お祭り 歴史探索の旅   ~尾陽雑記抄~

活動拠点をやいと屋知足斎の日記に移しました

「アキの名古屋祭り体験記」2「ミラクルどんでん」

2004年11月23日 00時29分04秒 | 名古屋祭り
アキです、こんにちは。
名古屋祭りからはや1ヶ月過ぎようとしているのに、
今さら、名古屋祭りについてとは…

 時代遅れ?中日ドラゴンズ編が、長くなりましたので、
ご愛嬌という事で…

 昨日の続きです。

 市役所前のカラクリ奉納の後、急いで栄へ
ご存知の通り、名古屋祭りの始めは、「山車揃え」から
後の行事予定に狂いが生じるので、
時間厳守(12時ごろ)で、栄交差点まで行かなくてはなりません。

 …とは言っても、「山車揃え」は「郷土英傑行列」の前座との
意識は、山車関係者の中では強い(と思う)
一般の方は、「山車揃え」というものすら知らないでしょう。

 しかし、市役所前の特等席に座られた観客の皆様は
そんな哀れな子羊?を励ます為か、特等席を山車が通り過ぎる時
拍手を頂けます。山車の中にいる私にも届きます。
めちゃくちゃ、嬉しいです。

 楫方は、声援に対して、掛け声で応えます。
ギャラリー サポーター ファンの声援が背中を押してくれる。
プロ野球でも、選手や監督からそんな声が聞けますが、
おそらく、偽らざる本音でしょう。

 私も、その気持ちがとても大切であるという事が、最近になって
わかってきましたね。(プロ野球再編問題も契機かな?)


 話を戻して

 ほとんどの方は、あまり山車に興味が無いかもしれません。
しかし、山車関係者は前座とわかっていても、ちょっと目立ちたい。
もっと言うと「我らが世界の中心」に居る事を、自覚したいのです。

 必然的に、木遣り、山車の方向転換(通称 どんでん 専門用語は
抜きにします)に時間をかけたくなる。

 私たちが栄に到着しても、栄で人形カラクリをしていた山車は
まだ、終えていませんでした。

 目立ちたいもんね。その気持ちわかります。

「湯取車」は、制限時間を気にしながら、栄で「どんでん」を強行!!
「どんでん」の後、進路を西に向けます。

 「神皇車」以下は時間の制約で、「どんでん」を使わず
急いでの方向転換だったようです。しょうがないね~
(余談ながら、神皇車は「どんでん」を「スーパーどんでん」と
言うのですね。誰が名付けたか、お見事!!
「スーパーどんでん」は「筒井町天王祭」で観る事ができます。
夜、遅いけれどね)