つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

至福のひととき・・・

2004-09-30 15:21:42 | つれづれ
今日のお昼は海鮮ちらし!
小樽駅の駅弁でその名も「海の輝き」
百貨店の「北海道展」で買ったのだ。
いくら、うになどが贅沢に敷き積められて大変美味!
小樽に思いをはせながら幸せな時間を過ごしたのでした・・

万華鏡を作る

2004-09-27 18:38:50 | つれづれ
今日は休日。
昼から「万華鏡」作りに挑戦!
なぜ、いきなり万華鏡を作ったのか?・・・というと、
私の母が月1で行っている地域の主婦サークルで
先日作ってきたのが「万華鏡」。
万華鏡作成キットが余ったためもらってきたそうで
「良かったら作ってみない?」と声を掛けられていたのだ。

今日は特に予定がなかったので作ってみることにした。
丁寧な説明書もあるし、必要なものは全て入っている。
まず、厚紙を折って、テープで止めて・・・
あれ?「ここに厚紙をはめ込む」とあるけどはめ込めない!何で?
・・あ、間違えた。
表面に千代紙を張って、模様合わせにも気をつけて。
細長い鏡3枚で三角形を作ってテープで固定し、万華鏡外枠にはめ込む。
その状態でのぞき込んでみても、不思議な鏡の世界が広がる。
すごい!キレイ!
万華鏡の中に入れる赤、青、緑、色とりどりのパーツを作る。
セロハンやプラスチックの板を三角や四角や色んな大きさに切る。
ビーズも入れてみた。
試しに覗き込んでみる。うん、結構いいじゃない!
でも少しおとなしいかな。
他のセロハンを入れてみては覗き込み、
また他の色のセロハンを追加して、と試行錯誤すること十数分。
よし、完成!我ながらいい出来?!
母の作ってきたものも見てみる。何だか雰囲気が全然違う。
パーツの入れ方で全く違う見え方になる。
これって作り手の性格がすごく出るんだ・・・驚き。

十何年か振り?の工作。すっかり童心に返って楽しんだ。
万華鏡の中でめまぐるしく変わる「“私”の世界」
(この画像は万華鏡の中の様子を撮ってみました。分かるかなぁ)


1本の電話

2004-09-26 13:02:56 | つれづれ
仕事が終わろうとしているまさにその時。
1本の電話が鳴る。
電話に出ようか、どうしようか一瞬ためらいながら
「えいっ」と出たその電話で帰れなくなること、ないだろうか?
昨日は最後に取った1本の電話のおかげでトラブルに巻き込まれてしまった。

トラブルの内容は、
ある部署のスタッフが間違ったアナウンスをしたために
お客さんが申込締切時間までに申込を完了できない状況になり、
(申込は私の勤める部署まで来ていただかないといけないのだ)
特別に申込受付を先に進めてもらえないか?というもので
案内ミスをした部署から依頼があったのだ。
申込締切日となるとお客さんがギリギリで駆け込んでくることは
よくあることで、18時締め切りと言っているのに
「19時までに行くので何とかしてほしい」などという電話が入り応対することもある。
しかし、
最初の連絡では「19時半までにお客さんが(1人)来られる」はずだったのに
次の連絡では「お客さんの人数は2人」になり
その次は「3人」に増殖し「お客さん自体は今日は行けない」と言い出す。
どういうこと?!
しかもミスしたいきさつが話を聞くごとに二転三転・・・
他部署のミスでもわが社のミスには変わりない。
今回は特別、ということで手続きをすることになったのだが
何だか納得いかない。

というのも案内ミスをして電話を掛けてきたスタッフ本人があまり反省していないのだ。
電話での応対だけで全く面識のない人だったが
「お客さんに泣き付かれて」という言葉を連発するばかり。
それはないでしょう?お客さんが、でなくってあなたがミスしたのが
原因なんですから、ということばが喉元まで出掛かったが
ぐっとこらえた。

心から謝ってくれたら、こちらもまだ気持ちよく応対できるものも
これでは・・・
言葉って本当に大切。
何気なく発した言葉がその人の人となり、考え方までも映し出してしまう。
人ごとではなく私も気をつけなければ、と思ってしまった。

凝り固まった心のしこりを、帰宅後柚子茶でほぐした私でした・・・


今日もパン

2004-09-24 14:31:47 | つれづれ
右がライ麦レーズンパン。
別名、顎力養成パン。
左がメロンパン。
店で「昔懐かしい白あん入り」とあったが
昔はこれが一般的だったのだろうか?
白あんはバターが入ってほんのり甘く
かなり美味しい!

ロミオとジュリエット

2004-09-23 13:09:36 | 感激!観劇!
先日、私の元に1通のハガキが届いた。
「ロミオとジュリエット先行予約のご案内」
公演日は1月15日~23日?!何と来年!
「来年のことを言うと鬼が笑う」というが、これでは鬼もあきれそうだ。
演出は「世界のニナガワ」蜷川幸雄。
出演はロミオに藤原竜也(蜷川さんの秘蔵っ子)、ジュリエットに鈴木杏。
あまりに先の話だということと、定番中の定番の演目に
観に行こうかどうかかなり迷ってしまった。

蜷川幸雄といえば「演出中に灰皿を投げつけた」という逸話で有名な方。
最近はそんなことはないらしい(?)が、ある若手俳優曰く
「あまりのプレッシャーに稽古場に行きたくなくなる」ほどの実力とパワーを兼ね備えた大御所。
以前は蜷川さんの作品は何となくとっつきにくいイメージがあって
あえて見るのを避けていたこともあったが、
作品の内容や出演俳優に惹かれて何度か観に行くにつれて、今まで持っていた
変な誤解は消えていった。
彼の演出は面白い、というより分かり易い。
まず「日本」を全面的に出した衣装や舞台装置を使うことが多い。
それと、空間としての舞台の使い方が非常に上手い。
私が今年の初めに観に行った作品では
開演前から俳優達が舞台上にあがり、発声練習をしたり立ち位置を確認したり
俳優同士談笑したりしているのだ。(これも演技なのだと思うが)
その時、前から2番目という舞台に非常に近い席だった私はかなりドキドキしてしまった。
そして蜷川さんの「じゃあ、始めようか。よーい、ハイ」という声(録音)が掛かると
今までニコニコしていた俳優の顔が一変。
瞬時に俳優から役へ入り込み演技を始めるのだ。
あの瞬間は本当に衝撃的で、圧倒され、今でも鮮明に覚えている。
蜷川作品はこんな度肝を抜く演出が多いから面白いというわけでなく、
演出の土台がしっかりしており、その上で俳優が厳しい稽古で培った力を発揮しているからこそ
こういう演出が揺らぐことなく生きているのだと思う。

話が本題からそれてしまった。
ギリギリまで観るかどうか迷ったのだが、「定番」をどういう切り口で見せてくれるのか
という期待もあったので観に行くことにした。
それにしても申込が早すぎる!
来年の仕事のスケジュールを想定しながら、観劇日を決めるのもひと苦労。
一般の申込は10月末なのだが、私には今月12日の悲劇(?)
(「エリザベートチケット争奪戦」をごらんください)がまだ記憶に新しく
電話を掛けるということに、まだためらいを覚えているのだ。
何と今回の先行申込は、郵便振込みなのだ!大変魅力的。
ただリアルタイムに座席の相談は出来ないが、平日希望をしているから
大丈夫ではないかという判断のもと、申し込むことに決めた!
あとは来月末にチケットが届くのを楽しみにしていよう・・・
それにしても、チケット代って何でこんなに高いのだろう。
お財布が寒い・・・

俳優のみなさん、心して演技してくださいね!


何て読むの?

2004-09-22 15:05:31 | つれづれ
これは新入社員の子にもらったお土産。
ウェハース?入りのチョコみたい。
プーケットに行ってきたそうだ。
働き始めたばかりなのにリッチだなぁ~。
ところで、何て書いてあるんだろう?
外国語って面白い・・・

健康診断

2004-09-22 01:10:48 | つれづれ
1つ前の記事でも書いたが、
今日(日付変わったので昨日)職場で健康診断があった。
毎朝しっかり朝食を取る私には1年に1度の嫌な日なのだ。
朝食抜きはかなり辛い。
もうフラフラで力が出ない。
仕事を中断して、健康診断会場の会議室へ向かう。
すでに会議室前は女性社員達で長蛇の列。
一緒に行った後輩と色々話をしながら待っていたが、
なかなか自分の番が来ない。
よく見ると、看護師さんの数が少なく手一杯の様子。

ようやく私の番。
問診表を提出して名前「○○○です」と言う。
そして身長、体重を測る。
「じゃあ、次は血圧です」と言った看護師さんだが
次に並んでいた後輩を呼び、身長、体重測定を始めようとする。
身長、体重、血圧測定を一人の看護師さんが担当しているのだ。
「お名前は?」と看護師さん。
「○×○です」と後輩が答える。
「え?!?!」「○○○さん(私の名前)じゃ・・・」
実は私と後輩は名前が似ていて、3文字中違うのは真ん中だけ。
看護師さんは、あまりの忙しさにパニックになったようだ。
そこで私。
「私が○○○で彼女が○×○です」というと
「そうですね、そうですね・・・」と焦った様子。
なんとか血圧を測り終え、次は血液検査。

ここでもかなり待たされる。
また後輩と話しながら待つ。
と、ふと後輩の持つ問診表に目が行ったその時・・・
彼女の問診表に見覚えのある数字が!
何と私の身長、体重が記入されているではないか!!
しかも二重線で消されてある。
そうか、看護師さん。あの時私のデータを後輩の問診表に書いたのね。
それで後輩の名前を聞いてパニックになったのね。
ひた隠しにしたいほどすごい体重でもないけど、やっぱり同性に体重を知られるのは・・・
体重って女性にはデリケートな問題なのよ。
何だかちょっと悲しくなった。

そうしていると
先ほどの看護師さんが待っている女性社員に何か配っている。
小さい試験管(?)3本。
採血を入れる試験管じゃないの?そんなもの先に配るの?!
ま、いいか。めったに触れるものでもないし。
1本には乳白色の液体が、他2本には粉の薬品が少量ずつ入っていた。
ふうん。こんなのまじまじと見たことないなぁ。
ちょっと面白かった。

そして、視力検査のあと問診。
昨年はビックリするぐらい年配の先生(女性)が来られていたが
(私の方が先生に「お大事に」と言いたくなった位)
今年は私と同年代位の女性だった。あまりに極端すぎる。
何だか今年はハプニング続きの健康診断だった。
簡単な健康診断なのに結局1時間も掛かってしまった。

断食終了!

2004-09-21 13:10:55 | つれづれ
今日は年一回の健康診断。
血液検査のため朝食抜きの私。
診断も何とか終わり、ようやく昼食!
断食明けなので今日は中華弁当!
チャーハン、酢豚、唐揚げ、エビチリ・・
ちょっと奮発!
ごちそうさまでした♪

秋の夜長は

2004-09-18 23:45:55 | つれづれ
昼間はまだまだ暑いが、
夜はとても涼しく過ごしやすく、虫の音も耳に心地よい。
もう秋・・・
私は秋が大好き。
秋の夜長、とはよく言ったものだ。
秋の夜は他の季節の夜より
何だかすてきに過ごせそうな感じがするのはなぜだろう?

秋になると、一人部屋で音楽をのんびり聴きたくなる。
特にこの時期はボサノバをよくかける。
なんだろう、とっても楽な気持ちになれる。
私は小野リサが大好きで何枚かCDを持っている。
実は昨日も買ってしまった・・・
聴いたことのない方には、かなり前に出たものだが
「DREAM」や「pretty world」なんかがお勧めだと思う。
彼女の声を聴くと、α派がどんどん出てくるようで
非常にリラックスできる。

それと、アロマオイルも欠かせない。
私が好きなのは柑橘系。
「生活の木」で売っているブレンドアロマオイル
「ストレス」という名のものがお気に入り。
やっぱりストレスたまっているんだろうか・・・?
アロマライトの上に数滴オイルをたらして
ライトのスイッチをオン。

部屋の電気は消して
ベッドサイドにあるオレンジ色のスポットライトをつける。
そして、ごろんと横になれば
目、耳、鼻の全ての感覚器がリラックスして
一瞬のうちに眠りにつけてしまう。
でもそれではちょっともったいない!
そんな状況の中でのんびりと雑誌や本を読むのが大好き。
こんな時間がずっと持てればいいのにな、なんて少し思う。
結婚し、母になったりしたら持つのは難しい時間。
(結婚し、母になれるかどうかの不安も少しよぎるが)
今、この時間を大切にしよう。

携帯からのつぶやき・・・

2004-09-18 16:48:46 | つれづれ
初めて携帯から書き込んでみる。
本当にアップされるのだろうか?少し心配。
世間は3連休初日だが、
みなさんいかがおすごしだろうか?
私は仕事。
今、昼休みで先ほど昼食を食べ終えたところ。
昼食というより、おやつ?!
おやつにしても遅いか。
元々始業時間が遅いから仕方がないかな。
今日のメニューは「発芽玄米弁当」。
煮物はどれもあっさりして美味しくて、最近のお気に入り!
写真付きで送ってみたかったが、
同僚がいたので恥ずかしくて撮れず。
でもDoCoMoだから無理?
いっそのことFOMAに変えようかしら?

一瞬の幸せ

2004-09-17 22:59:22 | つれづれ
今朝の話。
出勤途中、JRに乗り換えるため私鉄の改札を出ようとした時のこと。
こちらに向かってくる人とのすれ違いざま、
何となく見た顔が目に入った。
あっ、あのお兄さんだ!
私がここ数年通っている美容院で働いている
アシスタントのお兄さんだった。
お兄さん、と言っても私よりずいぶん年下のはずなのだが。
美容院の世界も厳しいようで
私が行っている美容院もスタッフ、特にアシスタントが
よくメンバーチェンジする。
彼はそんな中でも一人変わらず頑張っている人なのだ。
ちょっと中性的で、ちょっと加藤晴彦に似ているお兄さん。
・・・実は名前も知らない。
長年のスタッフとして見慣れているからなのか
それとも、私の好みなのか(?!)分からないが
最近彼がアシスタントとして担当してくれると
心の中で小さく喜んでしまう。
何だか気負わなくていいというか
気持ちが楽でいられるような気がして。

駅で見たお兄さんは少し急いでいるようで
お店では見られないような焦った表情をしていた。
今日も立ちっぱなしで大変だと思うけど、頑張ってね。
私も頑張ろう。
なんて心の中でつぶやいた。
休み明けでぼーっとしながら歩いていた私を
一瞬で嬉しい気持ちにさせてくれたお兄さん。
こんな、何でもないことで嬉しい気持ちになれるのね。

何でもないことだけど
今日の私には一瞬の幸せ。

「東京湾景」最終回

2004-09-16 21:23:04 | 映画・ドラマ
「東京湾景」最終回をようやく見た。
最初は結構面白いなと思って見ていたが、
回が進むにつれてだんだん??が多くなってきた。
何だか色んな映画、ドラマの寄せ集めのような気がしてならなくなった・・・

韓国人と日本人の間の恋愛、結婚に障害があるのは分かるが
美香(仲間由紀恵)と亮介(和田聡宏)双方の
両親が昔恋人同士なんてところは映画「ラブストーリー」、
兄弟疑惑が浮上するところなど「冬のソナタ」そのもの。
結局兄弟ではなかったのだが、美香の本当の父親設定にも無理がありすぎる。
これでは美香の母親の純愛(?)度合いも薄れてしまう。
ハッピーエンドにするがために無理やり作り上げたという感がぬぐえない。
頑なに反対していたはずの美香の父親(石坂浩二)も
エンディング近くになると、なぜかコロっと態度を変え
全面的に娘の応援をする。
美香が妻の元恋人との間の子ではなかったにしても
やはり元恋人の子供と自分の娘が付き合うことには抵抗はなかったのか?
と言いたくなる。
しかも途中からパク・ヨンハ登場。
視聴率目当てに登場させたとしか思えない。
私には生の韓国語が聞けたことが勉強になって嬉しかったのだが、
パク・ヨンハに「いい脚本だと思います」のようなコメントを
言わせているのが見ていて辛すぎた。
急激なストーリー展開はまさしく「韓流」そっくりだが
それをそのまま日本でドラマ化すると・・・やはり違和感を覚えてしまう。
韓国ドラマは韓国のスタッフ、俳優が韓国という土壌で作りあげたものなので
それなりの説得力が感じられたのだろう。
俳優陣は悪くなかっただけに、少し残念だ。
薄っぺらなラブストーリーになってしまった。

小説「東京湾景」も読んでみた。
原作とはいえドラマとは全く別物だったところにかなり驚いてしまった。
原作者は話をこんなに変えられて、何とも思わなかったのだろうか??
小説では、人間として生々しい部分がしっかり描かれており
読んでいる側として胸が詰まりそうなぐらいの虚無感、閉塞感にさいなまれた。
ドラマの中の二人はなぜか知らないけれど心底愛し合っているのに
小説のなかの二人には、どれだけ一緒にいても空虚感が始終漂っていた。


「ヴィレッジ」を観る。

2004-09-15 23:09:14 | 映画・ドラマ
今日と明日は休日!
私は平日の休日が多いのだが、平日はなかなか遊ぶ人がおらず
家でのんびりしたり一人でぶらりと出かけたりすることが多い。
特に水曜休日の時は、ここぞとばかり
電車で10分という近さのシネコンに映画を観に行く。
せっかくの「レディースデー」なんだから!
女性に生まれてきてよかったと思える瞬間だ。

今回はつい最近公開されたばかりの「ヴィレッジ」を観ることにした。

「その森に入ってはならない」
「不吉な赤い色を封印せよ」
「警告の鐘に注意せよ」

というCMナレーションがとても印象的で気になっていた。
「シックス・センス」のシャラマン監督作品ということで
一筋縄ではいかない映画のような気がした。
それに、私は結構ホラーものが好きなのだ・・・
最近はあまりこのことを大手を振って言えなくなってきているのだが。
ガツンと驚かされるものより、心理的にゾクゾクするものがいい。
本当はものすごく怖がりなのだが、怖いもの見たさいっぱいの
臆病者とでも言うべきか。

ストーリーは
19世紀末、森に囲まれて自給自足をしながら
住民全体で助け合って生活をしている村があった。
その村には(上に記述した)3つの掟があり、
森に住む「彼ら」には決して近づいてはならないのだ。
その掟が破られた時「彼ら」はやってくる。
「彼ら」とは何・・・?隠された秘密とは??
というもの。

かなり心理的にゾクゾクさせられた。
効果音もうまく使われていて、「彼ら」がふっと横切るシーンでは
本当に心臓が一瞬止まるかと思った。
他にも怖いシーンでは思わず口をあんぐり開けてしまった。
もし前からカメラで取られてたら至上最悪な顔だったと思う。
ただ、この映画では「怖い」ということは一つのエピソードにすぎない。
細かいことはネタばれになるのであえて書かないが
「愛(広い意味での)」ってなんだろう?と考えさせられた。
ある人にとっては「愛」でも、第三者から見ると全く別のもの。
喜びと悲しみ、善と悪、真実と嘘、表と裏というのは立場によって変わるし
その言葉自体も全く別のものになってしまうということを
まざまざと見せ付けられた。
もう一度見ると、きっとまた別の解釈が出てくるはずだ。
奥の深い映画だと思った。

時間があれば一度観てほしい。




「エリザベート」チケット争奪戦

2004-09-14 00:04:30 | 感激!観劇!
昨日、9月12日は休日だというのに早く目が覚めてしまった。私とあろうものが。
実は緊張と興奮で夜中にも何度となく目を覚ましていたのだ。
というのも、12日はミュージカルファンには待望の
「エリザベート」チケット発売初日だったのだ!

「エリザベート」は
オーストリア皇后エリザベートの数奇な運命を描きながら
エリザベートの周辺につきまとっていた「死」を
具現化した「死」の帝王(トート)に愛されたからという設定のもとに作られた
怪しくも美しい、極上のミュージカルなのだ!
主演はエリザベートが元宝塚の一路真輝、
トートにはミュージカル界の帝王、山口祐一郎と
ドラマ「エースをねらえ!」宗方コーチ役が記憶に新しい内野聖陽のダブルキャスト。

私はトート役二人のファンなのだが、特に山口祐一郎さんの大ファン!
俳優としても立ち姿がとても美しいのだが、
何と言っても驚異的な歌唱力!
低音から高音まで自由自在にあやつる完璧な歌唱力と
ものすごい声量で歌い上げる姿は圧巻!

さて、チケット電話発売は9時から。
朝起きたときからそわそわ、そわそわ。
部屋に家の電話(子機)を持ち込み、携帯を充電器につなぐ。
パソコンには劇場の座席表を表示させて、チラシと鉛筆も準備した。
よし、これで準備OK!
発売10分前。試しに電話してみる。
もう、つながらない・・・
そこから延々と掛け続けた。
右手に子機、左手に携帯を持ち交互に電話をしていく。
「お掛けになった電話は・・・」というアナウンスが無情に響く。
まぁ1時間も掛ければつながるだろう、そう思った。
ところがどっこい。
・・・つながらない。
こんなに何度も何度も電話しているのにつながらない。
1時間半、2時間・・・
実は私、この時まだ朝食を取っていなかった。
あまりに緊張して食事する気になれず、「チケット取れてから食べたらいいや」
と甘い考えを持っていたからだ。
集中力がなくなってくるにつれて、おなかが鳴る。眠くなってきた。
両手に電話を持ちながらだらけ始める。
電話がつながるのは本当、奇跡に近いのかなぁ。
もう無理かも、という気持ちが強くなってきた。
お昼に近づく。休憩に入る人が多いだろうから、つながりやすいかも!
そう思ってもうひと頑張り。急に元気になってくる。
が、いっこうにつながらない。
私と同じ考えの人がいる?いるに決まってるよね・・・
空腹の限界に達しようとしていた。
ここまで4時間半頑張ったが、ひとまずやめてお昼にしよう。
そう思った時「トゥルルル、トゥルルル・・・」
コール音だ!「はい、チケットセンターです」つながった!!
4時間半も電話を掛け続ければ文句の一つも言いたくなるはずが
つながった喜びがあまりに大きすぎて言う余裕さえなかった。
しかも私、かなり落ち着いている。
希望の日が平日だったので、いい席が残っていた。
無事予約終了!
喜びより、疲労の度合いが強く呆然とする私・・・

今日の教訓:「あきらめない気持ちを持ちつづければ道は開ける」?!