前編・後編でしたが、なんだか胸をうたれました。
飯島敏宏監督、尊敬します。
黒部進、桜井浩子、二瓶正也、毒蝮三太夫の4人が
そろいぶみでしたし。 . . . 本文を読む
まいどおなじみの「特撮ベスト」。今回の特集は「怪奇大作戦」。
監督のひとり、飯島敏宏さんのインタビューの中で、
「海野十三とかの…」という言葉に納得。
「怪奇大作戦」は昭和40年代の「海野十三」だったわけです。
考えてみれば、冷凍人間や殺人レーザー光線、電送装置、水棲人間など
まさしく海野十三をはじめ橘外男、香山滋といった怪奇小説(失礼)の
世界ですね。
「壁抜け男」は江戸川乱歩の怪人二十面相 . . . 本文を読む
伊福部昭氏が死去。
ゴジラのテーマで有名ですが、さまざまな映画音楽を手がけていました。
わたしの一番は「怪獣マーチ」。「三大怪獣地上最大の決戦」だったかな?
X星人の円盤に向けてAサイクル車が進んでいく場面にかかる音楽です。
これがかかると、いまでも血わき肉おどります。
難波弘之が同じ東京音楽大なのですが、
入学試験の面接で、よく学生からサインをねだられていたそうです。
わたしも欲しかった、その . . . 本文を読む
日曜日の朝にやっている「魔法戦隊マジレンジャー」、
特撮もきれいだし、面白いですね。
「ハリー・ポッター」のパクリと言えばそうなんですが、
なんでも飲み込んでしまう胃袋の奥深さは日本じゃ珍しいのでは?
最終回はメンバーがマスクを外して戦うようです。下はコスチュームのままです。
マスクヒーローがマスクを外して戦うときは、深い意味があるような。 . . . 本文を読む
「仮面ライダー カブト」
ライダー生誕35周年記念ということで、気合はいってます。
冒頭の、隕石で崩壊する東京(渋谷)のイメージとか、
敵の設定(地球外生物?)とか、SF的映像充満。
カブトは、防衛組織の戦闘員ながら、その組織からも疎外される
孤高のヒーローということになっているようです。
作務衣と下駄をはく青年が和食を作るカットには、あややと思いましたが。
「マトリックス」以降定番のCGで、高 . . . 本文を読む
B級、C級ヒーローの宝庫と化してきましたね。「スペクトルマン」に「ミラーマン」「レッドマン」「アステカイザー」「ファイヤーマン」など。記憶の中だけにあったこれらのヒーローが陽の目をみることにちょっと涙目 . . . 本文を読む
ウルトラマンマックス「なぜ怪獣は現われるのか」
最初から最後まで「ウルトラQ」テイストで押しとおしたことに拍手!
マックスのオープニングより先に往年のウルQ風オープニング【怪獣を一瞬見せておいて、一転都会の俯瞰にうつり、主人公たちをクローズアップ】をやっておいて、あの【あなたの目はあなたを…】という有名なナレーションがかぶさってくる。
しかも怪獣はネロンガをベースにしたようなゲロンガ。口から火 . . . 本文を読む
また映画のことで恐縮ですが、「スクービィードゥ」っていう犬が主役の映画がありましたね。あれはハンナバーベラのアニメが原作です(邦題「弱虫クルッパー」)。
このアニメは「一見ゴーストハンターもの、じつは本格ミステリみたいな」アニメでした。基本的なストーリーは、学生が作った超常現象研究会が旅をしているあいだに、あっちこっちで幽霊怨霊妖怪宇宙人に出会いながらも、マスコット犬のクルッパーの活躍(スラッ . . . 本文を読む
遅ればせながら「キング・コング」観てまいりました。
絶句した場面
ブロントザウルスのスタンピードと、ティラノザウルス対コングの死闘。
ティラノを口裂きにして、胸をたたいて雄たけびをあげるコング。
ニューヨークを破壊しながら暴れるコング。
すごーい。ジャクソン監督入魂の映像。
しかし、コングに感情移入しすぎの感もあり。
ヒロインを中心にして、脚本家とコングの三角関係。
旧作にあった神秘的な怪物 . . . 本文を読む
昔、東京三世社という出版社がありまして(今もあるんですか?)
ハードカバーで漫画を出しておりました。
板橋しゅうほう「ペイルココーン」おもしろかったなあ。
古い特撮・アニメのお好きな方なら笑えること請け合いです。雑誌「OUT」連載。
竹本タカ子「ラストゲイル」ってのもありました。
短編で「イエスソングス」という作品が入っていて、プログレ好きなんだな、
と若干シンパシーを。
ご両人とも、いま何を . . . 本文を読む
特撮ヒーローBESTマガジンをずっと買っているんですが、今号の特集は「悪魔くん」「河童の三平」それに続いて「レインボーマン「ダイヤモンドアイ」「コンドールマン」「バロム1」。胸にしみいるマイナー特撮番組たち。
そしてとどめは「突撃!ヒューマン」! 舞台で演じられるヒーロー物でしかも生放送。特撮セオリーの弱点ばかりをついた特異な番組の、ここにその詳細が。ああ、こんな紙の円盤を鉛筆で回したっけ。ヒュ . . . 本文を読む
地上波で「インデペンデンス・デイ」放映してましたが、いま廉価版(980円)でDVDを売ってますね。
わたしも買って観たんですが、おお、VHS版ではカットされていた部分が復活されているじゃないですか。ストーリーにはあまり関係ない部分ではありますが、ところどころで登場人物同士のやりとりが復活されてます。
監督のローランド・エメリッヒはSF映画オタクらしく、東宝怪獣映画の大ファンだということをどこか . . . 本文を読む