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アンドレ・ステーマン

2011年08月11日 | ミステリ
S・アンドレ・ステーマンはフランスミステリ界では珍しい本格派として日本でも有名です。
ご本人はベルギー人ですが作品のマーケットはフランスのようです。
「本格派」という言葉でクイーン張りの論理性を期待するとちょっと(どころか大きく)ハズレます。
やはりフランスは冒険小説のお国柄(?)なので、
冒頭の謎は思いっきり大風呂敷で派手な展開が続くのですが、
そのわりに謎解きがショボイので最後にガッカリするんですね。
でも、この大風呂敷がミステリ魂を熱くするのは確かです。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (くり)
2011-08-17 01:09:07
「ウェンズ氏の切り札」、懐かしいですねぇ。
「チュー・チー、旦那さまのいうとおり!」
 本棚から探し出すのも一苦労でしたよ。
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本格とは名ばかり (spin out)
2011-08-18 00:41:34
若旦那としては、ミステリ以前の作品とお考えなのでしょうねえ。
私もそう思いますが、懐かしい雰囲気が好みです。
若旦那の本棚もそろそろ整理が必要な段階ですな。
返信する

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