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チラシの裏

アニメどうでもいい話

2014年07月04日 | アニメ・特撮
アニソンアカデミー5月3日の放送では、
朝日ソノラマでソノシートを製作担当した橋本一郎さんがゲストで出演し、
当時の話をされていました。
手塚治虫と虫プロのことを「富士見台」と呼ぶあたり、
旧い芸能慣習が残っている感じがして良かったですね。
「エイトマン」の作・編曲を担当した荻原哲晶お気に入りの録音スタジオが、
青山学院にあったアバコスタジオで、進駐軍のキリスト教関係の音を収録していたそうで、
「アメリカンな音でゴキゲンだった」そうです。
クレージー・キャッツの諸作をはじめ「エイトマン」のホーンのきらびやかさは録音スタジオにあったのですね。

エイトマン



ハイそれまでヨ




「魔法科高校の劣等生」というアニメをちらっと観ていたのですが、
主人公が眉目秀麗で成績(魔法)は超高校級(どころか世界トップレベル)で沈着冷静、
奢らず昂ぶらず女性に優しいので、先輩女子からも後輩女子からもモテモテ。
主人公は「御曹司!」と呼ばれている一方、
ライバル役の二つ名が「クリムゾンプリンス」と聞いて思わず失笑してしまいました。

高校生というのは表の顔で、じつは軍人でなにかの使命を帯びて高校生を演じている、
という原作者の「こんな男になりたい」という願望充足丸出しの設定に、
アレイスター・クロウリーの「ムーンチャイルド」を思い出す。
まあ、世の東西を問わず、男の願望充足小説はよく似た話になるってことでしょう。
妹役が早見沙織でなければ観ていない…。




ところで、「魔法もの」作品はアニメにもけっこう多いのですが、
観ていていつも気になるのは、魔法を使った結果の作用を生み出すエネルギーは
どこからきているのか?
「魔法科高校の劣等生」でも、火は出る、柱を破壊する、一瞬に凍らせるなど
高カロリーな技が頻出するのですが、そのエネルギーはどこから得ているのか一切説明はありません。
「術式がどうの」という台詞はありますが、実際に物体が運動しているのだから、
どこからか熱量を生み出して運動に変換させているはず。

おなじアニメでも「棺姫のチャイカ」では、
一応「魔法思念料(?)」という化石燃料(地下から発掘される)のようなものが設定されてました。



「チャイカ」はチャンバラがきっちり描かれていて面白かったですね。
「魔法思念料」は、たぶんラリイ・ニーヴンの「魔法の国が消えていく」にでてきたマナをネタにした可能性大。
ジャック・ヨーヴィルの「ドラッケンフェルズ」を思い出しました。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
誰がええ言うてんねん、この発射台が! (spin_out)
2014-07-16 23:36:01
これで、まったくの別人でしたらお詫びの上、腹切ります。

箱根の山岳リザルトでも取り合いしますか。
返信する
キモッ!spin_outくん、キモいわ! (NEET20thAnniversary)
2014-07-15 23:24:26
捨てハンで書き込まれとるのに…なんで旧知ののりでスムーズに会話が進行してんねん…って糾弾したいところやで!(涙目)

途中で拾いますから今年は自転車で行きましょうよ。
返信する
記念品がもらえそうな名前 (spin_out)
2014-07-15 22:16:28
弱虫ペダルは良かったネ。
次回の同窓会のおりにはぜひ御堂筋君のマネで、
集合に遅れて来たうえに、
「ようやく揃ったな、ザク共」とか,
「ぷぷぷぷー、笑えん笑えん、そのギャグ」
とか言って欲しいな。

スペダンは2期になっても相変わらずのすばらしさ。
「ご注文はうさぎですか?」も良かったなあ。
返信する
念料、という字面と音は素敵ですね。 (NEET20thAnniversary)
2014-07-15 01:24:30
前期はノーマークだったシドニアと弱虫ペダルに夢中になってしまいました…。
今期はスペダンとアルドノアゼロを…。後者の太陽系内戦争設定はそそられます。
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