鴨台食堂でハンバーグを食べた後に、
鴨台観音堂に行きました。
鴨台食堂のある大正大学の
5号館に隣接してる建物です。

この観音堂は、平成25年5月に完成した
八角形の建物です。
会津のさざえ堂みたいだなぁと
思ったら、会津のさざえ堂を
参考にして作られたそうです。
構造は、巻き貝のサザエに例えて
「鴨台さざえ堂」と呼ぶそう。
堂内の回路は、往路と復路が
交わることがない二重螺旋構造に
なってておもしろいです。
本場の会津若松市のさざえ堂は
かなり古くて重要文化財なので
一見の価値があるけど、
こちらはこちらで現代風でいいです(笑)
螺旋階段に従ってぐるぐると上ると
往路の壁面に17文字の梵字が
書かれています。これは、
「般若心経」の真言
「ギャーテーギャーテー
ハラソウギャーテー
ボージソワカ」
この堂内を上るだけで
般若心経を読誦したと同じ
功徳が得られるそうです。

さざえ堂の螺旋構造は、
仏さまの眉間の白毫と同じ
渦巻状の白い毛を象徴としてます。
ちなみに、白毫(びゃくごう)とは
悟りをひらいた証なのですが、
伸ばすと一丈五尺(約4.5メートル)
にもなる右巻きの白毛で、
仏様はここから光明を放つと言われてます。

最上階に行くと、観世音菩薩さまが
安置されています。
あらゆる人々を苦しみから救い
願いを叶える為に三十三の姿に
変身して私達を救って下さる
親しみのある観音さまです。

上って下りて、
ほんの数分で観光出来ちゃいますw

オクトパスくんなるのがいたよ。
置くとパスするオクトパスくん。
合格祈願だそうです。
南三陸復興だこである
ゆめ多幸鎮(たこちん)
東日本大震災の支援活動として、
大正大学の学生、教員らが
協力したんだそうです。
奇しくも、今日は3.11
あれから9年の月日が経つんですね…