体脂肪マン的個人日記

モニターに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくるBlogです。 

死刑判決

2008-04-22 22:18:37 | Weblog
先日も書きましたが、山口県の母子殺害事件の判決が今日、言い渡された。

判決は死刑。

最高裁の差し戻しの経緯と言い、差し戻し審の弁論を見る限り死刑判決が出るのは私の中では予想されたことで、差し戻し審でも無期懲役が出るのならあの弁論のどこに情状酌量の余地があるというのだろうというのが私の感想。

この事件に関し、私は初めから裁判の成り行きに興味を持っていたわけではない。

関心を持ったのは、被告が(確か)一審判決後に友達へ送ったとされる不愉快極まりない手紙を雑誌で目にしてから。

その後、裁判の過程や遺族の異常なまでの執念とマスコミの過熱ぶりで興味がふくらんでいく。

法律に詳しいわけではないので、興味があると言っても報道関係に踊らされた野次馬的興味と批判されても仕方のないものなのだが・・・。


判決はどうであれ、遺族が本当に知りたいのは「真実」。
この一点ではないのだろうか?
それが、差し戻し審で「魔界転生」やら「ドラえもん」なんて持ち出すのは、真摯な態度で裁判に臨んでいないと思われ、世論を敵にするのもある意味必然と思われる。




もうすぐ裁判員制度が始まる。

裁判員になるとは思わないけれど、なったとしたらこんな裁判を担当したくないなぁと言うのが私の本音。