体脂肪マン的個人日記

モニターに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくるBlogです。 

日本選手権決勝その後

2008-03-19 20:37:23 | Rugby
先日のブログで、日本選手権決勝後のサントリー監督のコメントに関し、私が思うところを書いた。

この監督の発言に対して、監督のブログへのコメントラウンジでのやりとりが熱い。

揚げ足を取っているだけのような単なる文句から将来のラグビー界を憂いての発言まで視点の差はあるが、書き手の様々な想いが込められている。

それに対し、私がとやかく言うつもりはないのだが、私個人的には清宮監督がよう分からんようになってきている。

共感できる部分とそうでないところがあるからだ。

例えば、Number696号 監督力 の企画の中で彼はこう述べている。
(記事の執筆は藤島大氏)
ちょっと長いが引用してみたい。


「自分は、このチームの監督になって何をしたいのか。
どういうチームをつくりたいのか。
『俺が監督になったら絶対にこうしてやる』という志は、誰でも多かれ少なかれ、必ずあるはずなんです。
それを具体的に書き出してみる。
最初から、歪んだ志を書く人はいない。
誰にとっても初志は理想なんです。



(途中略)



実際に指導を始めると、現実の壁にぶち当たることになる。
すると、その志がしだいにぼやけてきて、だんだん見えなくなり、毎日、泳ぐのに精一杯になる。
これが、ほとんどの組織にいる人の現実だと思います。



(途中略)



大学でトップレベルの経験をした若い指導者が、理想に燃えて、高校生の指導を始める。
なかなか勝てない。
結局は旧式の「必勝スタイル」に押し切られる。
妥協して、目の前の結果を出しやすい先方に走る。
どんな競技でも、よく聞く話ですよね。

でも、そのまま妥協していたら、志を裏切ることになる。
ラグビーで言えば、パワーに任せてモールをごり押しするスタイルに徹すると、とりあえず地区予選は突破できる。
じゃぁ全国大会で、もっと体の大きい相手に勝てるのか。
勝てない。
ここで志に帰る必要が出てくる。
ここで志に立ち返る必要が出てくる。



(途中略)



「優勝する」「絶対に勝つ」というのは志とは違う。



(途中略)



志とは、もっと本当に自分がやりたかったこと。
今すぐには実現できなくとも、いつか可能になるかもしれないこと。

そのためのアイデアを書くんです。」



この発言はすごく共感できるのに、この発言からサントリーの今季の「ファイナルラグビー」なる解が導かれるところが全く理解できんところです。

昨季の悔しさがあるので、今季のサントリーはとことん勝利にこだわったと言われれば、ほうでっかと返したくなるのだが、ジャパンを目指す監督にそんな小手先の勝利は皆を納得させられるものではないのでは。

これだけ物議を醸すのもジャパンの監督を目指すと公言しているからなんだろうな。


ちょうど今、スカパー!で日本選手権決勝の再放送が放映されている。
今季の中盤から、三洋のトップリーグ全勝が見たいと試合をフォローし続けた私が、再放送を見ても胸が熱くなるのを押さえられないのだから、昔からの三洋ファンにはもうたまらん試合だったろうな。

優勝、本当におめでとうございます。

良い試合を見せてもらいました。









SMAPとラグビー

2008-03-19 18:02:42 | Weblog
朝、めざましテレビでポカリスエットの新CMの話題が放送されていた。
内容は SMAP vs The OLD MANS のミニラグビー。

住宅街の空き地のような場所で、年配のおじいさんとSMAPが楕円のボールで試合をしているという設定。

これがなかなかいいデキで面白い。

キムタク(だったと思う。)をステップ一閃 華麗に抜き去るシーンや剛君(これもだったと思う。)に突き刺さるタックル。

朝から笑わしてもらった。


その他、色々コミカルなシーンもあって、結構楽しめるのでは・・・。


バレーボールの様に試合会場にジャニーズのアイドルが来て歌を歌わせたりする演出には辟易するのだが、このCMは無条件で受け入れよう。


CMのコメントで、高島アナが
「低いタックルが決まってましたね。」
「ステップが切れてますね。」
なんて、それっぽいコメントをしていたので、調べてみると高校時代ラグビー部のマネージャだったんだって。

知らんかった。