(12月1日の日記)
前回の日記の続き。
常夏サンタクルスにある、アンボロ国立公園という名のジャングルへ、同期隊員の女3人で行って参りました。
↑
この木の中には空洞があって、、、
↑
中から覗くとこんな感じ。秘密基地みたい。
↑
蛇のたまごも発見。温かかった。
もともと自然や動物・昆虫が大好きな自分。
エコ・レンジャーや、インタープリターも、将来やりたい仕事のひとつ。
なのに
狂暴な蟻に噛まれ、巨大ゲジゲジに怯え、鬱蒼と生い茂るジャングルの森を歩くことに心地よさなんて感じられなかった自分。
自然には危険も満ちてていろんな面があるからこそ探検のしがいがあるってもんなのに。
「あれ、自然が大好きじゃなかったんだっけ?」と自問自答。
個人的にとても衝撃的だったこと。
それは、こんなジャングルに、なんと高地に住んでる先住民インディヘナの格好をした人が住んでいたということ。自分の住んでる高地ラパスで毎日のように目にする先住民アイマラ系の民族スカートや、アワヨといった布をこんなジャングルで目にするなんて。
しかも、確実に電気も水道もなければ、こんなジャングルの中で蚊や猛獣もいるというのに、どうやって暮らしているんだろう。
ここサンタクルス県は、国内最大の農業県であるというのは聞いていたから、たくさんの出稼ぎが来るだろうことは想像出来るし、耳にもしていた。
でも、聞くのと実際見るのとでは、衝撃が違うんだな。
なんでも、毎年、何万という人が、アンデス高地(自分の住んでるラパス、その他ポトシやオルロなど)から出稼ぎ労働者として来るみたい。
そしてさらにその多くの人々が、労働契約者の偽りの言葉に騙され、労働現場である農地での安全な水や、トイレ、教育や医療などへのアクセス環境がない環境で暮らさざるおえない状況を強いられるという。さらには、低地サンタクルスの人々から高地先住民系の人々に向けられる蔑視や差別・・。
お金を払って、ガイドを雇い、帽子かぶってちゃんとした靴を履き、そんな重装備な格好しながら、蟻やゲジゲジに怯えて、嗚呼、なんて自分は小さいんだろう。。
普段いつも食べているバナナが、どんな人々の手で、どんな道を辿り、どれだけの汗と共に、どんな複雑な思いを込められて運ばれてくるのか。
きれいに飾られたパフェに付いてるバナナにも、一体どんな道のりが、どんなドラマがあったのか。
世界の裏には知らなきゃいけないことがまだまだたくさんある。
前回の日記の続き。
常夏サンタクルスにある、アンボロ国立公園という名のジャングルへ、同期隊員の女3人で行って参りました。
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この木の中には空洞があって、、、
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中から覗くとこんな感じ。秘密基地みたい。
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蛇のたまごも発見。温かかった。
もともと自然や動物・昆虫が大好きな自分。
エコ・レンジャーや、インタープリターも、将来やりたい仕事のひとつ。
なのに
狂暴な蟻に噛まれ、巨大ゲジゲジに怯え、鬱蒼と生い茂るジャングルの森を歩くことに心地よさなんて感じられなかった自分。
自然には危険も満ちてていろんな面があるからこそ探検のしがいがあるってもんなのに。
「あれ、自然が大好きじゃなかったんだっけ?」と自問自答。
個人的にとても衝撃的だったこと。
それは、こんなジャングルに、なんと高地に住んでる先住民インディヘナの格好をした人が住んでいたということ。自分の住んでる高地ラパスで毎日のように目にする先住民アイマラ系の民族スカートや、アワヨといった布をこんなジャングルで目にするなんて。
しかも、確実に電気も水道もなければ、こんなジャングルの中で蚊や猛獣もいるというのに、どうやって暮らしているんだろう。
ここサンタクルス県は、国内最大の農業県であるというのは聞いていたから、たくさんの出稼ぎが来るだろうことは想像出来るし、耳にもしていた。
でも、聞くのと実際見るのとでは、衝撃が違うんだな。
なんでも、毎年、何万という人が、アンデス高地(自分の住んでるラパス、その他ポトシやオルロなど)から出稼ぎ労働者として来るみたい。
そしてさらにその多くの人々が、労働契約者の偽りの言葉に騙され、労働現場である農地での安全な水や、トイレ、教育や医療などへのアクセス環境がない環境で暮らさざるおえない状況を強いられるという。さらには、低地サンタクルスの人々から高地先住民系の人々に向けられる蔑視や差別・・。
お金を払って、ガイドを雇い、帽子かぶってちゃんとした靴を履き、そんな重装備な格好しながら、蟻やゲジゲジに怯えて、嗚呼、なんて自分は小さいんだろう。。
普段いつも食べているバナナが、どんな人々の手で、どんな道を辿り、どれだけの汗と共に、どんな複雑な思いを込められて運ばれてくるのか。
きれいに飾られたパフェに付いてるバナナにも、一体どんな道のりが、どんなドラマがあったのか。
世界の裏には知らなきゃいけないことがまだまだたくさんある。