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SFを読み始めたころ その1

2006年06月28日 | SF
SFを読み始めたころって、こんなのを読んでましたね。

1・「SFカーニバル」「未来世界から来た男」フレドリック・ブラウン
どんなSFマニアも最初はブラウンでSFに目覚めたったっていう人が多いのではないでしょうか。ミミズが天使になる?、夜空の星が動いて文字を描く? 不思議な発端と思わずヒザをうつオチが、SF知らなくても読みやすいこと請け合いです。
2・「ウィリアム・テン短編集」ウィリアム・テン
ブラウンが明るい作風にたいして、ややペシミスティックなテン。タイムマシンで過去に戻り現在をより良くするはずだったが? グロテスクなラストが印象に残ります。っていうか、この短編しか覚えていないです。
3・『願い星、叶い星』アルフレッド・ベスター
SFにちょいと慣れてきたら、歯ごたえのあるベスターを。この人もペシミステッィクな人なので、暗い話が多いですが読み応えはグンバツ。創元推理文庫でも出てますが、こちらのほうがセレクションがgood。
4・「ウは宇宙船のウ」レイ・ブラッドベリ
正確に言えばファンタジィですけれど、SFにはこういうファンタジィもあり、ということで。濃霧の中の灯台守りが見たものは? 地下室にあるのは何? 庭の土の下から呼ぶのは誰? 小説が面倒だと思ったら萩尾望都のマンガを。
「SFカーニバル」「未来世界から来た男」「ウィリアム・テン短編集」「ウは宇宙船のウ」は創元推理文庫で、『願い星、叶い星』は河出書房新社から。

5・「11人いる!」萩尾望都
活字読むのが面倒だなと思ったら、萩尾望都のマンガを。SFマンガいろいろあれど、SFマインド感じさせてくれるマンガのひとつです。
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