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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

Talk about【第579回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-05-16 05:27:08 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

紙で組み立てるひげそりが登場しました。
「Talk about」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 Talk about

▷今日の例文

 例▷  Talk about a paper cut! This is the world’s first paper razor.

 訳例▷ まさに「紙で切る」です! これは世界で初めての「紙製ひげそり」です。


▷解説
   
 「talk about〜」は「〜について話す」で使われますが、文頭に使うことで強調の表現になり、「まさに〜だ(か)」 という意味にもなります。
 「今日の例文」もこの表現を使っています。
     
▷その他の単語

 paper cut: 紙で切った傷
 razor: ひげそり

▷今日の例文は「Now This」から
タイトル:This Razor is Made Out of Paper



関係代名詞の非制限用法【第578回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-05-15 05:20:19 | 関係代名詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

コロナを避けるために海岸で授業をしているスペインの学校があります。
「関係代名詞の非制限用法」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 関係代名詞の非制限用法

▷今日の例文

 例▷  The program is called Aire Limpio, which means ‘fresh air’ in Spanish.

 訳例▷ このプログラムは「Aire Limpio」と呼ばれています。それはスペイン語で「新鮮な空気」という意味です。



▷解説
     
 関係代名詞が作る関係代名詞節は、文の途中や最後に置かれ、追加的な説明の役割をすることがあります。

 「今日の例文」では、「カンマ(,)」の後の「which means ‘fresh air’ in Spanish」の部分が補足的に直前の「Aire Limpio」を説明しています。
 なお、このように「カンマ(,)」で切って関係代名詞を続ける使い方を「関係代名詞の非制限用法」と言います。
 補足的な説明なので、訳例のように関係代名詞の前で一旦文章を終わらせることが多いです。

 関係代名詞には制限用法と非制限用法があります。
 例1▷ I have a brother who is a doctor.
 例2▷ I have a brother, who is a doctor.
 例1が関係代名詞の制限用法で、「私には医者をやっている兄がいます。」という意味になります。
 この文の場合、他にも兄弟がいる可能性が示唆されています。
 例2は非制限用法で、「私には兄が一人おり、彼は医者をやっています。」という意味になります。
 この文の場合、兄弟は一人しかいないことが示されています。
 このように制限用法と非制限用法で意味が変わってくる場合があります。
 また、関係代名詞の「that」には制限用法しかありませんので、非制限用法を使いたい場合は「, which」「, who」などを使います。
      
▷その他の単語

 program: プログラム
 is called: 〜と呼ばれている
 mean: 意味する
 fresh air: 新鮮な空気

▷今日の例文は「Now This」から
タイトル:Spanish Students Learn at the Beach



倒置【第577回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-05-14 05:48:56 | 倒置
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

サッカーの練習中にワニがフィールドに入ってきました。
「倒置」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 倒置

▷今日の例文

 例▷ Only in Florida can a soccer practice get canceled due to gator.

 訳例▷ ワニのせいでサッカーの練習が中止になってしまうのは、フロリダだけです。



▷解説
     
 語の順番が普通の文法とは違っている時、「倒置が起きている」などと言います。
 「今日の例文」では、「Only in Florida」の部分を強調したいためにこの部分を文の先頭に持ってきた影響で、そのあとの部分の語の順番が変化しています。
 本来は「a soccer practice can get canceled」なのが「can a soccer practice get canceled」となっています。
     
▷その他の単語

 soccer: サッカー
 practice: 練習
 get canceled: (受動態)キャンセルになる
 due to: 〜の理由で
 gator: アリゲーター〘米国南東部・中国東部産のワニ〙、(一般的に)ワニ

▷今日の例文は「Now This」から
タイトル:Alligator Crashes Toronto FC Soccer Practice in Florida



「〜に合わせて」の「to」【第576回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-05-13 05:20:58 | 前置詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

55歳以上限定のチアリーダーグループが日本にあります。
「「〜に合わせて」の「to」」について、「Reuters」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「〜に合わせて」の「to」

▷今日の例文

 例▷ Pompoms rustle and silver shoes flash as ‘Japan Pom Pom’ moves to a lively cheer dance beat. But don't you dare call them grannies.

 訳例▷ 「ジャパン・ポンポン」が快活なチアダンスのビートに合わせて動く度に、ポンポンがカサカサ音を立て、銀の靴がきらめきます。でも、彼女たちを絶対「おばあちゃん」とは呼ばないでください。



▷解説

 前置詞「to」は「〜へ」という意味で使われることが多く、例えば「I went to the restaurant.(私はレストランへ行った。)」など、後ろに場所が来ることが多いです。
 しかし、「to」には「〜に合わせて」「〜に合った」という意味もあります。
 「dance to the music」は「音楽に合わせて踊る」です。
 また「車のキー」は「the key to the car」と言います。これは「車に合ったキー」すなわち「車のキー」ということです。

 「今日の例文」では「moves to a lively cheer dance beat」で、この「to」が使われています。
     
▷その他の単語

 pompom: ポンポン
 rustle: かさかさ [さらさら, がさごそ]音を立てる
 flash: ぴかっと輝く、きらめく
 Japan Pom Pom
 lively: 快活な、元気な、活発な
 don't you dare: 絶対〜してはだめだぞ
 granny: おばあちゃん

▷今日の例文は「Reuters」から
タイトル:Meet Japan's senior cheer dancing squad - Lifestyle



現在分詞の形容詞的用法【第575回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-05-12 05:36:22 | 現在分詞・過去分詞・動名詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ミーアキャットがゆっくり歩くカメの背に悠々と立っています。
「現在分詞の形容詞的用法」について、「Rex Chapman」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 現在分詞の形容詞的用法

▷今日の例文

 例▷ If you’ve already seen a meerkat chillin on the back of a turtle today just keep on scrolling...

 訳例▷ もしあなたがカメの背中の上でまったりしているミーアキャットを今日すでに見たのでしたら、ただスクロールを続けてください。



▷解説

 現在分詞にはさまざまな使い方があり、なかなか複雑です。
 どのような使われ方をしているのかを見極めるには、多くの英文に触れて慣れていくのが大事です。

 現在分詞(動詞ing)には、名詞を修飾(説明)する使い方があります。
 意味は、「〜している〜」となります。
 現在分詞がそれ一語で名詞を修飾する場合は、普通は名詞の前に置き、現在分詞が他の語を伴う場合は、名詞の後ろに置きます。

 「今日の例文」の「chillin(g)(まったりしている)」は「chill」の現在分詞で「chillin on the back of a turtle」と他の語句を伴っているので後ろから直前の名詞「a meerkat」を修飾しています。 

 こうした「現在分詞の形容詞的用法」は普通の文章でもよく見られ、文法的にも英文解釈を行う上でも重要な項目です。
  
▷その他の単語

 meerkat: ミーアキャット
 chillin: まったりしている、ゆっくりしてる、リラックスしている
       ※「chill」のスラング。会話の時は、「g」を省いて「chilling」が「chillin」になる。「chillin'」と「アポストロフィ(')」が入る場合もある。
 back: 背中
 turtle: ⦅米⦆(一般に)カメ、⦅英⦆ウミガメ
 keep on: 〜を続ける
 scroll: スクロールする

▷今日の例文は「Rex Chapman」から
タイトル:If you’ve already seen a meerkat chillin on the back of a turtle today just keep on scrolling...