注油して当分様子を見ることのした。

しかし、昨晩再度みてみるとやはり動かない。軸の回転も硬い。
そこで意を決して、回らなくなったボルトの頭をドリルで落として外すことにした。

でも手動のドリルでは一筋縄ではなかなか進まない。換気扇一式を取り外せば
いいのだが、外すとなると結線も切らなくてはならず面倒だ。
取り付けたまま作業をやったので力がなかなか入らない。汗だくにありながら必死にドリルを
回した。軸と軸受けを磨き上げ、ミシン油をタップリと差してやると軽く回るようになった。

潰したボルトはあり合わせのボルトで代用。こんな時、他の機器を分解した時にとって置いた
ボルトやビスが役に立つ。

かくて風呂の換気扇は音を立てて回るようになった。それにしてもこの換気扇はもう35,6年
も使い続けている。なかなか丈夫。




エアコンの更新

2013-07-15 | 日記
 20数年使ってきた寝室のエアコンが動かなくなったので
最新の機種に取り替えることにした。

猛暑続きで据付工事が立て込んでいるらしく、付け替えは2日
待たされ昨日夕方に工事業者がやってきた。

冷媒のフロンは残ったまま。動かないエアコンのフロン回収は
どうするのだろうと思っていたら、回収せずにバルブを開けて
大気にそのまま放出した。無臭とは聞くがやはりわずかながらに
臭う。それにしても放出は数分間続き、結構な量である。

確か、オゾン層破壊防止のため大気放出は規制されているのでは
ないかと思うのだがそれを言っても始まらない。

ただ、フロンを回収しないのだったら取り外しは簡単で自分でも
できた。リサイクル処理費2500円何某は致し方ないにしても
取り外し費5000円余は大きい。
フロンを回収するものと思って業者に任せたのだが・・・。

オゾン層破壊→紫外線被曝量増加→皮膚ガン増加という図式は
高緯度に住む白人なら兎も角も、個人的にはなにやら風吹けば
桶屋が儲かる的な匂いがして胡散臭く感じるのだが、ともあれ
決まったことは守らねばならない。

かくして古くなったエアコンのフロンは、多分殆どが大気に
放出され、その量は日本だけでも相当の量になるはずである。


 それにしても室外機の取り付けの乱雑なこと。架台のボルト
穴の位置が新旧で会わないため、4本のボルトのうちまとも
に入っているのは1本だけ。もう1本は半掛けの状態で、残り
2本はなんと番線で留めている。ステンレスの番線であること
がせめてもの救いではある。

クマゼミの初鳴き

2013-07-13 | 日記
昨朝、クマゼミの初鳴きを聞いた。しかしまだ時期が早いと見えてほんの一鳴きで終わった。
梅雨明けが例年より2週間も早いので、蝉の方も戸惑っているのであろう。
今日も鳴いたと思ったらこれも一鳴きであった。

例年、夏の盛りには隣家の裏庭に生えている桜に大量に発生する。日の出過ぎからの数時間は
騒音で包まれる。桜は我が家から離れているのでそれ程気にはならないのだが、やはり一部が
居場所を求めて我が家の楓の木に流れてくる。

これは寝ている枕元から10メートルと離れていないのでうるさくて敵わない。毎朝、ベランダ
から放水して追っ払うことになる。毎日が闘いである。

生まれ育った九州ではクマゼミは警戒心が強く、気の高いところに留まっていることが多かった
のでなかなか捕捉することが難しかった。当地ではいとも簡単に捕獲できる。しかし捉えれば
一層うるさく鳴く。子供の頃は透明な羽根が眩しく貴重であったが今は厄介者。

買い物に出掛けたとき、売り場にクマゼミの鳴声を流すところがある。もう暑苦しくてかなわない。

そんな蝉も9月の初めにはツクツクボウシに変わる。

地中で幼虫生活6,7年。地上に出てからわずか数日の命という。そう考えると愛おしくもある。




やっと届いた中国通販・・・エアコン故障 顛末記 (続々編)

2013-07-12 | 日記
 中国の大手通販から取り寄せたエアコン基板の部品が今日やっと届いた。

先月27日夜に注文して実に14日目、2週間もかかった。"Delivery4-6days"
とあったのをマユツバ物ではなかろうかとは思いつつも少なからず期待は
していた。しかし、やはり不安は的中した。

悪いことに今年は梅雨明けが2週間も早く、この間に季節は盛夏に移って
連日猛暑が続いている。

発注から出荷までが7日。さらに集荷場などで滞在すること5日。
合計12日。 もう完全に嫌がらせ。 EMSのEはExpressの
Eではなかったのか。中国のEMSはExpressでなくSnail
(かたつむり)らしい。

一方、日本に到着すると、その手際のいいこと、速いこと。大阪到着後
わずか2日で配送されてきた。中国内でのモタツキは一体何だったのだろう。
ヨット遭難の辛坊氏ではないが本当に「この国に生まれて本当によかった」
といいたい。


06/27 20:19 発注
07/03 20:34 引受(出荷)                       CHINA
07/04 02:29 国際交換局から発送 GUANGZHOU EMS   CHINA
07/06 21:26 国際交換局から発送 GUANGZHOU EMS   CHINA

07/09 19:27 国際交換局に到着  大阪国際郵便局  大阪府
07/10 09:00 通関手続中      大阪国際郵便局  大阪府
07/10 14:42 国際交換局から発送 大阪国際郵便局  大阪府
07/11 09:22 通過           XX郵便局    山口県 (XXは市の中央局)
07/11 12:36 到着          ◯◯郵便局    山口県 (◯◯は集配局)
07/11 15:41 お届け済み     ◯◯郵便局    山口県

肝心の注文品の荷物であるが、裏表スポンジで挟み無造作に
ラップで包んだものがただ一つ封書に入れられて送られてきた。

封書(表)


封書(裏)


内容物(ラップで無造作に包装されている)


注文品(パッケージを開いたところ)

中古品ではなく、一応sharpのロゴは付いていた。


で、肝心の故障したエアコンの方はというと、1時間ほどかけて組み立てて
立ち上げてみたものの、残念ながらまたすぐにダウンしてしまった。
前のように20Aのヒューズが飛んでいた。予め予想はしていたが、恐らく
コンプレッサーのモーター巻き線が痛んでいるのだろう。
結果的には中国で12日。国内で2日。合否の判定はというとわずかに1時間。い

基板のフォトカプラーが焼けて破裂してさえしていなければこんな時間も
金も無駄なことはやらなかったのに、と悔やまれるところだがまあ中国通販に
よる部品調達といういい経験をしたと思って諦めることにする

それにしても猛暑ゆえエアコンの需要が急増している筈なので、在庫があるか
どうか、こちらの方が心配である。


【後記】
午後エアコンを求めに近くの量産店に出掛けた。やはりパナソニックは人気が高く
在庫がない由。三菱の霧ヶ峰ならあるというので早速注文した。でも工事の方が
集中しており取り外し、取り付けは明後日になるとのこと。
先刻ネットでニュースのヘッドラインを見ていたら、エアコンの需要が例年の
3.5倍だそうだ。
夏はしっかり暑く、そして冬は寒く、というのが経済にとって好条件のようだ。
円安、株高などといって景気を煽るだけの経済はどこか怪しい。