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チラシの裏

谷崎潤一郎

2006年08月20日 | others
「乱菊物語」は谷崎潤一郎が『乱世に「菊」という名前の女性の一生を描くつもりで、この題をつけた』そうです。ところが、この長さ(文庫で400ページあまり)で、まだその「菊」という女性は登場してきていないんです。となると400ページはまだプロローグ? 谷崎潤一郎が伝奇作家になりきって書いた作品なので、やたらにおもしろい! 続きを、誰か続きを! 古川日出男さんいかがですか。 で、山田風太郎が「あと千回の . . . 本文を読む
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