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コロナ第3波、第5波、第6波、第7波の比較(東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議より)

昨日10/27、
第105回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議が
ありました。

その際、コロナの第3波、第5波、第6波、第7波の状況を
比較した資料がありましたので、ちょっとみて見ます。

沢山資料があるんですが、一番興味深かったのは資料10。

まずは、これの1ページ目。

第3波、第5波、第6波、第7波の感染状況全般を一覧表に
したものです。
やっぱり第7波が、一番感染者数が多いですね。
死者も多いのですが、感染者との比率で考えると
第3波 1051/68477=0.0153 約1.5%
第5波 837/202262=0.0041 約0.4%
第6波 1203/843165=0.0014 約0.1%
第7波 1342/1479005=0.0009 約0.1%
となって、感染が繰り返されるたびに、
累計の感染者と死者の比率が下がって行っています。
まぁ0.1%でも、インフルエンザと比べると、
1桁から2桁高い比率なんですけどね。

こちらに、新規感染者数と重症者数を表したグラフがあります。

これを見ると、一番重症者が多かったのは、
第5波だったんですね。

年代別で、感染者数を比較したのがこちら。
縦軸の数値が異なっているので、
山の高さをそのまま比較しないでください。

これで興味深いのは、第3波、第5波は、
20代とそれ以外でグラフの高さに違いありますが、
第6波、第7波になると、30代、40代も、
20代と同様の程度に感染者数が見られている様です。

入院者を年代別でみて見たのがこちら。

第5波と、第6波および第7波では、
明らかに年齢層が異なっている様です。
第5波では、40代、50代の入院者も目立ちますが、
第6波や第7波になると、それらは減り、
70代以降の入院者が目立つようです。

最後はこちら。
死者数の比較です。

第5波だと、50代の死者が目立ちますね。
60代以降の死者も同じ程度ありますが、
50代の死者数の多さは目立ちます。
そして、気になるのが第7波。
累計数としては小さくて、グラフでもほとんど目立ちませんが、
第7波だと、10代以下で死者のグラフが見えています。
全体数としては小さいですが気になりますね。

以上、10/27に行われた、
第105回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議の
資料を読み解いてみました。

資料出典
第105回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議
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