★チチカカ湖でまぐろを釣る★ En JAPON

ペルー・ボリビアから帰国しました。旅の模様を写真と一緒にアップしてます。
●◆最新更新日→2009年4月22日◆●

アイマラ族のおまじない

2008年01月07日 | ボリビアの文化・食べ物・伝統など
毎日まぐろの散歩をしている公園では、犬友達とよく会う。

こちらからは一回も声をかけた記憶は無いのに、もう結構な人たちから声をかけられ、「犬友」として何気ない会話をしたり犬情報を交換したりさり気なく挨拶をしたり・・。


今日は、すごくこちらのことを気に入ってくれているおばちゃんに会った。
彼女は50才くらいだろうか、いつも「hola!! aco!! como estas!!」(やー!あこー!げんきい!?)と、単語単語の間に「!」が入るような快活の良いおばちゃん。タロットのプロであり、よく公園のベンチでいろんな人の人生相談を受けている。
さらに、アイマラ(ボリビア先住民)の言語を話し、そのアイマラのまじないや魔法の術に長けているらしく、いつも、いろんな「グッズ」を見せてくれる。

過去自分に見せてくれたのは、何かの猛獣の牙、これまた何かの動物の手のミイラ、何かの粉、何かの植物、何かの乾燥した目玉、何か怪しい古めいたカード・・・。
すべてに「何かの・・」がついてしまうあたり、本当によく分からない。


そして今日見せてくれたのはコレ↓



・何かの草→ロメロ
・真ん中の何かの黄色の物体→ワイルル
・目みたいな赤い種→クティクティ

ロメロはとてもいい香り。たぶん何かのハーブ類だろう。
ワイルルは、全く想像つかないけど、これは「種」のひとつなんだって。
クティクティも種。よく首飾りとして売られている。


おばちゃんの早口なスペイン語が完璧に理解できなかったけれど、これは幸運をもたらすという、アイマラのおまじないでは欠かせないものらしい。

「へえ~!すごいね。なんでも知ってるんだね~」

と感心しまくっていたら、

「アコに全部あげるわ!大切にもっててね!」

と気前よく全部くれた。



とゆーことで今これら3点セットはいつも持ち歩いているポーチの中にある。

パチャママ様(アイマラの神様。大地の神)、自分、一応エセ仏教徒だけど、今年一年、見守っててくださいまし!!!