歓喜の退院からちょうど1ヶ月。その後、体質改善は進んでいるか、進んでいるのか
定期健診にやってきた。前の練習場まではしょっちゅう来ているのだが、この聖域に
足を踏み入れるのは1ヶ月ぶりである。
検診結果は・・・見事に◎であった。2ヶ月前のドックで規定値オーバーの項目が
数えられないほどあったのに、全滅していた。自分で自分を褒めてあげたい気分だっ
たね。イヤイヤそう浮かれる前に、言うまでもなくこの結果は恋女房の献身的な世話が
あってからこそのものであり、改めて彼女には感謝感謝の気持ちを忘れてはいけないのだ。
その恋女房が、オイラの定期健診の日にあわせて入院した。こちらも先月のオイラと同様
計画入院であり、オイラは体質改善を目的とした入院だったが、恋女房は検査のための
入院である。同じく2ヶ月前に手に手をとって受診したドックで臓器の一部に影があると
診断され、かかりつけの医師に再検査をしてもらうよう指示があったためだ。
オイラの入院中、一度再検査をしていただき、癌・腫瘍といった悪性のものではないことは
明らかとなったのだが、今回は胃カメラを使って臓器内に造影剤を投与し、すぐに取るべきか
放置しておいても良いのか再度診てもらうことにした。念には念をである。臓器内に造影剤を
入れると臓器全体が炎症を起こし、かなりの痛みを伴うため入院となったわけである。
午前中、オイラの定期健診後、ともに昼食を摂り、紙麒麟のいる病院内カフェで休憩した後、
恋女房は無事入院となった。最上階の部屋で見晴らしも良く、羨ましい限りである。子供か?
恋女房の無事入院を見届け、ウチに帰ってみると
恋女房不在の布団の上では、配偶者であるオイラ以上にこの娘がしょげ返っていた。
どうやら、間違いなく、この娘は、今日かーさんが帰ってこないことを理解し寂しがっているのと
今夜これからオイラと二人だけで寝ることを確信し、相当嫌がっているのである。