画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

大北斎展(福岡市博物館)/行ける所まで、行きたい

2011-05-19 23:08:10 | 日々の感動
今日は、福岡市博物館で開催されている、
大北斎展に行きました。

北斎の肉筆画を観てまだ興奮してます。
「楽しそうだ!」

以前から好きな、北斎の言葉があります。
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「画を描くことが好きで好きで、六歳からどんどん描き進んで、
五十歳ぐらいでひとかどの画師として名を成しておりながら、
七十までに描いたものは取るに足らなくて、
七十三歳にしてやや見え出した。」

「八十六にして益々進み、
九十歳にしてなおその奥義を極め、
百歳にして正に神妙ならん歟。」

「百十歳に至れば、一点一格にして生けるがごとくならん。」


【「富嶽百景」初編跋文の原文】
ー己六才より物の形状(かたち)を写(うつす)の癖(へき)ありて、
半百の此(ころ)より数々(しばしば)画図(ぐゎず)を顕(あらは)すといえども、
七十年前画(えが)く所は実に取るに足(たる)ものなし。

七十三才にして稍(やや)禽獣虫魚(ちやうじうちうぎよ)の骨格草木の出生を悟し得たり。
故に八十六才にしては益々進み、
九十才にして猶其奥意(なおそのおうい)を極め、
一百歳にして正に神妙ならん歟(か)。

百有(いう)十歳にしては一点一格にして生るがごとくならん。
願くば長寿の君子予言(よこと)の妄(まう)ならざるを見たまうべし。  画狂老人卍述ー
 
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この文章を度々思い出し、いつも思っていました。
「行ける所まで、行きたい」と。
そして、今日、改めて思いました。

うれしく楽しく生きないと、
ここまで、心が躍る、
生き生きした絵は描けない。

行ける所まで行きたい。
九十歳で一生を終えた北斎。
「七十三歳にしてやや見え出した」
という北斎に何処まで近づけるか、
毎日が大切。積み重ね。

うれしく生きないと。
生活の一瞬一瞬が絵になる。
繋がってる、全てが絵を描く事だと思い続けます。

東北の再生を願って描いた「東北に咲く花」の絵5枚、UTTEのウエブサイトで紹介して頂いてます。→http://www.utte.co.jp/wp/?p=4752

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「ART AID アートで東北を支援しよう!」

来週の月曜日、5月16日から開催される、展示・販売イベント「ART AID アートで東北を支援しよう!」に「東北に咲く花」の絵を5枚とポストカードを出品します。沢山の方に観て頂きたいです。こちらからリンク先へ。 http://ow.ly/4Ke49


展示・販売期間:2011年5月16日(月)~29日(日)
開場時間 平日:13時から19時、土日・祝日11時から18時

展示場及び施設:ギャラリー&スペース アートマルシェ神田
住所:千代田区神田須田町2-25 三和ビル6F
JR・メトロ・TX秋葉原駅より徒歩3分、
都営新宿線 岩本町駅より徒歩2分
銀座線神田駅・丸の内線淡路町・千代田線新御茶ノ水も徒歩圏内。
※上野からも東京からも2駅の立地にあります。



沢山の方に、絵を観ていただきたいです。













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