山下達郎のライブの前に、ジュンク堂へ寄って『探偵小説五十年・探偵小説昔話』を買う。
大昔に、横溝正史全集二期の際、最終巻の『探偵小説昔話』を買いそびれた苦い記憶があるので、
ここは買っておかねば、と。
読んでみると、『五十年』にくらべて『昔話』は身辺雑記の類が多く、いささか残念な気にもなってくる。
しかし気になるのは、『昔話』の巻末にある正史の昭和21年の日記。
「本陣」や「蝶々」の原稿枚数や稿料のメモにまじって、
古い探偵小説雑誌を読み返した感想が書かれています。
中でも、「By Candle light」は、「おもしろい、使える」とメモしてあります。
だれが書いたまでは書いてありませんが、掲載雑誌は記してあります。
「D.S. mag Nov.19 1921」
なんだこりゃ? と思ったのですが、はたとそれは、
「Detecitive Story Magazine 1921年 11月19日号」だと思い当たりました。
「By Candle light」は、Edward Leonardの作品、
『Missed in Maiden Lane』の作者、とありますが、誰だかまったく分かりません。
『Missed~』はこのすぐ前の号に載っていた作品ですので、あまり手がかりにはなりません。
横溝正史を研究している団体があるようですが、キャラ本とか聖地巡礼だけでなく、
こんなところも、掘り下げてもらいたいものです。
大昔に、横溝正史全集二期の際、最終巻の『探偵小説昔話』を買いそびれた苦い記憶があるので、
ここは買っておかねば、と。
読んでみると、『五十年』にくらべて『昔話』は身辺雑記の類が多く、いささか残念な気にもなってくる。
しかし気になるのは、『昔話』の巻末にある正史の昭和21年の日記。
「本陣」や「蝶々」の原稿枚数や稿料のメモにまじって、
古い探偵小説雑誌を読み返した感想が書かれています。
中でも、「By Candle light」は、「おもしろい、使える」とメモしてあります。
だれが書いたまでは書いてありませんが、掲載雑誌は記してあります。
「D.S. mag Nov.19 1921」
なんだこりゃ? と思ったのですが、はたとそれは、
「Detecitive Story Magazine 1921年 11月19日号」だと思い当たりました。
「By Candle light」は、Edward Leonardの作品、
『Missed in Maiden Lane』の作者、とありますが、誰だかまったく分かりません。
『Missed~』はこのすぐ前の号に載っていた作品ですので、あまり手がかりにはなりません。
横溝正史を研究している団体があるようですが、キャラ本とか聖地巡礼だけでなく、
こんなところも、掘り下げてもらいたいものです。
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