つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

文・堺雅人 涙の最終回

2009-01-29 22:06:51 | 堺雅人さん
先週、今年初めてのTVnaviを買いに行き、
その場で「文・堺雅人」を立ち読みしたら
何と「最終回」と書いてあるではありませんかっっ!!!
・・・もうその衝撃と言ったら。
まさに晴天の霹靂。聞いてないよーーー!!と叫びたくなりました。
その場で固まってしまった私。多分悲壮な顔をしていたことでしょう。
悲しいやら複雑な気持ちやらで、気持ちは暗く
即ブログに書き込む元気もない状態で、約1週間が経ちました。

このエッセイが始まって4年、そして今回が50回。
きりのいいところで終了、というところなんでしょうね。
堺さんも昨年の「堺雅人ブーム」以降、TV、映画ご出演が続き
お忙しい毎日が続いておられるようなので、ここで最終回というのは
堺さん側としては、かなりいいタイミングだったと思います。

しかし、堺さん歴の浅い私にとっては半年経つか経たないかでの最終回。
これは非常に残念、無念としか言いようがありません!!

この半年、毎月24日が本当に楽しみでした。
TV雑誌を買うというより、堺さんのエッセイを読むために買っていたようなもの。
月イチの行事と化していたTVnavi購入もこれで最後か・・・と思うと
さびしくて仕方ありません。

愛読歴は短かったけど、堺さんのお人柄がにじみ出た文章を
毎月読めたことはとても幸せでした。
堺さんの文章は、誰かに擦り寄る、迎合する文章ではないんですよね。
そんなほどよい距離感のある文章が、とても堺さんらしくて好きでした。
文章の向こうに堺さんが見えてきたし、
一回一回真面目に、真剣にエッセイに取り組む姿が感じられるエッセイでした。

最終回ということで堺さんの丸っこい直筆メッセージが掲載されていて、
その中に
「残念ながら今回でひとまづ終了、ということになりました」とありました。
ひとまず、という言葉。ひとまずだったら、また復活もしくは違う形で
再連載もあり?なんて無謀な妄想を抱いてしまいます。

今は、この4年間のエッセイを本にまとめて出版されることを祈るばかりです。
本好きの堺さんにふさわしい、シンプルで、堺さんの文章が生きてくるような
構成にしてもらえたら最高ですね。
それと、プライベートフォト集も是非掲載してほしい!!

タイトルはそのまま「文・堺雅人」でお願いします。

「美女と野獣」京都公演決定!

2009-01-20 22:17:55 | 感激!観劇!
だそうです。
以前の京都公演から、なんと4年ぶりになるそうで
私の四季初観劇作品「美女と野獣」が京都に帰ってくるニュースには、
かなり感慨深いものがありましたね。
・・・やっぱり、大阪四季劇場で上演される演目ではなかったようです。

で、「ソング&ダンス 55ステップス」大阪公演が決定したようです!
「55ステップス」名古屋公演が決定した後、
「え?関西(私は京都を想定)公演はないの~?」なんて不満に思っていたのですが、
何と、この演目が大阪に来たか・・・やられた!という感じでしたね。

この演目が、「オペラ座の怪人」と次回ロングラン作品の間の
つなぎ作品となるようですね。
「55ステップス」は長くて3ヶ月ぐらいかと思うので、
それが終わった後、次回作品がスタートするのではないかと。
これで次回作品が「ウィキッド」になるのは濃厚でしょうね。

「ウィキッド」はこの6月で上演が丸2年となり、2年と数ヶ月で千秋楽と予想。
そしてその後、秋ごろから「ウィキッド」大阪公演がスタートと考えると
つじつまが合うというか、全てがすんなり通ります。

やっぱり「ウィキッド」かぁ。
って言っても、まだ私の予想の域を超えませんが。
う~ん。
これまで東京で2回観ましたが、正直言ってあの作品には
あまり感情移入できないんですよねぇ。ボソッ。

ま、今は何より「美女と野獣」と「55ステップス」が関西にやってくることを
喜びたいと思います!



「エリザベート」観劇記 1/14

2009-01-15 11:25:45 | 感激!観劇!
2009年1月14日 13:00開演 梅田芸術劇場

エリザベート:涼風真世 トート:山口祐一郎
ルキーニ:高島政宏 フランツ・ヨーゼフ:鈴木綜馬
マックス:村井国夫 ゾフィー:寿ひずる ルドルフ:伊礼彼方
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪での「エリザベート」は約3年ぶりでしょうか?
エリザベートが一路さんから涼風さんと朝海さんのWキャストに代わって初めての大阪公演。

今回のエリザベートは涼風さん。「M.A」で歌、演技を拝見ずみでしたが
う~~~ん。やっぱり一路さんのエリザベートがいいなぁ・・・
というのが正直な感想です。
涼風さんは美しいし、歌もお上手でしたが、
エリザベートとしてではなく、どうしても涼風さんとしてしか見られませんでした。
気になった点は、
シシィ=エリザベートとしての成長が歌声からあまり伝わってこなかったこと。
一路さんの場合は、最初のシシィ時代は幼い歌い方で通され、
大人になった時はしっかりした歌い方、晩年になると声色を低くした歌い方に変わり
歌声と成長に一貫性があったんですね。
でも、涼風さんはそれが見られなかった。
「あなたがそばにいれば」のところには
若々しい歌い方の中にも低く歌われる部分があったりして違和感を感じたし、
「最後通告」のところでも「・・・ひとりにしてください」の台詞が
いやに色っぽくて、ここでそんな声を出しても??と感じました。
全体的に見て、エリザベートの心の中にある芯、というか一貫したものが見えてこなかったですね。

歌はお上手ですが、涼風さんの歌を聴いて初めて
「エリザベートの歌は難曲なのだ」と感じたので、一路さんのほうがお上手だったのかなと思います。
高音が少し出しにくかったようで、下から上に絞り上げるような歌い方をされていたのが印象的でした。

それと、ラストの「♪泣いた 笑った くじけ 求めた」のところの歌い方も
これまでの生き方を振り返るような歌い方でなく、まだ「生」の感情がこもった
生々しい歌い方だな、と感じました。

トートの山口さん。
歌唱力のすばらしさは相変わらずですね。年月が経っていることを忘れてしまいそうなほどです。
以前より、ささやきながら歌うところが多かったかな?という気がしました。
ささやき声から徐々に歌に変えていくというアプローチが多かったですね。
ある部分では、ささやくというか子供がしゃべるような声に聞こえたところもあって
「えっ?!?!」と驚いてしまいました。
そういえば、トートがドクトルに扮するシーンで「待っていた、エリザベート!」と
シルクハットを飛ばすシーンで、飛ばした帽子が壁に激突し跳ね返って落ちました・・・
周りはクスッと笑っている人がちらほらと。

ちかごろ私、山口さんが歌われる時の「手」が気になって仕方ありません・・・
あれが山口さんのスタイルといえばそれまでですが、ないほうが良いと思うのですが。
手が出そうになったら、どこかにもたれ掛かかるとか、触るとかしたらどうでしょうかね?

あと、気になったキャストをざっと挙げると、
ルキーニの高島さん。主要キャストがほとんどWキャストの中、ルキーニだけが
出番が多いのにシングルで頑張っておられます。どうしてなんでしょうか?

ゾフィーの寿さん。
坂東三津五郎さんの元奥さん、ということしか知りませんでしたが、お上手な方でした。
ちょっと歌詞を忘れられたところがありましたが、
それ以外は威厳に満ちたゾフィーを完璧に演じられていたと思います。

それとシュヴァルツェンベルク伯爵の阿部裕さん。
この役に関してこれまで何も感じませんでしたが、阿部さんに代わってから
存在感をアピールしている感じがして、非常に目立ち、気になりました。
この方って以前「レ・ミゼ」でグランテール(でしたっけ?始終お酒を飲んでいる役)
を演じられ、後にジャベールを演じられている方ですよね。ジャベールは未見ですが。
演じているキャストの格(と言ったら語弊があるかもしれませんが)によって
役がこんなに変わるのでしょうか?

エリザベートを何度も見ているからかも知れませんが、
このミュージカルは歌舞伎に近くなっているのではないか?と思いました。
つまり「演技」が、歌舞伎の「型」に近くなってきているような気がします。
演出もセットもほとんど変わっていないためそう感じるのかもしれませんが、
ひとつひとつの演技が、ここでこう見せて、ここではこう決めるという
段取り演技=型になってきているのかな?と。
このミュージカル自体が停滞している感じがしました。

次回は朝海さん、武田さんという初見キャストでの組み合わせで観てきます。




パイレート・クイーン

2009-01-14 18:31:41 | 感激!観劇!
今日、「エリザベート」を観にいってきました。
色々書きたいことはあるのですが・・・それより何より驚いたことが。

入り口でもらったチラシの束の中に入っていた
「パイレート・クイーン DMお申込書」というチラシ!
何の気なく目を通して見たら、なんと保坂知寿さんと山口祐一郎さんが共演と
書いてあるではないですか!
近頃は東宝ネタに疎かったので、今頃驚きおののいておりました。

このチラシを見て、保坂さんが山口さんの事務所に入られたわけが分かった気がしました。
これまで色々と噂されていたお二人が組むなんて、ある意味「夢の共演」なわけで、
こんなことが出来るのも、同じ事務所のなせる業。
きっと、この作品での共演話があった上での保坂さん引き抜きだったのではないでしょうか?
作品の魅力だけでなく、意味深なキャスティングで話題性を高めようとしている気がしてなりません。
しかもストーリーまで意味深な感じが・・・
ま、考えたらきりがないし、お二人の噂だって真相は分かるはずもないので、
こういう話はここまでにしますが、
それにしても、このストーリーは保坂さんにピッタリですね。
海賊の女王で、出産直後にもかかわらず剣を持って立ち上がり勇敢に戦うなんて
スーパーヒロインですが、結構想像できるかなと。

ヒロインの恋人役である山口さん。久しぶりの人間役ですね(笑)
今回は立ち回りなんかもありそうだし、どんな感じになるのでしょうか。
非常に気になります。

と言っても、大阪での公演は来年1月!!!!1年先ですよ。
これじゃあ鬼もあきれ返りますね。

エリザベート山口トート初日

2009-01-09 17:18:05 | つれづれ
公演自体は昨日8日から始まっていますが、山口トートは今日が初日。
出勤の時、通りかかったらこの有り様でした。
前回のエリザ大阪公演からかなり経ちますが、
山口さんの人気は相変わらず不動のものですね。
道行く人たちが入待ちファンを珍しげに見ていました。

で、先程休憩で外に出たら公演終了後のファンが、出待ちのため列を成しておりました。
皆さん、お疲れさまです。

そうそう、気になるのはチケットの売れ行き。
というのも、昨日梅芸サイトを見ていたところ
「山口、武田両トート初日チケットを買うとポストカードをプレゼント」
という企画があったようなのです。初日は宣伝せずとも売れるものだと思っていたので、
これはチケットの売れ行きが相当振るわないのかと。
ま、この不景気の昨今ですから影響がないわけないですよね。
チケットは高額ですし、もろに影響していることでしょう。
チケット安くしましょうよ!東宝さん!劇団四季を見習って。

あぁ、やっぱり内野さんのいないエリザベートは寂しいですね・・・とても。
新キャストの武田さんがセクシー路線を継承してそうですが、
内野さんじゃないしなぁ。当たり前のことだけど。

さてどんな感じなのでしょう?
私の初日は来週14日です。

あけましておめでとうございます!

2009-01-03 22:35:26 | つれづれ
新年あけましておめでとうございます!
皆様にとって今年も良い年となりますように。
そして、私にとっても良い年になりますように・・・今年こそ(苦笑)
今年も「つれづれすけっち」をよろしくお願いいたします!

新年も3日となり、世間の皆様はお正月休み後半になりましたが、
まだまだお休みモード全開!という感じでしょうか。
私は2日が仕事始めだったので、お正月気分はすっかり抜けきっていますが
2日、梅田の街はすごかったですよ!
何がすごかったって、「初売り」に挑む人がずら~~っと並んでいたこと!
福袋を買い求める人達なのでしょうか。とにかくものすごい人の列が出来ていました。

先日発覚したマクドナルド「クォーターパウンダー(だっけ)」イベントでの
1000人ものサクラ投入事件の記憶覚めやらぬ中だったので、
「この中にもサクラが混じっているのでは・・・」などという考えもよぎりながらも
日本経済が冷え切っているなんて嘘ではないかと思えてしまうほどの凄さでした。
大きな福袋を何個も抱えている人もたくさん見ましたが、
福袋って、そんなにいいもの入ってるんでしょうか?
福袋にはいい思い出がひとつもない私には、どうしても理解できません。
TVで「縁起物ですから」とコメントしていた一般の方がいましたが、
縁起物だからと言って、残り物が詰められているとしか思えない福袋には価値が見出せません。私には。

ただ、最近変り種の福袋もありますね。
例えば「有名人と過ごす権利」付き福袋。
モデルや俳優をしているイケメン(お名前は知らない方でした)とリムジンに乗り、
京都で湯豆腐を食べられるプランや、仮屋崎省吾さん(漢字違うかも)と
お食事する権利とか、将棋の名人と将棋をする権利・・・
あと、ヘリコプターで大阪の空を飛ぶ体験福袋なんかもありましたが、
こういう体験型福袋は面白いですよね。
それに普通では会えない有名人と会話することで、何か学ぶこともありそうだし。
ま、値段はかな~り張りますが。

私なら、どんな体験型福袋がいいだろうか?なんてアホらしいことを考えてみました。
う~ん。
十二単を着て(いい加減なものでなく、正式な!)京都御所の建物内を散策する福袋!!
紫宸殿とか清涼殿など、一般には入れない内部を自由に散策したり、
屏風の絵を堪能したり、寝殿造りの建物から庭を眺めたり・・・
ああ、なんて風流なんでしょう♪

どこかの百貨店が実現してくれないかなぁ。