<1回目>6月14日 13:30 京都劇場
<2回目>8月 4日 18:30
ピコ:吉沢梨絵 マコ:花田えりか
マコの母:重水由紀 メソ:飯村和也 デビル:川原洋一郎
エンジェル:(1回目)藤原大輔 (2回目)鈴木涼太
ヤクザ:野中万寿夫
暴走族:(1回目)西尾健治(2回目)吉原光男
部長:田中廣臣
老人:(1回目)立岡晃(2回目)武見龍麿
老婦人:(1回目)北村昌子(2回目)安田千永子
夢の配達人:(1回目)味方隆司(2回目)荒川務
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お待たせいたしました?!ようやく観劇記、アップいたします。
「夢から醒めた夢」。
この作品は舞台というより、さながら移動遊園地のよう!!
開演前のロビーパフォーマンスがもう楽しいのなんのって!!
京都劇場の入り口ではノッポのピエロがお出迎え。
ピッピッピーと笛を吹きながら歩き回ります。手を伸ばすと写真撮影もOK!
そして入り口では怖~い顔の魔法使いがチケットをもぎっています。
怖がりの私は2回とも係りのお姉さんの方へ並んでしまった・・・
どこまで気が小さいのでしょう、私。
3回目の観劇は勇気をもって?!魔法使いにもぎってもらおうと思います。
ロビーでも色んなイベントが。
こんな美しいお姫様がいたり・・・
小人がハンドベル演奏していたり。
ピエロがシャボン玉吹いていたり。
足にジャンピングマシーンを着けた野獣のような悪魔がうろうろ通ったり。
柱によりかかり、哀愁漂わせながら?!カメラ目線もくれる悪魔。怖いけどちょっとかわいい。係りの人が「悪魔が通りますので、道をお開けください~」なんて言っているのは笑えてしまうが、スタッフさんたちは大変です。
他にも色んなパフォーマンスが繰り広げられ、ここは紛れもなく夢の世界!!
お客さんはみんないい顔をしていました。
この作品はロビーパフォーマンスの時点から始まっているんですね。
「舞台上でもパフォーマンスが始まっております」という係りの方の案内に導かれ客席につくと、舞台では白黒ピエロのパフォーマンスが始まっている。そして観客参加の輪投げで盛り上がった後、どこからともなく「ショーターイム!」と言う声が響きはじめる。いよいよ舞台「夢から醒めた夢」開演です。
既に夢の世界にドップリ浸かっている観客も、「ショーターイム!」の声でさらにドキドキワクワクしてしまう。まるで子供のように。
本当に上手い演出だ。
1回目観劇の時は、夢の配達人が登場する席にとても近かった私。最初は仮面とマント姿で席についているため(そして予備知識がなかったため)それが夢の配達人とは知らなくて「もう開演するのに、この人いつまでここにいるんだろう・・・」なんてずっと気になっていた。
すると、スポットライトがあたり、おもむろに立ち上がりマントがさっと落ちたそこには、何と夢の配達人がいるではないかぁぁ~~~!!
もうビックリしたのなんのって!!!
スポットライトに包まれた配達人(味方隆司さん)はとても不思議な雰囲気を醸し出していて、しかもカッコいい!・・・というよりジェントルマンという感じと言ったほうがピッタリくるのかもしれない。そんな姿にほけ~っと見取れてしまった私。
味方さんは、昨年「魔法をすてたマジョリン」で一度拝見しているのだが、あの時の役(ニラミンコ=魔女のオバサン?!)とは真逆の役で、本当にあのニラミンコと同一人物?って思ってしまったほど。ニラミンコではコメディセンスが光り、配達人では不思議な温かさ、慈愛に溢れたキャラクターを演じられる味方さん。佇んでいるだけで配達人の存在感が感じられてしまう。その説得力、すごすぎます!
その2へ続く・・・(まだストーリー始まってないのに!)