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チラシの裏

ウは宇宙船のウ

2013年08月14日 | SF
先日、難波弘之先生のライブを名古屋ELLまで観に行ってきました。
久しぶりのニューアルバムツアーでした。
難波先生がニューアルバムを出すにあたって、レコード会社から出された条件が、
だれでも知っているSF関連のクラシックをカバーすることだったそうです。
で、難波先生はいろいろ聞いたそうですが、
「いいものはキース・エマーソンとデオダートがやっちゃっているんだよね~」と
会場の笑いをとってました。それで笑う来場者もどうなんだ、と思いますが。
難波先生が「ブラッドベリは去年亡くなったんでしたっけ」と会場に聞くと、
全員がステージに向かってうなずくという光景も笑えます。

じつは昔、バンド(もちろんアマチュア)を組んでいまして、
「はーどろっく」「ぷろぐれっしヴろっく」のベース(たまにギター)を担当しておりました。
もう活動しなくなって10年以上たちますが、
ひさしぶりに会ったドラマーの人からCDをもらいました。

それがコレ。
Yuka&chronoship 「DINO ROKET OXYGEN」






ドラマーの人は年上でイエスフリーク&ビル・ブラフォード命のヒト。
その人が「これはいいぜ」と推薦してきただけあって、
ジャケは御大ロジャー・ディーン。
イエスの「危機」そのまんまみたいなデザインです。
イエス、というより90年代のABWHみたいかなあ。
(アンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン・ハウ)※いまはブルーフォードという表記が正しいらしい。

CDには組曲が3つ入っていて(嗚呼プログレ!)、
その組曲の一つが「R is for ROKET ブラッドベリの思い出に捧ぐ」という題でした。
おっと、これはブラッドべりの「ウは宇宙船のウ」にインスパイアされた曲なのか、
とうちの本棚を探しても「ウは宇宙船のウ」が見つからないので、
本屋へ買いに行きました。せっかくなので、再読しようとしましたが、
ブラッドベリは十代か、せめて二十代前半で読んでおかないとダメですね。

Yuka&chronoshipの演奏がブラッドベリを想起させるかどうかは、
youtubeのトレイラーを聞いていただくとして、
「ウは宇宙船のウ」には「いちご色の窓」が入っていますが、
難波先生がファーストアルバムで「いちご色の窓」を音楽化してます。




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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (下っ端)
2013-08-16 19:35:20
モトさまの漫画版でサラリと読みなおす趣向とかいかがでしょうか。
で、坂田靖子のフレデリック・ブラウンに行ってしまったり、JETのホームズに行ってしまったり。
最終的には著者名も明らかにされない版権切れ名作マンガ文庫へと、どんどん当初の目的を失って獣道に。
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たしかに (spin_out)
2013-08-16 22:44:48
「ウは宇宙船のウ」はモーさまのマンガで最初に読んだ記憶が。
宇宙船で思い出したけど、
朝ソから出ていた雑誌「宇宙船」のバックナンバーを譲った彼(名前忘れた)は元気かなあ。
返信する
Unknown (下っ端)
2013-08-17 12:43:23
吉野家で後から入ってきたボクに「お金がない」と牛丼を奢らせた彼(名前が忘れられない…!)の方は…!?

あ、話は変わりますが福島の方が家の中で足折ったとか言ってたかな?まったくもう皆してポンコツというかウッカリというか…。正月までに治ってもらいませんと…。
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ツのつく方 (spin_out)
2013-08-17 15:47:11
はその後いろんな人間に牛丼をおごらせて、
たくましく生きていると思うので心配もしませんし、
思い出す必要もないのでは?
逆に下っ端君が完全犯罪でかれを抹殺した後、
老練な刑事に追いつめられる、っていま妄想しました。
刑事役はわたしと東京の若旦那でね。
推理ばっかりしてて実際に動かないかも。
福島の彼はちょっとモロくなっているのか。
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