
ポール・ギャリコの「幽霊が多すぎる」と「The Hand of Mary Constable (1964)(「メリーの手型」)」についても書かれていて、
なんと都筑道夫はこれをポケミスに入れたら早川を辞めるつもりだったそうです。
結局ポケミスには入りませんでしたが、「幽霊が~」は10年ほど前に創元推理文庫で出ました。
「The Hand of Mary Constable」は昭和49年にリーダース・ダイジェストのペガサスノベルズから抄訳で
「かりそめの死」と題した本に収録されています。

都筑道夫は「メリーの手型」のほうが出来がいい、と書いています。
原作を読んでいるでしょうから、たぶんそうなのでしょうが、翻訳は「幽霊が~」のほうが完訳ですから抜群に面白い。
ちなみに両方ともにサイキック・デティクティブのアレクザンダー・ヒーローが探偵役として登場します。
「メリーの手型」は抄訳なので、幽霊が蝋に手型を残したトリックをただ書いているだけです。
ちゃんと完訳して出してくれませんか、創元さん。

なんと都筑道夫はこれをポケミスに入れたら早川を辞めるつもりだったそうです。
結局ポケミスには入りませんでしたが、「幽霊が~」は10年ほど前に創元推理文庫で出ました。
「The Hand of Mary Constable」は昭和49年にリーダース・ダイジェストのペガサスノベルズから抄訳で
「かりそめの死」と題した本に収録されています。

都筑道夫は「メリーの手型」のほうが出来がいい、と書いています。
原作を読んでいるでしょうから、たぶんそうなのでしょうが、翻訳は「幽霊が~」のほうが完訳ですから抜群に面白い。
ちなみに両方ともにサイキック・デティクティブのアレクザンダー・ヒーローが探偵役として登場します。
「メリーの手型」は抄訳なので、幽霊が蝋に手型を残したトリックをただ書いているだけです。
ちゃんと完訳して出してくれませんか、創元さん。
