
「横川探検隊出てこいや!」

「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンの愚昧親爺じゃけんのぉ~」

「なんか懐かしいフレーズじゃのぉ」

「そう、オフ会に参加していた頃に使ってたやつですよね」

「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ンの愚昧親爺でごじゃりまするよ( ̄^ ̄)ゞ」

「一応、ハクション大魔王の代魔王 いえいえ、パクリでございます」

「何がハクション大魔王かと申しますと・・・」

「体型が」

「これ以上は触らぬが宜しい話題でございます」

「そうそぅ。このフレーズ入る前に」

「一部、フィクションであり、一部はハクションです」

「って振りが必要でしたね」

「あの頃は拙ブログの常連さんもいらしたのに」

「今となっては閑古鳥」

「そろそろ始めるかの」

「んだ」

「今日は横川駅ガード下探検しますね」

「Perfect Beer Kitchen」

「うさぎ先輩が好きそうなお店ですね」

「誰がうさぎ先輩じゃっちゅうねん」

「そういうキャラなんだから、我慢してくださいよ」

「お前のおごりなら仕方ないのぉ~」

「そ、そんなぁ~」

「その隣は」

「鉄板酒場野武士GIDAですかね」

「年寄りの気持ちは捕まえられんネーミングじゃの」

「これ理解できないのはうさぎ先輩だけですよ」

「お前はわかるん?」

「ぃいえ」

「焼き鳥トリノックラ」

「酒場ほんまる」

「ここが大箱じゃし、カウンターも空き多数じゃけん、入ってみるか」

「好いですね」

「炭火炉端と地酒飲み放題」

「しかも、60分990円」

「ここしかありませんね」

「ガラガラガラと引き戸を開け」

「一人なんじゃけどのぉ~」

「ご予約は?」

「しちょらんのんじゃけど」

「すみません、予約で一杯です」

「

」

「ということで」

「空いとるとこならどこでもええわ!」

「じゃぁもう一軒お隣に」
Theme of Rocky (ロッキーのテーマ)

「餃子ノ酒場」

「お一人様カウンターどうぞ」

「生頂戴な」

「単品で宜しいですか?」

「慌てて品書きを見る」

「ぁ、ちょい飲みセットで」

「ちょい飲みで宜しいですか?」

「はい」

「こちらの早出しの中から1品お選びください」

「自分で選べるんじゃの」

「どれでも結構ですよ」

「じゃぁ、とろっとチーズ豆腐で」

「お通しです。お代わり自由になっております」

「ぁ、お通し代で元を取る作戦のお店かぁ・・・」

「さっきの『ちょい飲みで宜しいですか?』ってどういう意味でしょうか?」

「何かおかしかったかのぉ?」

「単品で宜しいですかって聞かれて、ちょい飲みって答えたんですよね」

「ほうじゃったのぉ」

「ちょっと間がありませんでした?」

「そう言われてみれば」

「お前はちょい飲みじゃないだろうって」

「

」

「私が思うに、お隣の飲みホ60分990円にフラれて、此処に来て120分1900円の飲みホ頼む人が多いんじゃないかと」

「それは考え過ぎじゃろ」

「ですかねぇ」

「これが、とろっとチーズ豆腐ですね」

「これは酒が飲めるぞ」

「お待たせしました、餃子です!」

「まぁ、タレなしでガンガン行けるタイプじゃの」

「しそサワー頂戴な」

「あっち、見てみぃや」

「何かあります?」

「あのカーテンのとこ」

「

」

「ウイスキーの瓶が並んでますね」

「隣はバーかのぉ?」

「そうなんですよ」

「ってことで」

「お会計を願い出て」

「まぁ、これなら呑みホにした方がエエかのぉ」

「ちなみに」

「お隣は」

「洋酒酒場イソロク」