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忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

満開のハナミズキ

2014-04-19 | 日記
 昨日、町内の医院に家人を送って行き駐車場で診察待ちをしていると駐車場隣のマン
ション敷地に植わっているハナミズキが満開となっていて思わず見惚れてしまった。

 

マンションのベランダには小さな鯉のぼりが見える。そう言えばあと10日もすれば
風薫る5月。

 診察までしばらく時間がかかりそうだというので周辺をブラリ一周してみるとそこにも
みごとな満開のハナミズキが…。



そして紅モクレンも。



 ハナミズキの花は目立たずひっそり咲く感がありあまり印象に残らない。今年は桜が短
かった。あっという間に咲き、あっという間に散っていった。今年のハナミズキは短か
ったサクラの花を補うかのようである。

一青窈の歌に「ハナミズキ」がある。アメリカで起こった9・11同時多発テロ事件被
害者追悼のために書いたと聞いたことがある。

お隣の韓国で死者・安否不明者が300人を超える海難事故が起こっている。大半が
修学旅行中の高校生という。安否不明者の無事を祈るばかりである。


クロユリ芽吹き

2014-03-29 | 日記
 数年前に信州・鬼無里(きなさ)と白馬道の駅で購入したクロユリ2鉢が今年も
無事新芽を覗かせた。

毎年5月のGW連休後に名前の通り、黒い花をつけて楽しませてくれる。

もともと高山植物で北アルプス・立山でしか見られない貴重な草花だったとかで、
太閤秀吉の桃山時代に富山の領主だった佐々成正から秀吉の正妻ねねのもとに贈られ
、それをねねが珍しいものとしてさも大事そうに披露したしたところ、数日後
愛妾の淀君が部屋いっぱいに雑草を混ぜて披露して溜飲をさげたという、いわゆる
妻-妾の醜い泥試合に思いを馳せて眺めている。

ただし、国内で流通しているクロユリはその殆どが北海道沖の千島産らしい。千島と
いえば寒冷地に変わりはないが少し残念ではある。

今年は地中で球根別れしたようで多数芽を出した。秋口になって地上部分が枯れたあとに
株分けをするべきだった。茎が多いと栄養分が分散される為花が付いても小ぶりである。
今年もたぶん大輪の花は望めないだろうが、毎年この新芽を見ると春を感じる。

同じく信州で購入した水芭蕉も芽が出てきた。こちらの方は4,5年経っているが
残念ながらまだ一度も花をつけたことがない。


 新芽3つ出ている


 こちらは新芽多数


 cf.一昨年の開花

ブログ閲覧者、訪問者の急増

2014-03-23 | 日記
 このところブログ閲覧者数が150前後で推移していた。だが一昨々日その五倍以上の
840に一気に急増した。一昨日は420まで下がったがそれでもまだ多い。

ブログを更新したのならその記事に吊られたのだろうと推察もつくが、なにしろ
3/1以来、約3週間もの間まったく更新していない。
なぜ閲覧者が急増したのか、その理由がわからず少々気味が悪くなった。

早速ネットで調べてみると、やはり同じようなケースが多々あるようで、ある日一挙に
10倍に急増したケースもあるとのこと。どうやら自動巡回ツールや検索エンジンロボット
なる機械的な検索に引っかかったのではなかろうかということで一先ず落ち着いた。

奇しくも今アクセス解析(有料)のキャンペーン中とかでアクセス数の時系列
変化や人気記事が何なのかを無料で見ることができるようになっている。
調べてみるとブログで検索に引っかかったのは「朝ドラで安田成美が突然の降板した真の理由を知る」
が9割以上と圧倒的に多い。随分前にNHK番組の朝ドラで「春よ来い」というのがあって、主演の
安田成美が番組終盤にさしかかったころで突然降板するという不可解な事件があった。

病気降板ではなさそうだったので脚本家の自慢話(「春よ来い」は脚本家の自伝的ドラマだった)に
嫌気がさしてのことだろうとずっと思っていたところ、数ヶ月前にNHK「鶴瓶の家族に乾杯」を見ていて
ひょんなことから安田成美がいわゆる「在日二世」であってドラマ内の朝鮮統治時代の描写に嫌気がさして
の降板であるらしいということを初めて知った。その「ひょんなこと」で知った経緯をブログに記したのだが
それがよく読まれている。

このところヘイトスピーチが問題になっており、また先日も人種差別的な横断幕を掲示したとかでサッカー
Jリーグで無観客試合となるペナルティーが課せられた。だが、口汚いヘイトスピーチは兎も角としても
うわべだけの綺麗ごとに見える「博愛主義」は本当にいいのだろうかと思う。小学校ではあるまいし「皆んな
仲良く」はない。日本に暮らしている以上は少なくとも同化してもらわなくては困る。日本統治時代の遺物で
ある在留特権はそろそろ廃止すべきだろう。

多くの在日一世が戦時中の強制連行で連れてこられたと言う。だが、殆どの強制連行の被害者は帰るべき
故郷を持っており戦後故郷の半島に帰っているはずである。今在留しているのは帰るべき故郷を持たなかった
流れ者か、故郷があっても帰るに帰れない事情のある人、終戦直後の国境警備が手薄の頃に密航して来た人達
が多い。

今から半世紀も昔の小学校時代、クラスに2,3名の半島出身者がいた。当時、日本全体が皆貧しかったが彼ら
はそれ以上に貧しかった。小学6年の時、違うクラスだったが「北」の帰還事業で帰国する男子生徒がいた。
体が大きく、絵画が飛び抜けて上手い生徒であった。

「北は夢の楽園」との喧宣に喜び勇んで帰還したものの本国に帰還したらより悲惨な運命が待っていたと
その後に聞いた。「大きくなったら北で首相になる」といっていたがその後いかなる運命を辿ったのだろうか。

自民の新 “戦略” !?

2014-03-01 | 日記
2週間ほど前に突然ノートPCがダウンし、ブログ更新がしばらく滞ってしまった。

突然ブルースクリーンが現れて止まってしまう。
完全にダウンしたのならあっさり諦めもつくが、再起動すると何となく動くから始末が悪い。


いろいろ調べてみたところ、どうもメモリーがいかれてしまっているらしい。メモリーチェックのソフトで
チェックをかけてみたらエラーで真っ赤になった。長年愛用したパナソニックのLet's noteという機種。
サービス終了が間近というwindows xpの搭載の古い機種だが非常に軽く、ベッドで横になりながらお腹の上に
乗せて使えるので大変重宝していた。消費税アップ前に新機種に乗り換えるか否か、まだ諦め切れないでいる。


前置きが長くなったが、先日のニュースによると自民が次回選挙で女性候補を増やし党勢拡大を図る方針だと
言う。

このニュースを聞いて、数ヶ月前に麻生氏だったかが「憲法改正はナチスのような手段で(穏やかに)やれ
ないか」と発言して物議を醸したことを思い出した。
どうも最近の――というより発足当初からだが――安倍氏に一種の“幼児性“が感じられて仕方がない。


安部政権になるとはぼ同じくしてタイミング良くそれまでの異常な円高が是正され、また株価も1万円以上を
回復。それをあたかもアベノミクスの成果のように吹聴する。だが果たして”三本の矢”という政策の
中身は一体何だったのか。経済は円安や赤字国債増刷の補正予算などでは長続きしない。為替レートや
株価は大臣や米国の財政議長の軽い一言で上下するほど経済の実態とかけ離れている。円安は投期筋の
マネーゲームの結果でしかないのにマスコミもあたかも景気が回復しつつあるように装って消費を煽る。
円安は輸出企業が一時的に潤うだけで、じきに原料等の高騰で跳ね返ってくるはずだ。為替レートなんて
安定してあまり変わらない方がいいに決まっている。今や為替レートや株価は商品の一つであって経済の
指標になっていないのは明らかだろう。

補正予算にしても公共投資が多い。先月に中九州に出かけた折にあっちこっちで道路工事をやっているのに
出くわした。その多くが必ずしも必要とは思えない歩道整備である。家の近くでも道路整備とやらを長い間
ずっと続けている。おそらく国からの補助金が増えているのだろう。公共投資削減で建設業者が苦境を呈した
のは承知しているが、はっきり言って公共投資は一時的な消費でしかなく明日に利潤を得ることはない。
しかもその財源が赤字国債なのだから余計始末が悪い。赤字国債は25年、30年先のわれら子供、孫が使うべき
税金である。

それにしても今日の来年度予算の衆院可決は酷い。強行採決に近い採決もそうだが、大幅な歳費の増加。
消費税増税を国民の多くが止む無しとして認めたのは国の借金を減らすためだったはず。

お仲間からのNHKの経営委員や会長の選任、集団自衛権行使の憲法曲解による是認の動き、そして今日の
衆院採決。いよいよ”幼児性”が目に余るようになってきた。

今は対抗馬がいない。だが「驕れるもの久しからず」である。


※それにしてもNHK会長の籾井氏は人格的に問題が多いようだ。昨年アジアバドミントン連の臨時総会で
会長を解任されている。独断と専行が強かったらしい。
また出身の三井物産でも副社長時代に会長が次期社長に指名したにもかかわらず周囲の反対によって反古
になったという過去もあるとのこと。今回のNHK理事に日付空欄の辞表を提出させたことといい、慰安婦
発言についての経営委員会や国会での答弁を考えあわせるとどうもTOPにすえるべき人物ではないようだ。



猫トラップ 作り方 … ラッチ部分

2014-02-21 | 日記

野良猫の悪戯に困っている人が他にもいるようで、自作の猫トラップの成果を数回に亘り自慢気に記した
ところ作りたいという人からコメントという形で問い合わせがあった。シャッターが一旦閉まったら開かない
ようにするためのラッチ部分についてである。

コメントでお返ししたが、やはり文章だけではわかりにくいようだ。そこで写真を付けて紹介したい。

ラッチ部分ー上から

左側に八の字を横にしたように広がっているのがガイド。この両方のバーでハッチバック式に降りてきた
シャッターの外枠をキャッチする。内側のバーはシャッターの金網の目の間を通り抜けるようにセットする。
(網の目の中央部分にセットし、内側にあまり大きく広げ過ぎないようにする)
右側からガイドの間に伸びるのがラッチ部分。ラッチの先を外側に広げている。降りてきたシャッターの外枠
がこのラッチの先の部分を押し広げながら入り、ラッチに引っ掛かると戻らない仕組みになっている。
従ってラッチの柄の部分は遊び代を取って長めにする。(番線は比較的柔らかく曲がりやすいので柄の部分が
短いと曲がったままでもとに戻らずラッチが効かなくなる虞がある)


横方向から

ラッチは浅からず深からずが肝要。“レ”の字型に曲げたあと、一旦下に曲げてから外側に向けて広がる部分を
取る。こうすることで適当な深さのラッチができる。(下の写真も参照)
なお、ガイド、ラッチとも柄の部分を“L”字に曲げて3箇所(角の部分とLの両端)を籠枠にワイヤーで緊縛して
固定するとズレない。


真上から

写真を使っても説明は甚だ難しい。


※※※※※※※※※※※※

ブログやHPで愛猫の投稿をしばしば目にする。ネット愛好者には猫愛好家が多いようだ。猫は確かに可愛い。
我が愛する猫に何たる所業だと言って叱責を受けるかもしれない。だが太々しくズル賢い野良猫は困りもの。
車庫の通用口側のシャッターを1週間以上閉めたままにして久し振りに開けたら猫がいきなり飛び出してきたこともあった。
また、台所の天井で子猫の鳴き声がすると思ったら天井板にはめ込んである照明器具の上で子育てをしていたということもあった。

以前車庫に逃げ込んだのを幸い、閉じ込めて大きな威嚇音をたてるなどをして散々脅かしたがしばらく経つと
どこ吹く風でまた現れた。質問氏は捕獲して唐辛子スプレーで脅かし近寄らないようにしたいとのことだが、
やはり遠くに放逐するのが一番のようだ。

おかげを以ってここ暫く猫の姿を見かけない。


野良猫バトル part.6

2014-01-24 | 日記
 我が家の庭に入れ替わり立ち代り闖入していた野良猫。

昨年3~4月に自作の猫トラップ(捕獲器)で5匹ほど捕獲し少し離れた山林
に”移住”してもらったのでしばらく闖入は収まっていた。

ところが最近、またまた頻繁に姿を見せるようになった。不届きにも、ガラス戸
越しに庭から室内を窺って目があうことさえある。

幼い頃実家で猫を飼っていたこともあり猫は嫌いではないが悪戯は困る。家人に
よれば、日干ししている布団に寝そべっていたり、ベランダの履物の上にマーキング
したりしたことがあるらしい。そもそも猫トラップを自作してまで駆逐しようと
まで思い至ったのは、大事に飼っていた池の金魚を掠め取るところを目撃したこと
に始まる。庭に来た野鳥も付け狙い、追い払う。

そこで、久々に自作の猫トラップに餌(竹輪)をセットしてみたところ、すぐに
野良猫が掛かってきた。これで通算6匹目。今回は塀を乗り越えてからトラップに
掛かるまで、その一部始終を観察することができた。その間10分足らず。
しばらく最初は何が起こったか理解できないようだが、退路が断たれたとわかるや
慌てだす。そしてやがて諦めておとなしくなる。

かわいそうだがこれも致し方ない。猫と人間の知恵比べ。

その後いつものように丁重に処遇し他所に”移住していただいた”のは言うまでも
ない。


だが、室内を窺う例の厚顔な野良とは違う。バトルはまだ続く。

携帯電話の迷惑メール

2014-01-14 | 日記
2,3日前から携帯に迷惑メールが入ってきて困っている。

以前は着信拒否リストに登録すると入らなくなっていたが、今回の迷惑メールはアドレスだけでなくドメイン
までを拒否リストに登録したにもかかわらず次から次と入ってくる。それも深夜、未明と就寝中にもお構いなし
である。

いずれもドメインの最後が「.mobi」となっていて同じサーバーから発信されているようだ。
いく度拒否をしてもはいってくるはずである。どうやら「.mobi」というのはアドレスを有料で提供している
運営体が発行しているドメインらしい。

迷惑メールが入ると即座に拒否に設定し内容を確認することはない。大半の人が同じことをしていると思う。
こんなことをしても儲けはないだろうに何の目的で送りつけてくるのか不思議でならない。

拒否を続ければいずれ来なくなるだろうことを祈り、拒否登録を続ける。止むことがなけば
こちらのアドレスを変更するまでだ。

ロウバイの花

2014-01-13 | 日記
庭の3カ所に分散して植わっているロウバイがいま一斉に咲き誇っている。蝋を纏ったような黄色い花びら
が蜜蝋を連想させ、花の形が梅に似ていることから「蝋梅」と名づけられたようだ。


周りの木々、草花が葉を落として殺風景な中で黄色の花が目に付く。
このところ寒い日が続くがロウバイが花をつけると春が近づきつつあることを実感する。

ロウバイの花言葉は「先導」「先見」「慈愛」 「優しい心」。

間もなく大学入試の共通一次試験が実施される。全ての受験生に〝春〟がくることを祈って止まない。

訂正: 現在は共通一次試験ではなく大学入試センター試験でした








すぐ硬化してだめになるステレオヘッドホンのコード

2014-01-10 | 日記
毎日ヘッドホンを耳に着けてラジオのFMを聞きながら寝るのが習慣になっている。
ところが一年かそこらでヘッドホンのコードの被覆がなぜか硬くなり折れてしまう。
今回も2月に取り替えて10ケ月しか持たなかった。

不思議なことに、材質的には根元から末端まで同じはずなのになぜか左右のイヤホン
に分岐し単線になった部分だけが硬化して、分岐する前の部分は問題がない。

何度もコードを取り替えるうちにイヤホンの筐体カバー(筐体にイヤホン本体を固定するためのもの)が壊れてしまったので、いまは太い熱収縮チューブを短く切って
ドライヤーで収縮させることによって代用している、

なぜコードだけを取り替えてイヤホン1式取り替えないかというと、一にこのヘッド
ホンのジャックが特殊な構造をしているから。メーカーはSONY。ウォークマンの
手元コントローラに差し込むようになっていて市販のミニジャックのタイプは使えない。


 上の白いものが通常のミニジャック(ストレートタイプとL字型)
 下がSONYウォークマンの特殊型ジャック

軽量化のためにこのような特殊型にしたのだろうが、SONYは時としてこのような
独りよがりとも言えることをする。SONYの凋落の原因の一つかもしれない。
MDウォークマンも同じタイプである。

で、この場合に役にたつのが100円ショップ。ヘッドホンにはリール付きのものと
リール無しのものの両方があるがリール無しのモノを買う。リールタイプのものは
ジャックを取り替えるとジャックがリールの中に入って取り出しにくくなる虞が
ある。

買ってきたのはこちら。

100円ショップのゼリアで求めたらチャックつきの袋に入っていた。

中味はこちら。


ジャックをニッパで切り落とし、イヤホンも外してコードだけを利用する。

イヤホンはそのままでも使えるがSONYのものと比べると音がまるで違う。
SONYは低音がよく効き重厚な音である。さすがSONYといえる。

ジャックの取替えはサイズが小さいだけに手間がかかる。端子をハンダゴテで
接続しこちらも熱収縮チューブを三重に重ねてコードの交換作業完了とする。




知恩院・除夜の鐘で出会ったフランス人カップル

2014-01-10 | 日記
 昨年の大晦日、知恩院の除夜の鐘撞きを見る(聴く)ために訪れた時
参詣者の列が既に円山公園の出口まで伸びていた。

最後尾を示す整理員の指示に従って列に並ぶと我々の直ぐ後ろに若い西洋人の
カップルが続いた。ほかにもちらほらと西洋人が混ざっているのが見える。

除夜の鐘というのはいわずと知れた仏教行事。キリスト教徒である彼らが
長時間待ちの長い列に並んでまでも見ようとするのはなぜだろうと思ってみていた。

二人が話しているのは英語ではなくフランス語らしい。さすがにフランス語
は判らないし話し掛ける勇気がない。

1時間ほど経ったころ整理の係員が繰り返しトイレの案内をする。「境内にトイレ
はない。眼前の観光バス発着場にトイレがあるので済ましておくように」といった
内容である。

別にトイレに行きたいとは思わなかったがこう何度も言われれば妙に行きたくなる。
日本ではこの手の過剰とも思える案内が多い。この場合もそうだ。列に並んで待って
だけなので人の出入りは全くない。いつもの癖で、それほど何度も言う必要はないで
ないかと思いつつ、それほど言うならばと思い忠告に従うことにした。

歩道と車道の間には腰までの高さのフェンスが続いていて隙間がない。当方、恥ず
かしながら短足中の短足。道路の向かいにある観光バス発着場に行こうとしてこの
フェンスを跨ぎ越した時後足がこのフランス人男性に当たってしまった。

思わず日本語で「御免」と謝ったが、用を足して再度戻ろうとすると今度は相手が
用心して避けてくれた。

今度は「Sorry」と言うと「No problem]だったか「Not at all」だったか英語で
返事が返ってきた。英語を話すかどうか尋ねると「少し」喋れるというのでここは
チャンスと話しかけてみた。

フランスのディジャン市から来て5日目という。当方残念ながらパリとリヨンくらい
しか知らないというと(マルセイユやノルマンディーもあったが)パリとリヨンの
間にあってワインの一大産地だと説明してくれた。

日本人は本当にワインが好きだと答えて、「ボージョレヌーボー」で日本はバカみたいに
大騒ぎすると言おうとしたらそれまで停滞していた列が急に進み出したため会話は終了した。
(ボージョレーはリヨンの直ぐ北、ディジョンはさらにその北に位置する)

ipadを持って来ていたので地図を見せれば、そしてもう少し前に話しかけていれば
もっと話が出来ただろうにと思うと残念である。

それにしても彼らはなぜ除夜の鐘に興味を持ったのだろうか。そしてどんな印象を
受けたのだろうか。


今年の初仕事-障子張り

2014-01-05 | 日記
 今年の初仕事は障子張り。

義母が溜めに溜め込んだゴミ部屋が3部屋もあり、昨年およそ2ケ月かけて片付けた
ことは以前のブログに書いた。

和室2部屋は畳が使い物にならず板張りにすることにし、うち一部屋のフローリングは
業者に依頼してもう一部屋をDIYで施工した。このこともその後のブログで紹介した。

床を綺麗にしたあともまだ障子が残った。すぐ外側にガラス戸があってカーテン代わりの
障子なので別になくても構わないのだが外すと置き場に困るし、かといって桟だけの
障子もおかしい。

障子は大小6枚。昨年末までに水洗を済ませ後は紙をはるだけにしておいたが
さすがに廃屋同然の部屋の障子は、桟までもがホコリまみれとなっておりぬぐっても
汚れは簡単に落ちない。しかも軋んで動かないところや外せないものまであった。

障子の上下を削って外し、ゆがみを直し軋みなく動くようにするのも大変であった。
長年使わないでいるとこんな有様である。人もモノもメンテナンスが大切ということ
だろう。

障子の張替えはさほどの技術は要らない。桟の部分に皴ができないように障子紙を引き
伸ばしながら貼ることさえ気をつければ十分である。仮に皴ができたとしても桟の所を
指で押さえて滑らせていくと皴や歪みが消すことが出来る。

紙を貼ったあと霧吹きか、スプレー、これらがなければ指先を水に含ませて弾くように
水を均等に掛けてゆけば乾燥すると紙が縮むので皴や歪みが消えてしまう。

かくして障子の張替えで部屋が明るく綺麗になった。
だが、障子の枠のところに鼠に齧られた痕が残る。こちらの方は補修が難しい。

京都・知恩院に「除夜の鐘」を聞きに行く

2014-01-05 | 日記
 今年の年末・年始は子供たちが帰省しないというので、大晦日に京都の除夜の鐘を
この耳で聞いてみようと思い立ち行ってみた。

京都の除夜の鐘はTVの「行く年、来る年」でよく中継される。以前泊まったホテルの
係員の人から京都はお寺が多いので市内の方々から除夜の鐘が聞こえると聞いたことが
あり、一度聞いてみたいと思っていた。

ここ数年、年末を阿蘇の温泉で一年の”垢落とし”をやり、正月は家で迎えるパターン
が続いたが、今年はある理由で正月を家で迎える気がしなかったこともある。

実際のところ12月始めに京都市内に宿を予約していたものの直前までどちらにするか
逡巡していた。だが家人に聞いてみると家人はあっさりと京都の方を希望。知恩院の
除夜の鐘搗きを見たい(聞きたい?)という。家人に聞くまで知らなかったがお坊さん
数人がかりで搗く壮大なものらしい。

予約した宿は偶然にも知恩院から2km余りで、京都で最も賑やかと言われる四条通り
を散策しながら抜ければ歩いて行けない距離ではない。というのは車やバスは今年の
秋の紅葉シーズンの時に懲りた経験がある。この時は三条大宮から永観堂まで4km
ほどと距離があるので車でいったところ渋滞に巻き込まれて2時間もかかってしまった。この時は永観堂前で私営の小さな臨時駐車場に偶然空きがあってすぐに駐車できたが
駐車場探しに梃子摺っていたとしたらもっとかかっていただろうと思う。4kmなら
早足だと1時間程度で着く。それが車では倍の2時間もかかってしまった。勿論バスも
渋滞で進まない状態であった。だから歩いて行ける距離はありがたい。

神戸に1泊し31日は午後1時過ぎに京都に着いたが、チェックインの時間までまだ
時間がある。京都駅前の駐車場に車を置き地下街を散策。駅ビルの北口にある長い
エレベータで屋上の広場(「葉っぴーてらす」と言うらしい)まで上ると途中のフロア
(これは「室町小路広場」と言う)には左右に大きな門松が設置されていてすでに正月
モードになっていた。


除夜の鐘の撞き始めは午後10時40分からだが人手が多く少なくとも2時間は列に並んで
待つ必要があると言う。また余り遅いと入場制限があって入れないことがあるらしい。
そこでホテルを8時ごろに出ることにした。

ホテルでチェックインを済まして早速近くにある錦市場を散策することにした。
巾2m弱の通路は行き交う人や店先に佇む人で溢れかえり身動きがとれないほどであった。


先端まで行くと人ごみの中を戻るのが大変なので一通り見て適当なところで引き返す
ことにする。軽く夕食を摂りホテルで横になると、疲れと満腹のためいつの間にか
眠ってしまっていた。目覚めると程よい時間になっていた。

四条通りは交通規制でもやっているのか意外と車が少ない。タクシーばかりで自家用車
をほとんど見かけない。

八坂神社に着くとすでに大勢の参拝者が出ている状態であった。だがまだ列ができる
ほどではないので参拝して行くことにした。



▼八坂神社では年越しの伝統行事である「おけら(白朮)詣り」の最中で夜店でも
「おけら」が売られていた。薬草を綯いこんだ藁縄(「おけら」)に火をいただいて
持ち帰り、それを種火にした火で雑煮を作ると無病息災が叶えられるという。

 おけら


 おけら種火(「授興所」という-提灯に"白朮"の文字が見える)

 有名な割りには意外と質素なことに驚く

▼八坂神社を抜けて知恩院へと向うとすでに列が出来ていた。列の最後尾に付く。
 (PM9:30頃)
 これから延々と待つことになる。


 境内案内図

 除夜の鐘の参詣の時は正面の三門は閉じられていて奥にある黒門から入る。
 右上の大鐘楼まで延々と列が続いている。

 三門のライトアップ


 三門の前の列


 延々と列となって待ち続ける





 ようやく鐘楼へ続く石段へ


 除夜の鐘撞き(11:14頃着)
 鐘楼の回りは大勢の見物客で溢れ返っておりなかなか近づけない。
 鐘楼の四方に並ぶ僧たちの読経のなか、撞き手の掛け声に合わせ若手の坊様17人
掛りで数回撞木を引き、勢いのついたところで撞き手が経文をとなえながら全体重を
かけて撞く。釣鐘は70tもある大鐘。
・・・鐘楼入口付近(鐘撞きの背面)から

・・・横から

・・・正面斜め横から



・・・正面から


 20分ほど参観し鐘楼をあとにする。時は既に11時半を回っていた。
知恩院境内は一方通行となっており円山公園、八坂神社へ抜けることになる。
だが八坂神社はすでに初詣体勢になっていて円山公園側からの通路は進入禁止となって
いたので再度知恩院方面へ回ることとなった。


八坂神社の正門に回ったところで丁度年が明けた。だが正門は初詣客で長蛇の列ができて
いた。参拝は既に済ませておいたので初詣はパスすることにする。


次の日、つまり元日は平安神宮、下賀茂神社、北野天満宮の三社参りをすることにした。
ホテルで市営バスの一日周遊券(¥500)を購入。幹線は20分間隔で運行されていて
待ち時間が少なくて済み非常に便利である。
 一日周遊券



 平安神宮



 下賀茂神社


 北野天満宮「
・・・参道の人ごみ。両サイドに露天が並びまともに進めない。行った3社の中では北野
 天満宮が最も人出が多かった。

・・・初詣客の列。正面横からも参拝できるというので列に並ばずショートカット。

・・・天満宮と言えば梅。だがまだ蕾の状態


これで年末年始の京都観光は終った。車をホテル契約の駐車場に置き路線バスで回る
という今回の旅はヒットであった。




首相の靖国参拝

2013-12-26 | 日記
先ほどから阿部首相が靖国神社参拝している模様を大々的にTV中継している。ヘリまで繰り出して神社に
向かう車列を空中から追うことまでやっている。

民放だけかと思ったらNHKまでも実況で中継している。これまでこと細かく報道する必要があるのだろうか。
まるで中韓の反発が予想され問題だとでも言わんかのようだ。これこそ中韓の「思うツボ」なのが分からない
のだろうか。

クレームをつければ日本のマスコミが書きたててくれる、日本が迎合して言いなりになったところを自国民に見せる、
これがかれらの常套手段である。内政が不安定な彼らにとって相手をなじって一歩でも優位に立っているのを見せ
るのが自分らの立場を守る最も有効な手段なのだ。

だからクレームをつけるのは靖国でなくても何でもいい。兎に角日本から譲歩を勝ち取ることで優越感を満たし
溜飲を下げるだけなのだろう。

ただ、安倍首相の憲法改正や集団的自衛権行使の合憲解釈など、どう考えても国民より国家が優先するといった
姿勢には同調しかねるところがある。

一方でRed Chinaの尖閣列島への度重なる領海侵犯、そして韓国の竹島不法占拠など肚に据えかねてはいる。いわゆる愛国心-国に対する自尊心-は人には負けないつもりだ。

言いたいのはマスコミの姿勢であって、他の案件でもニュースの最後に「今後議論を呼びそうだ」と言って
結ぶことがあるが、何のことはない、自分があたかも世論のような顔をして一人よがりで騒ぎ立てているだけだ。

今回も異常に煽っているとしか思えない。簡単に触れるだけでいいのではないか。


年賀状の作成

2013-12-26 | 日記
 今年も残るところ10日を切った。子供頃の夏休みの宿題と同じで、例年、いよいよ切羽つまらないと
取り掛かれない。でも今年は例の大掃除で弾みがついたようで、ぎりぎりにならずに済ますことが
できた。

毎年頭を悩ますのが図案。文字だけでは余りに淋しいが、かといって全面カラフルなのも好きではない。
はがきの隅のほうにちょっとした彩(いろどり)が欲しい。

数年前までは年賀状印刷を案内する新聞折込チラシを参考にしていたが、今年はさっぱりこのチラシを
見かけない。PCを使って自前で印刷する人が増えたのだろう。

またこのところスマホが普及したせいで、特に若い人の年賀状離れが急激に進んでいるという。
郵便会社は年賀はがきの販売量維持に躍起となり局員やパート職員にまで過剰な販売ノルマを課して
いるが、そうそう売れるモノではなく一部自腹となっていてこれを”自爆”と呼んでいるということを
新聞記事で見かけた。長い間の年末の習慣ではあったがそろそろ曲がり角に差し掛かって
いるのだろう。

自分自身も少々面倒になってきた。とはいえ、来る以上こちらから切るわけにいかないのがこの
年賀状なのである。

一昨年は辰年だったので行ったばかりの京都・建仁寺の雲竜図を拝借、昨年はやはり京都の嵯峨人形で
干支の巳を借用させていただいた。家人がリアルな巳は大の苦手でデフォルムされた人形ならなんとか
いけるということで落ち着いた。

今年はというと、殆ど迷うことなくもう一度嵯峨人形を使わせていただくことにした。そういえば
一昨々年の卯年の時も京都で見た橋本関雪画伯の兎図を借用させていただいた。この4年間京都がらみである。

午の次の干支は未。果たして大好きな京都で今年「未」に出会うだろうか。





収縮期高血圧

2013-12-21 | 日記
先日、家人が右足が痛くて堪らないと言うので外科医院に車で送って行った時のこと、診察が
終わり薬を受け取りに行くと言うので調剤薬局まで付き合うことにした。最近、開業医や個人病院で
この手の、つまり病院と薬局が別経営の形をとるスタイルが多い。聞くところによるとこのスタイルに
すると薬の処方箋作成で診療報酬が稼げるうえに節税にもなるらしい。薬局に行くと病院と同じような
質問をされるがこれもタダではなくしっかり技術料なるものがとられている。調剤薬局の多くは院長の
配偶者か親族の経営という。医者が儲かる一方で、健康保険費を圧迫しているとも聞く。


そのことはさておき、調剤薬局に行くと待合室のベンチに血圧計が常設されており、調剤待ちの
時間つぶしに血圧を測ってみた。

すると、なんと高い方の血圧が180近くもある。以前から低い方が90近くあって、こちらの方で
要観察ということはあったが高い方はせいぜい140程度で問題なかった。

あわてて反対側の腕で測定してみたがほとんど変らない。今は真冬で服が厚い。服の上から測定した
のが悪いのかと思い薬局の人に聞くと服の上からでも測定できるという。


自宅に戻り、長年使っていなかった血圧計を引っ張り出して再チェックしてみた。念のため
片肌脱いで素手のままで測定したのだが、それでもやはり150を超えている。

諸々調べてみると高い方が150超、低い方が90未満は「収縮期高血圧」ということで要注意
らしい。さらに気になるのがこの「収縮期高血圧」は"高齢者"に多く出るとある。
収縮期とは心臓が縮んで血液を送り出した時のこと、逆に膨らんで血液を吸い込んだ時のことは
拡張期ということのようだ。血管の方からみると逆になるのでややこしい。血液が送り出されて血圧が
上昇した時は血管が膨らんでいるはず。年齢とともに下の方が下がる一方で、動脈硬化により上の方が
上がるという。

"高齢者"、いやな言葉だ。いつまでも若いと思っていたが、それは気持ちだけで体の方は確実に加齢が
進んでいるようだ。下の方は下がっていない。まだ心臓自身は弱っていないようだ。だが動脈硬化は
困る。

そういえば塩分や食材等、食事には気を配っているものの、最近殆ど歩いていない。携帯付属の歩数計
で毎日見ているがせいぜい一日3000歩程度だ。10000歩が必要だという。
気にはなっていたがやはりこういう形で出る。できるだけ有酸素運動に努めることにしたいと思った
次第である。