元祖長浜屋支店１

どこでもドアがあったので、福岡へ。

所要があって、時間もありませんが、何とか行きたかったお店へ行けました。

 

元祖長浜屋支店です。

こちらは博多の中でも少し繁華街から離れています。

ただ、博多はバスや地下鉄など交通の便が良いので、すぐに行けますね

お店に着くと、何やら行列ができています。

すごいですねえ。

お店は券売機制でした。

基本、ラーメンと替え玉、替え肉などくらいしかありません。

ラーメン400円と替え玉100円を購入。

 

早速お店にはいると、すごい活気です

テーブルがあちこちにあり、相席当たり前の好きなところに座るスタイル。

席は空いていたものの前の人の丼が残っていたので、待っていると、案内してくれました。

そのまま食券を見せると、ホールの人が奥へ声で注文をするスタイル。

ノーマルの固さで十分なのでそのままにしました。

聞いていると、「カタ」、「生」、「超生」、「ベタ・生」とかお客さんとホールで暗号のような言葉が飛び変わっています。

客層はバラバラ、一仕事終えたおじちゃんたちや、若い兄ちゃんたちなど。

若い人ほど、ベタ（脂多め）で生（超固ゆで）にしたがるようでした

オイラだと、お腹悪くしそうな気がします…。




奥の厨房ではガンガンラーメンを作っています。

メニューが一品なので楽ですね。

多少順番が変わることもあるようです

しかし、見てて思ったのは注文をするタイミングの難しさ、これは慣れないと

お茶などはセルフサービスです。

 

来ましたよ～。

え、これで400円ですか

ねぎもたっぷりだし、ほぐし肉もたくさん入っていますよ。

スープは脂が浮いていますが、意外とライトな感じ。

さて、スープから。

 

「う、うまいねえ！」

 

正直、豚骨ラーメンはかなり食べたので、それほどの感動はないと思いましたが、やはり福岡。

これは美味しいですね。

脂が多めでライト豚骨系な感じかと思いましたが、スープを飲んでみると、しっかりと髄の旨さが出ています。

あっさり目ながらコクがあるという感じですね

ほんのりと豚豚したクサミがあります。

こういうスープ好きだなあ。

白濁具合は撹拌の具合でしょうか、十分にスープに旨みが出ていますねえ。

タレは意外に思いましたが、「塩ダレ」でした。

まさに直球でスープを味わう感じになっています。

さて、麺。

普通の固さで頼みましたが、コレ正解

極細のストレート麺は、数十秒で茹で上がるタイプ。

市場で働く人向けにこんな極細になったという話らしいですが、この麺好きですね。

加水率低めで、普通の固さでも、かなりパキパキ

それがまたスープと合うんです。

ねぎが入ることで、相乗効果が生まれていますね。

そして、チャーシューでない、ほぐし肉。

見た目はシーチキンのようです。こちらも塩だれで味付けしてあるようですが、ちょっと味付け濃すぎで、食べるのに苦労しました。

ご飯があれば、最高だけど…




麺を食べ終わる頃に、「替え玉」を頼みました。

今度は固めにしてみます。

茹で上がった麺を持ってきて、丼へ投入してくれます。

今度はテーブルの上にある、紅ショウガやごまを使いますよ

いやあ、思ったんですが、このお店麺の量が結構ありますね。

元々博多のラーメンの麺は替え玉があるから少ないのですが、ほかのお店の倍～１．５倍くらいはあると思います。

固めも美味しいですね。

サクサクとした食感で、ごまの風味も美味しい

何というか、無性に食べたくなるラーメンでしょうね。

スープは少し肉でしょっぱくなったので残しましたが、美味しくいただきました。

もっともスープまで飲みきる人は少ないです

次から次へとお客さんが入ってくる店内、すごいですね。

このラーメンが静岡県にあったら、とか考えてしまいますが、きっと口にあうだろうなあ。

また行ってみたいです