つれづれすけっち

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篤姫 クランクアップ

2008-09-28 13:27:11 | 堺雅人さん
大河ドラマ「篤姫」が27日にクランクアップしたそうですね。↓

宮崎篤姫涙の完走…2人の夫に愛されて(日刊スポーツ) - goo ニュース

芸能界には”サプライズ”がつきもののようですが、
クランクアップのサプライズは家定公=堺雅人さんの花束贈呈だったようです。
別の記事には、堺さんの登場を目にした宮崎さんは思わずしゃがみこんでしまった、と
書かれていました。
堺さんを見たとたん、力が抜けてしまったんでしょうね・・・↓



「台本に『好き』と書いてあるから、好きになったのではなくて
自然な感情で私自身が堺さんを好きになったんです。大好きです。」

というどさくさ紛れの(!)告白とも取れるような発言まで飛び出してますが
宮崎さんの紛れもない本音なんでしょうね。
確かに、夫役である堺さんに対して自然に感情移入が出来たことで
作品のクオリティも高くなったと思うし、
そんな自然でクオリティの高い演技を観る視聴者も
どんどんドラマにのめり込んでいったのだと思います。
このお二人の「共演」というすてきな化学反応がなければ、
「篤姫」はここまで人気にならなかったのでは?とさえ思えます。

花束を持つ堺さんのまなざし、すてきですね。
カッコいい!というミーハーな目線でなく、
いち俳優、堺雅人さんとしてすてきだな、と思いました。
宮崎さんに対する温かく、大きく包み込むようなまなざし・・・
そんな堺さんを目の当たりにしたら、そりゃ力も抜けますよね。
宮崎さんにとっては、夫役という枠を超えて言葉にはできないほどの
大きな存在だったのではと思います。

堺さんは、以前のインタビューで

「中継者のひとりである僕が果たすべき役割は
篤姫の心に深く楔を打ち込むことだと考えています。”徳川家”という大きな楔を」

とおっしゃっていますが、”徳川家”の楔はもちろんのこと
篤姫に対し夫:徳川家定としての大きな、深い楔を残していったと思います。
これが夫の死後も徳川家の人間として生きていくことを誓うに至った
篤姫の核になっていったのではないかと思います。
ですから、堺さんの果たされた役割というものは、
ご自身が考えられておられるよりも壮大なものになったのではないでしょうか。

近頃の篤姫には姑、大御台所としての重厚な存在感と
その合間にチラリと見える娘:篤姫としての可憐さが混在していて
その使い分けが非常に見事ですね。
これからドラマ「篤姫」は本当の意味での佳境に入っていきます。
ラストまで一瞬たりとも目が離せません。

宮崎さん、お疲れ様でした!
これからのさらなるご活躍に期待したいですね!