
12月にちくま文庫で「ブラウン神父の無心」が出ます。
ブラウン神父もの第1集の「Innocense of Farther Brown」だと思いますが、
創元文庫以外の文庫で、編集されていない形のブラウン神父ものが出るのは、
60年代の新潮文庫版以来50年ぶりなのではないでしょうか。
(集英社文庫や嶋中文庫で編集された形で出ていたことはありました)

これを機にちゃんと読んでみたいと思います。
なにせ大昔に読んだきりでほとんど忘れているので、新鮮だろうなあ。
「Innocense of Farther Brown」には名作と呼ばれる作品が収録されています。
たとえば、「折れた剣」(「木の葉は森に隠す」云々)、「奇妙な足音」「見えない男」などなど。
その中でも、労働者を人間扱いしないヴィクトリア朝ブルジョア精神が露呈している、
と批判の多い「見えない男」はどんな風に翻訳されているか興味があります。
創元文庫版だと「ブラウン神父の童心」という題なのですが、今は新しいジャケに変わったんだな、と見ていたら、
翻訳が中村保男単独名義になっているんですね。中村保男が改訳したんでしょうか。
昔の「福田恆存+中村保男」というちょっと変わった名義(共訳ということなんでしょう)の「+」がけっこう斬新だったです。
ブラウン神父 恐怖のステージ
ブラウン神父もの第1集の「Innocense of Farther Brown」だと思いますが、
創元文庫以外の文庫で、編集されていない形のブラウン神父ものが出るのは、
60年代の新潮文庫版以来50年ぶりなのではないでしょうか。
(集英社文庫や嶋中文庫で編集された形で出ていたことはありました)

これを機にちゃんと読んでみたいと思います。
なにせ大昔に読んだきりでほとんど忘れているので、新鮮だろうなあ。
「Innocense of Farther Brown」には名作と呼ばれる作品が収録されています。
たとえば、「折れた剣」(「木の葉は森に隠す」云々)、「奇妙な足音」「見えない男」などなど。
その中でも、労働者を人間扱いしないヴィクトリア朝ブルジョア精神が露呈している、
と批判の多い「見えない男」はどんな風に翻訳されているか興味があります。
創元文庫版だと「ブラウン神父の童心」という題なのですが、今は新しいジャケに変わったんだな、と見ていたら、
翻訳が中村保男単独名義になっているんですね。中村保男が改訳したんでしょうか。
昔の「福田恆存+中村保男」というちょっと変わった名義(共訳ということなんでしょう)の「+」がけっこう斬新だったです。
ブラウン神父 恐怖のステージ
よく覚えがないのですが、小さい頃、ドラマを見ました。
ちょっと怖かったなー
オルガンの音で催眠術?みたいなものを掛けてどうにかする、みたいな?
そのシーンしか出てきませんが(汗)
あれが私の海外ドラマ原体験かもしれません(笑)
アメ車に乗るブラウン神父、という設定でした。
わたしも観てましたよ。
犯人の手がかりが、たしか「物を運ぶときに腰を曲げない」とか、なんとか。
原作とは、ずいぶん離れた映画でした。
私が見たのは多分、英国産のドラマだったような気がします。
記憶がちょびっとしか残ってないのに無責任ですが、もっとこじんまりしたかんじだったような・・・?
で、検索したらこんな記事がありましたので
BBCがG.K.チェスタトンの「ブラウン神父」をドラマ化する予定
立ち消えしていなかったら、再来年?あたりには日本でも放映されるかも?
philomel75.blog.fc2.com/blog-entry-25.html
ここです。urlはOKなのかな?(汗)
今調べたら、いくつかのドラマになっているんですね。イギリス版だとしたら、こっちは絵だけ見ると原作に近い感じがします。
お、BBCで。(見られました)
「シャーロック」が良かったので期待できますね。日本で見られるのはいつになることやら。