三室山のもみじを散らすほど、乱れさせちゃったんですね。
能因さん、それって自慢してませんか。
たこの少ないたこ焼きのような顔して、やるじゃないの。
百人一首に載るくらいだから、なかなかの歌人なんだね。
嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり
三室山のもみじを散らすほど、乱れさせちゃったんですね。
能因さん、それって自慢してませんか。
たこの少ないたこ焼きのような顔して、やるじゃないの。
百人一首に載るくらいだから、なかなかの歌人なんだね。
嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり
せっかく忍んできたのに、彼女は口を半開きで高いびき。
その上、白目をむいた寝顔が恐ろしい。しばらくどうしたものかと
枕元で試案していたら、突然ぶりー! っと屁をこいた。
気の毒な三条院の旦那の、百人一首の歌はこんなんです。
心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな
周房内侍のおばさん、自分の秘め事を俳句に詠んじゃうとは大胆ですね。
百人一首に載ってる周房内侍さん、あんたの和歌ですよ。
春の夜の 夢ばかりなる手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ
こんなきれいな歌を詠んだ人の俳句とは思えませんよ。