北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2020.1.3 『主待山』(345m)~『243mP』(点名:夕立森)~『三角山』(281m) 雪のない里山を楽しむ
3日の朝は平取ダム近くで目覚めた。
目を覚まして時計を見ると、
既に7時を過ぎていた。
すぐにエンジンをかけ、
またシュラフに潜り込む。
気温はマイナス8℃。
8時近くまで寝ていた。
それでもHiromi は全く起きる気配なし。
とにかく起こさなければ、
いつまでもどこまでも眠り続けるやつだ。
その後貫気別に向かった。
この日の予定は貫気別で里山歩きだ。
メインは『主待山』だが、
これにはあらかじめ二本のルートを選定しており、
どちらから登るかは、
現地の状況を見て決めようと思っていた。
そして現地に行ってみると、
貫別と振内を結ぶ道々が災害復旧工事のため、
貫気別八幡宮のところで通行止めとなっていた。
そんな光景をを目にすると、
ゲートの先の車道を歩きたくなる私。
それで表題の三座を巡ることにした。
9時15分、貫気別八幡宮下の駐車スペースから、
ゲートを越えてスタートした。
辺りには雪がない。
まるで晩秋の風景を目にしているようだ。
傾斜のある舗装道路は滑るので、
一応ストックを用意したが必要なかった。
広い車道を快適に歩いていくと、
正面に『三角山』が近付いてくる。
車道は『三角山』を右手に変えて先に伸びる。
『三角山』は最期に登ることにし、
まずは『主待山』を目指して進む。
やがてこの車道の通行止めの原因である、
災害復旧工事現場を目にすることになった。
それは紛れもなく一昨年発生した、
胆振東部地震の生々しい爪痕だった。
道々がそっくり崩れ去ったようだ。
重機を使った大がかりな工事が行われていた。
ただ今回は現場も正月休みのため誰もおらず、
静かな現場を目にしながら過ぎた。
そして工事現場を過ぎようとした地点に林道が現れ、
それはまさしくあらかじめ地形図を見て、
入山を予定していた地点だった。
地形図にはない林道を入っていくと、
目指す『主待山』方向に伸びていく。
「これはラッキー」と思ったものの、
そんな幸運がいつまでも続くとは思えず、
適当なところで林道を離れ、
尾根をつないで進む。
しかしその先で必ず林道が現れてそこに降り立った。
この辺りは笹の丈が低くて薄いので、
どこでも歩けるのがいい。
『主待山』から西に伸びる尾根への登りは急登だ。
うっすらと踏み跡がついているものの、
どこでも歩けるのでそれを外れて登り、
10時35分、『主待山』(二等三角点)。
木の間越しに周囲の風景が見える。
実に素晴らしい山だ。
後ろ髪を引かれる思いで下山を開始し。
通行止めの道々に戻り、
登路の途中で現れた林道入口から「夕立森」を目指した。
こちらも地形図にない林道が続く。
そしてこれもまた目指す峰に向かって続いていた。
ただ地形図からは読み取れない小ピークが続くため、
いちいち確認が必要だった。
そして間違いなくここだ、
というピークに到達して三角点の標石を探すも見つからない。
そこでHiromi がGPSで確認してみると、
やはり間違いなくそこが三角点を有するピークだった。
12時05分、四等三角点「夕立森」。
範囲を広げても見つからないので、
大変残念だが諦めざるを得なかった。
戻る途中の林道で昼食。
そして最後の『三角山』へ。
車道を離れて古い林道に入ると急登だ。
グイグイ高度を上げ、
東西に長い頂稜の東端に達した。
目で見て明らかにそこがこの山の最高標高点だったので、
三角点を探すも見つからず、
周囲をキョロキョロしながら西の端に向かった。
そして三角点標石はその端にあった。
13時30分、『三角山』(四等三角点)。
木の間越しの見晴らしがいい。
こんな特徴のある素晴らしい里山が、
麓からすぐ近いの位置にあるのに、
登られている形跡が微かにしか認められないのが、
私にはなんとも不思議でならない。
『三角山』からは笹の西斜面を下って道々に下りた。
あとは舗装道路をてくてく下って、
14時ちょうど、駐車地。
楽しかった里山歩き。
また必ず再訪することを確信する山行となった。
そしてこの日も平取温泉に向かって車を走らせた。
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