つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

「ジャージの二人」 鑑賞記(その2)

2008-08-31 22:20:38 | 堺雅人さん
その1からの続きです。

父の鮎川誠さん。
ロックバンド「シーナ&ロケッツ」のギターリストで、
俳優が本業ではない方ですが、以前にもドラマ出演をされているようです。
不思議な雰囲気で訥々と話すさまは、なんとも言えませんね。
巧いのか、下手なのか、そのギリギリのところをいっている感じでした。
堺さんがとてもいい演技をされているので、
その演技の受け手(父)が違う俳優さんだったら、
また違う味が出ていたんじゃないかなぁ、と思ってしまいます。
悪いわけではないんですが、
この映画はそういう演技のできる二人が水面下でやりとりするところを
見せる必要があると思うので、父親役のキャスティングに関しては
ちょっと残念な気もします。
鮎川さんがダメ!と言っているわけではないんです。
雰囲気に味がある稀有な方だと思うので。

この映画を観ていて、私たちっていつの間にか
「携帯」なくしては生きていけなくなってるんだな、とつくづく思いました。
もう、依存症と言ってもいいぐらい。
ちょっと悲しいですね。
電話ではダメなんですね。山荘に電話はあるけれど、
固定電話は携帯の代わりにならないんです。

息子は唯一アンテナが3本入る穴場を知り、何度か足を運ぶんです。
妻からの電話やメールを受けるために。
既に心が離れてしまっているのに、どうして?と思うのですが、
きっと3本アンテナ=かろうじて残っている唯一の「絆」なんでしょうね。
だから、妻とアンテナスポット付近を歩いても
あえて「アンテナが3本立つ唯一の場所」であることを教えないんですね。
妻と浮気相手との「絆」を断ち切りたいから。

面と向かうと分かり合えなくて、というか
分かり合おうとせず、非常に希薄な関係なのに
携帯の電波だけでもつながっていたいと思うのは矛盾してるようですが、
これは現代の私たちの人間関係そのものですよね。

何もない日常の裏には、色んな気持ちが渦巻いている。
この映画ではそれをセリフで表現するのではなく、セリフ以外のもので
描こうとしていたところが、とても面白く感じたし
深いなぁと思いました。
でも、万人受けする映画ではないかな・・・と。

土曜日のお昼に観に行きましたが、思った以上に空席がありましたね。
ちょっと残念。
一人で観に行ったので、同じような方が何人かいて、正直ホッとしました。
土日は友人&カップル連ればかりかと思っていたので。
リピーターと思われる方もいました。
来週末から上映時間が朝1回のみになってしまうようです。
ちょっと早くないですか?
集客状況にもよるでしょうから、仕方がないことかもしれません。
東京ではかなり観客動員数稼いでいると聞いていたのですが、
もしかすると関西人にはウケないのかな??

まだの方はお早めに!!

「ジャージの二人」 鑑賞記(その1)

2008-08-30 20:39:27 | 堺雅人さん
ようやく観てまいりました!
なかなかスケジュールが合わなくて、気が付けば大阪公開日から
すでに2週間が経っておりました・・・

感想はですね。
なんかこう・・・言葉では言い表せない感じですね。
「感動した」とか「何かを学んだ」という感想を述べる種類の
映画とは一線を画しているのです。

内容は、ただ北軽井沢の山荘での日々を淡々と描いているだけなんです。
「北軽井沢」といっても田舎だし、山荘といっても豪華な別荘という
イメージからはかけ離れた、ジメジメとして虫が多発する家で、
美化することもなく、かといって卑下(?)するわけでもなく
現実を現実のまんま描いている作品なんです。

山荘での日々を淡々と過ごしている不思議な父子を
デフォルメすることなく、ありのまま描いているので
表面的に観ると、少し退屈な映画かもしれません。

でも、淡々と過ごしている父子の内面には
それぞれの悩みや苦しみがあるんですね。
それは、特殊なことではなく、私たちが胸のうちの持っている
一般的な悩みなんです。
私にも、悩みはいっぱいあります。
私だけでなく、みんなそれぞれに。
でも、だからと言ってその悩みが表面上に出てくることって
それほどないですよね。
(たまには悲壮感漂う・・・なんてこともあるかもしれませんが)
大体は悩みを内に秘めながらも、普通に暮らし、仕事し、そして笑いあう。

「ジャージの二人」での父子のたたずまいは、まさにこれなのです。
それぞれ普通に暮らしているんだけれど、内面では悩みや葛藤が渦巻いている。
それをありのままに描こうとすると、こうなるんですね。

堺雅人さんの抑えのきいた演技。すばらしいです。
あれだけニュートラルな演技をしながら、心の中に渦巻く葛藤を
影のようにまとえるのは、堺さんの演技力あってこそですね。
表面上は元気にしているけれども、
ふとすると妻のことを考えているところは観ていて切なくなりましたね。
唯一携帯の電波が入るスポットで、「掛けなおすから」と言われた
妻からの電話を延々と待っているところなんて、もう・・・
それほど感情をださない息子なのですが、
ふとした瞬間に「怒」の感情をあらわにするシーンは
普段がおとなしいだけに、ビックリしてしまいました。
ズンズン歩きながら怒りをあらわにしたり、妻が組んできた腕を
振り払うところなど。
でも、妻の携帯を勝手に見たり、手帳を探ったりするのは
絶対やっちゃいけないことでしょう!
だから浮気されるんですね、きっと。
いや、奥さんにとっては浮気じゃなくて本気なんでしょうね。

その2へ続きます。

佐々木蔵之介さんドラマ初主演 決定!

2008-08-29 11:18:09 | 映画・ドラマ
昨日、職場の同僚に
「mocoさん、今朝TVの芸能ニュース見ました?佐々木蔵之介さんが・・・」
と声を掛けられました。
その時思わず「もしや”結婚”?!(怒)」と
鼻息が荒くなってしまったのですが、
なんと、ドラマ初主演が決定!!したそうなのです!!!

おめでとうございます~~~~~!!!

今まで延々とドラマにご出演され、いつお休みを取られているのか
不安に思うほどの売れっ子ではありましたが、
いつも脇を固める役ばっかりだったので、感慨はひとしおです。
ようやく日の目を見ましたね(涙)

で、一体何の役?と思ったら、これが・・・
ホストの役らしいのです。
「佐々木蔵之介」さんと「ホスト」。全く結びつきません。
もしかして、なんちゃってホストじゃないの?!とまで
思ってしまったほどです。
例えば、「鈍獣」の江田みたいな。

それが、そうでもないようで。

原作は漫画のようです。アマゾンで検索してみたら
コミックの画像を発見。
タイトルは「ギラギラ」なのですが、
副題が「~六本木不死鳥ホスト伝説~」とあります。
濃いタイトルですね。
主人公(=佐々木さん)の絵はパッと見「ホスト」には見えませんね。
ネクタイが派手だな、と思う以外は。

あらすじは
伝説の元ホストがリストラをきっかけに、家族を養うために
六本木のホストに復活する話(アマゾンカスタマーレビューより)
なんだそうですが、
リストラってことは一度会社員だったということなんでしょうか?
だから、いかにもホストっぽくない佐々木さんが主役でも
おかしくないのかもしれませんね。

細かいストーリーは、
ドラマスタートまで楽しみにとっておくとして、
もし佐々木蔵之介さんが所属しているホストクラブがあったとしたら、
同僚ホストは誰がいいかな??なんて妄想してしまいました。

そうですねぇ。
オーナーは山口祐一郎さん。
元カリスマホストだったのだが、今は経営者として後進を育てつつ
たまにお客の前にやってきては、強力なインパクトを残していくのです。
ナンバーワンホストは内野聖陽さんかな?
お客をその気にさせるセクシー&ワイルドキャラで
ダントツ人気ナンバーワン。
佐々木さんは、私の中ではナンバーツーぐらいの位置かな?
関西弁でお客をなごませながらも、心をつかんだらはなさない
お笑い系ホストということで。
で、後輩ホストに堺雅人さん!
彼はナンバーワン争いには加わらない、一風変わったホスト。
マイペースに癒し系ホストの道を歩んでいくのです。
「論語」をネタにお客さんと会話する奇妙なホストということで(笑)
こういう人が、いつの間にやら人気ナンバーワンになっていたり
するんですよね。

いわゆる「ホストクラブ」には全く興味のない私ですが、
こんなホストクラブがあったら、絶対通いつめますね。

とにもかくにも、悲願の初主演おめでとうございます!
次は堺雅人さんの初主演ドラマ実現を!!!!

「徹子の部屋」 内野聖陽さんご出演!

2008-08-28 23:19:31 | つれづれ
内野聖陽さんが「徹子の部屋」にご出演!
ということで、ビデオに録って観ました。
私、何を隠そう「聖陽流」の会員ですので・・・

お話が苦手、というようなことが新聞記事に載ってましたが、
えっ、どこが?!と思うのですが。
ご本人にとってトーク番組はあまり得意ではないようですが、
いやいや、よく話しておられました。かなりフランクに。
最初のほうでは「オレは・・・」なんて口にしていたし
若干タメ口のような口調も交えていたので、
かなり気楽に話しているなぁと。
後半のほうで「僕は」と言ってましたが、
今さら遅いよ(笑)という感じで面白かったです。

何やら、徹子さんは内野さんのファン?だそうで
冒頭のほうは、もう機関銃トークがさらに倍速化した感じで
言葉も聞き取れないぐらいにまくし立てておられました。
いつもと声のトーンが違ったし、途中意味不明な発言があったり
徹子さんなりに興奮されていたのでしょうか?

「ベガーズ・オペラ」を観に行った徹子さんが、
内野さんの演技に感動し、ファンレター(ハガキ)を書かれたらしいのです。
で、内野さんが楽屋に戻ってきたら徹子さんからの
ハガキが置いてあった・・・という話があったんですが、
これは役得ですな!!!職権乱用?!?!
有名人はいいなーーー!!!
と、子供のように思ってしまいます(汗)

だって無名の私たちがファンレターを送ったところで
いつ読んでもらえるか分からないし、その前にご本人の目に
触れるのかどうかさえ分からないですものね。
そうか。有名人になれば、ファンレターを読んでもらえるんだ!!
ま、無理な話ですね。

内野さんが学芸会で演じた役は「てっぽう魚」だったそうです。
どんな役???
その話の時に、堺雅人さんのお話が出て
「堺さんが初めて演じた役は”壁虫”だったんですって」
と徹子さんが話をふっても、
内野さんは全くもって無関心な感じでした・・・
内野さん、堺さんのこと知らないんじゃない?!
今の「大河」に出ていて「13代将軍」と徹子さんが補足しても
理解していなかったし。多分知らないと思います。
内野さんって、意外とGoing my way な方なんですよね。
でも、同じ早稲田大学出身者なんだから、
(厳密に言うと堺さんは中退ですが)名前ぐらい覚えておいてほしいですね。

よくよく考えると、内野さんってよく分からないんですよね。
人をぐいっと引き付ける強い魅力を持っている方なんですが、
彼の内面って分からないんです。
内野さんファン歴はかなり長いはずなんですが、私。
今回「徹子の部屋」を観ても、全く分かりませんでした。

堺さんのほうが、ある意味分かりやすいのかもしれません。
堺さんは堺さんで、謎の部分は多くありますが、
内野さんと堺さんとでは系統が違うというか、何と言うか。

相変わらず、汗かいてましたね。内野さん。
あんなに汗かくのならば、革ジャンなんか着なければいいのに。
着せられているとはいえ、かわいそうです。
それと、シャツ、あいかわらずはだけてましたねぇ。
この画像では、よく分かりませんがかなりはだけてました。
セクシー&ワイルド路線健在です。

「トップランナー」 瑛太さんご出演!

2008-08-27 23:38:30 | つれづれ
瑛太さん見たさに久々に「トップランナー」を観ました。
ファンというわけではないですが、
「篤姫」出演者の素顔?を観てみたくて。
「トップランナー」の司会者っていつの間にやら
変わってたんですね。知らなかった(汗)

恐らく、今回この番組を観た人の大半が
(元々ファンの人は別として)
「ドラマでのイメージと違う!」と感じたのではないでしょうか。
「違う」どころではなく、「全然」違いましたね。
いやもう、ビックリ。
きっと演じている役に近いんだろうな・・・という予想は
見事に裏切られ?!非常にシャイでおとなしい方でした。
しゃべるお声も小さくて、
「マイク付けてるんじゃないの?!」って
思わずTV画面に突っ込んでしまいたくなるほどのボソボソしゃべり。

こんなこと書いてますが、決してけなしているわけではございません。
むしろ、私の目には面白く、大変魅力的な方だなぁと思ったのです。

瑛太さんの真っ直ぐな目がとても印象的でした。
ヘンに言葉で繕うなどということはせず、
言葉にできなければ、あえて「・・・」で通せる方なんですね。
ご自分を動物に例えると「ナマケモノ」とおっしゃていたことからも
自分を飾ろうとしない人だなぁ、と感じたのです。

シャイな感じで訥々とお話される様は
あぁ、若いなぁ、青いなぁ、と。
近頃、賢くさらりとお話される堺雅人さんに慣れていたから
瑛太さんのお話ぶりを見ていて、やけに新鮮に感じました。
この”青さ”って年を経ると失ってしまうんですよね。
私も家族に「あなた、恥じらいがなくなってるよ」と言われてるし(泣)

仕事が好きだと言われた時の笑顔、いいですね。
だからこそ、あんなステキな演技ができるんですね。
今まで、素と近い演技をされていると思い込んでいたので
来週から瑛太さんを見つめる目が変わると思います。
彼は正真正銘の演技派であります。

司会者からすると瑛太さんは
「司会者泣かせ」の部類に入るんでしょうね。きっと。
話を乗せるの、難しそう。
スタジオを去っていく瑛太さんは、なにげにホッとしている感じが。

慣れないお仕事お疲れ様でした。

ソング&ダンス 55ステップス

2008-08-26 23:26:09 | つれづれ
この間の日曜日(24日)は
「ソング&ダンス 55ステップス」の発売日でしたね。
チケットを取ろうとして、四季ホームページにアクセスしましたが、
もう、つながらないのなんのって!!
ここまでつながらないのも久しぶりでした。

最近は、四季も色々考えて
10時きっかりからしか予約ページを開けないようで
その直後の混雑振りには凄いものがあります。
パソコンだけでは、らちがあかなかったので
携帯からもアクセスしてがんばった甲斐あってか
15分後ぐらいに、携帯のほうでふっとつながったのです。
おっ、結構あっさりアクセスできたな、と思いながら
予約に進もうとしたら、何とエラー!!
「最初のページに戻ってください」というようなメッセージが出て
予約トップページまで強制的に戻ってしまいました(泣)
座席にこだわってしまって、ヘンな操作してしまったのが悪かったのです。

ここからが、長かった・・・
それから約1時間ぐらい、ず~っとつながりませんでした。
「込み合っています」というお知らせまでにも、たどりつけない。
15分ぐらいでつながったのは、とてもラッキーだったのでした。
それをみすみす逃してしまった私は、正真正銘のアホです。

15分後につながった時は4列目が取れそうでしたが、
1時間後は11列目まで埋まってました。
まぁ、悪い席ではないので良かったですが。何せ希望日が限定されているので。

そうなんです!
私、またまた10月に東京へ行きます!!
まだ誰にも言ってないんです。家族にも。
(言い出しにくいところがあって)
今回は「ウィキッド」と「キャッツ」を観に行く予定です。
実は何を隠そう、初「キャッツ」なのです。
観劇だけでなく、例年のごとくレンタサイクルにも乗りますし、
美術館にも足を運ぼうかと思っています。

旅行に関しては「55ステップス」の情報がアップされる以前から
計画していたことだったので、偶然観られることになってとってもラッキー。
「ソング&ダンス」って5年ごとにしか上演されないんですよね?
昨年の「ウェストサイド物語」みたいに、
東京の後、京都劇場で上演されるかどうか予測できないので、
(秋劇場→京都劇場という流れはよくあるけど)
とりあえず四季のお祭りみたいな?演目は
見逃せない!とせっかくなのでチケットを取ってみました。

今回ホームページにアクセスしづらかったのも
5年に一度のお祭り演目だからなのでしょうか?
様々な作品のナンバーをいいとこ取りしていくようなので、
キャスト編成も非常に気になるところです。

今から楽しみです♪

文・堺雅人

2008-08-25 23:04:51 | 堺雅人さん
「月刊TVnavi」買ってきました。
もちろん最初に読むページは、堺雅人さんのエッセイ「文・堺雅人」。
ファン歴の浅い、新参者の私にとっては3回目のエッセイですが、
連載はもうすぐ4年になるのですね。すごい長期連載です。

初めてこのエッセイを読んだときに思ったこと。
「文・・・ってタイトル?!まさにそのまんま!」
普通「文」なんて付けないでしょ!と正直面食らいました。
でも、色々と堺さんのことを見聞きしているうちに分かりました。
この題名はやはり「文」なのだ、と。
今となっては「文」以外のタイトルは考えられませんね。
短い一文字ですが、堺さんが連載を担当するにあたっての気持ちが
この一言に詰まっている気がするのです。

「エッセーなんてたいしたもんじゃない、僕はただ”文”を書いているのだ」
そう言いたいのではないかと。

堺さんの文章を読んでいると、不思議な感じがします。
何というか・・・読者におもねらない姿勢、中立的立場というか
読者との間にある不思議な「距離感」を感じるのです。
突き放しているわけではないけど、そんなに親しげでもない。
それが堺さんらしさ、なのかもしれません。

私個人としては、その距離感がとても心地いいのです。

今回書かれていることは、すごく共感できました。
(内容にはあえて触れませんが)
堺さんが感じられ、今回触れている「感覚」は
これまでの自分自身の経験でもあったことだと思いますが
気に留めることもなく、というか気に留める以前の段階で
記憶のかなたに消えてしまっていたようで、
「よくぞ文章にしてくれました!」という不思議な懐かしさを感じました。

蒸し暑い部屋の中で書いている、と前置きされてますが
その距離感のある文章はいつも涼やかです。

来月も楽しみです。

8/23 Sma STATION!!

2008-08-24 16:41:09 | 堺雅人さん
昨日書いたとおり、録画しながらTVの前にへばりついて観てました。
この番組を観るのは久しぶりだったんですが、
いつの間にやら外人さん、出なくなってたんですね。
またまた、知らぬは私ばかりなり。
うん、今のほうが落ち着いてていいです。

放送300回記念特別企画として
「篤姫&大奥特集」を組んでいたようで、香取さんと堺さんの
顔が小さく出てなければスマステーションという番組であることを
忘れてしまいそうになるほど、しっかりとした特集を組んでましたね。

堺さんは相変わらずの真面目な面持ちで登場。
全身暗めのスーツといういでたち。
堺さん、ちょっと髪切られたのかな?「髪切り立て」な感じがしました。

特集映像を見つめるお顔は真剣で、興味津々な様子がいいですね。
クイズもそつなく当てるけど、偉ぶらない堺さん。
特集されていた内容の大部分はきっとご存知だったはずなのに
それを「知ってるよ~」という顔で見ないところが
この方のスゴイところだな、と思うのです。
頭のいいことをウリにしたり、逆に頭の悪いことをウリにしたり
する人が世に溢れている昨今、ここまで謙虚な姿勢を貫ける人も
珍しいのでは??と思います。

堺雅人さんを天然記念物扱いにしたいほどです。
こういう人は絶滅危惧種ですよ。冗談抜きで。
私も見習いたいですね。

堺さんあてに届いたメッセージは6000件を超えていたとか。
お恥ずかしい話ですが、私も質問を4件ほど出したので・・・(大汗)
ま、実数は3000ぐらになるのかもしれませんが、
(きっと他の方も複数回送っているに違いない!)
それにしてもスゴイ数です。

番組中に流れていた堺さんへのメッセージを見ていても
みんな同じ気持ちなんだなぁと、改めて思いました。
そして人間の頭の中の構造は複雑そうでいてなんて単純なんだと。

テンプレート替えました!

2008-08-24 15:57:15 | つれづれ
ひっさびさに、このブログのテンプレートを替えてみました。

以前のピンク色のテンプレートは、一体何年間使っていたのか?!
いやぁ、とってもかわいいテンプレートで
「これぞ女の子♪」って感じで気に入っていまして、
自分でも把握していないほど長いお付き合いになってました。
時期的に??なテンプレートかもしれませんが
(梅雨時だったらピッタリかな)
私はグリーンが好きだし、ちょっと落ち着いた雰囲気もいいし、
この柄に決定!!

気が付けば、テンプレートの種類がかなり増えてるんですね。
おまけにテンプレートによっては
色々自由にカスタマイズできるようになっていて
ブログ機能の充実ぶりにはすご~くビックリしてしまいました。
・・・というか知らぬは私だけ、なんですけどね。

替えたからといって何が変わるわけでもありませんが、
ちょっと模様替えした気分♪

これからもよろしくお願いします。



Sma STATION!! に堺雅人さんが!

2008-08-23 20:12:25 | 堺雅人さん
今夜、ご出演されるそうですね。
全国の堺雅人さんファンは、今から待ちどおしくて
ウズウズしてるんじゃないでしょうか?
かくいう私も、録画しながらリアルタイムで観る予定です。

それにしても、この「篤姫」ブームに乗るために
民放局が大河関連の特集組むってスゴイですね。
大河ネタ、堺さん出演という点で視聴率は大いに狙えるだろうし、
香取さんとは「新撰組!」で共演したよしみでの出演という
意味合いもあるんでしょうが、
他人のふんどしで相撲を取るという感が否めません・・・

私、「Sma STATION!!」って普段ほとんど観ないんですよね。
意味不明に外人さんがたくさん出てませんでしたっけ?
ちょっとそれが好きじゃないのですが、
ハデな作りかたしてる番組だなぁっていう印象があります。

少し話がそれますが、
スマップのメンバーが出演する番組のタイトルって
かなりの確率で「スマ・・・」って付きませんか?
例えば中居さんが出ている「金スマ」や
この「Sma STARION!!」もしかり、
草薙さんが出ていた「ぷっスマ」なんてのもありましたよね?!
メンバーが一人でも出演したら「スマ・・・」って付けてますね。

例えば、嵐のメンバーが一人出演していても
「嵐・・・」とはつかないと思うし、他のグループでも同様だと。
それだけスマップは偉大な?グループということでしょうか?
ジャニーズの中でも、もう別格中の別格なんでしょうね。
確かにグループ結成以来、不動の人気ぶりですもんね~。

なんてことをあれこれと考えながらも、
ビデオセット完了し、準備万端でございます。

正直なところを言うと、実は裏番組の
「自転車の国の王子様」(教育テレビ)も観たかったりします。

篤姫トークショー

2008-08-20 23:28:24 | 堺雅人さん
はい!もちろん観ましたよ!
といっても、勤務だったのでリアルタイムではなかったですが
今日は超マッハで帰宅し、早速録画したビデオを観ました。

・・・あっと言う間でしたねぇ。25分ですもんね。
しかも間にドラマの一部分がちょこちょこ挟まれていたから、
正味20分ぐらいかな?
トークショーと言っても、トークショーのごく一部を
オンエアしただけな感が否めなかったですが
一時は本気で、何とかして福岡に行こうと画策しながら
結局休日が取れずに、涙をのんで福岡行きを断念した身からすると
ちょっと観られただけでも幸せと思わないといけませんね。

ただ、オンエアされた内容は
「ドラマストーリー篤姫(後編)」とかなりかぶっていたかな?
新しい情報(!?)はそれほどなかったです。
色んなメディアから取材されてるんだから、
同じネタになってしまうのは仕方ないですよね。

でも「篤姫」を放送しているNHKだからこそ
出せる内輪ネタが聴けるんじゃないか、なんてヘンな期待を持ってしまった
私が悪いのですが、NHKの真面目なアナウンサーだから
あまりに普通な司会進行の仕方がちょっと残念だったかな、と。
もっとうまい具合に、核心を引き出すというか
宮崎さん、堺さんをもっと乗せていってトークを盛り上げるという
役割はあまり果たせていなかった感じがしました。
良くも悪くもNHKらしいな、と。

それにしても「休日は何をしていますか?」という話になった時
堺さんは「喫茶店で本を読んでますね」と答えて、
宮崎さんが「(芸能人だから変装で)帽子とかかぶってるんですか?」と
話を振ってくれたにもかかわらず、そこで終わり。
カットになってました。
なんでや~~~~~~!!!!????
思わず関西弁にもなります!(怒)
そこが聞きたいんですけどっっ!!!
プライベートネタを振っといて、それはない!!(泣)

最初のほうで、宮崎さん、堺さんが
お互いのことについて語られていましたが、
もし「トークショー」と分からず観ていたら
婚約会見か?!と思ってしまいそうな雰囲気でした・・・(汗)
よく記者会見で聞かれますよね?
「初めて会ったとき、どんな感じでしたか?」とか
「(お互いを)どう呼び合ってましたか?」とか。

やはり「篤姫」が主役なので、
堺さんは始終宮崎さんを立てておられましたね。
賢い方だから、自分の立ち位置をしっかり判断したうえで
宮崎さんに気を遣いながらトークされてるな、と感じました。

もしこれが宮崎さんと、山口祐一郎(島津久光)さんのトークだったら・・・
宮崎さんそっちのけで、山口さんワールドが展開されそうですよね。
「なんでだよーーーー!!」とか言って。

「恐れを知らぬ川上音二郎一座」DVD鑑賞記

2008-08-15 23:31:08 | 感激!観劇!
ついに観ました!「恐れを知らぬ川上音二郎一座」DVD。
いや~、笑った、笑った!!
上演時間があっと言う間に感じるほど、愉快な作品でした。
こんなに笑ったのは久しぶりだし、コメディを観るのも久しぶりだったので
すごく新鮮な気分に浸れましたね。

三谷幸喜さんの作品は、各キャラクターが
ムラなくしっかり描かれているのが特徴ですが、
濃いキャラクター満載にもかかわらず、ストーリーがもたつかないのが
三谷さんの力なんでしょうね。

最初の10分間ぐらいで、これまでの音二郎と貞について
ザッと描くのはちょっと乱暴かなと感じましたが、
それがあるのとないのでは、本編の見方も変わるし、
10分以上かけて説明すると、それこそもたつくし(飽きるし)
ああするしかないんでしょうね。
でもユースケ・サンタマリアさん、あまりに早口なセリフなので
口がついていってなかったところがありました。

主役の音二郎と貞には、残念ながらあまり魅力は感じなかったです。
ユースケさんは、きっとどの舞台でもあんな感じになるだろうし
(というより、ああいう雰囲気を求められてキャスティングされる
だろうと思うので、仕方がない?)
常盤貴子さんも、舞台女優としてはまだまだかな・・・と。
誰もがひきつけられる貞の魅力が表現しきれていなかったと思います。
確かにキレイな女優さんではありますが、ハッと惹かれる演技ではないので、
貞役に説得力が感じられなかったかなぁ、と。
舞台用の発声でセリフを言うだけで精一杯なのが伝わってきました。

その代わり、その他キャストの何と魅力的なこと!
三谷さんもそれを狙ってキャスティングしているとは思いますが。
もう、この人!とピックアップすることはできませんね。

浅野和之さんの女方は最高で、衣装を着けた姿は
中村歌右衛門丈をほうふつとさせたし、
今井朋彦さんは一筋縄ではいかないシブさが漂っていたし、
阿南健治さんのジャンピング力には舌を巻いたし、
小林隆さんの歌のお上手なところに関心し
是非ミュージカル界へ進出してほしいとさえ感じたし、
新納さんの普通さは心地よかったし、
戸田恵子さんの劇中劇でのロボット歩きには
ひとごととは思えないリアルさがあり(昨年の自分を思い出しました)
瀬戸カトリーヌさんの「ある意味反則的な役」には
思いっきり笑わせてもらいました。

そして、堺正章さんの芸達者ぶり。さすがですね。
講釈師や最古参の爺さんの2役をこなし、大活躍です。
あと、何と言っても堀内敬子さん!
近頃三谷さんのお気に入り女優さんとして活躍されてますが、
まさか前編通して津軽弁だとは・・・恐れ入りました!
四季時代「ユタと不思議な仲間たち」に出演されていたんでしょうかね?
(あれは津軽弁ではないけど)その下敷きがないと
あの方言はこなせないだろ?と思わせるほどの
日本語とは言えない津軽弁を、よくあそこまで駆使したものだと
関心を通り越して、尊敬の念さえ感じてしまいました。
DVDでは津軽弁標準語字幕を出して、やっと何を言ってるか
分かったぐらいですから。
舞台では、字幕なかったんでしょうか??

忘れちゃいけないのが、堺雅人さん!!
あてがきされているだけあって、なるほど予想されたとおりの
インテリ&真面目な座付き作家さんでしたね。
地味な役割ですが、時々見せる超クールな突っ込みは最高だったし、
三谷さんからは、俳優としての信頼と、
実力を認められているのだろうな、と感じましたね。
あの役は俳優としての信頼がないと
キャスティングできない配役のような気がしたのです。
だって、劇中で稽古を進行させていく役割を担っているだけに
堺さんがユースケさんみたいにごっそりセリフを飛ばしたら
あの作品は崩壊してしまうと思うから。

個人的には2幕最初の太鼓を叩く様がツボでした。
役作りだとは思いますが、リズムに合わせて規則正しく頭を振りながら
一生懸命太鼓を叩いているのを見ていて、
「がんばって!」と応援してしまいたくなるほどの
いじらしさ、不器用さが伝わってきました。
堺さんはリズム音痴なのか?と疑ってしまうほどの、不思議な動きでした。

劇中劇「ヴェニスの商人」の一部と、エンディングで
少し間延びしたところがありましたが、
全体的に面白い作品になっていたと思います。

そういえば、近頃コメディの舞台観てないな・・・
気が付けば四季ばかり観ていて、いつも泣いてばかりだったから。
また、四季以外の作品にも目を向けてみようかな。

キサラギ

2008-08-14 23:51:25 | 映画・ドラマ
今日、TVで放映してましたね。
私、この作品が映画館上映していた時から
ずっと観に行きたいと思っていたんですが、
結局都合が合わず観に行けず、上映終了(涙)。
次はレンタルだ!ということで
これまでTSUTAYAに足しげく通っていたのですが
いーっつも「貸出中」で(しかも2本しかない!)
このままでは私は永遠に「キサラギ」が観られないのではないか
なんてネガティブな気持ちにまで陥っていたのです。

それが、何とTVで放映されることを昨日知って、
もう狂喜乱舞しましたよ!!
ビデオ録画しながら、途中からリアルタイムで観ていたのですが
・・・CMの挟まる間隔が短いよっ!!
確かにこまめに状況が展開していくから、その手前で切って
CMを挟んでいるという状況だったのですが、
ブチブチ切れてしまって、ちょっと興ざめでしたね。

途中から観ていたので、最初は??でしたが、
だんだん状況が分かってくると面白かったですね。
途中から観ても面白いと思うこと自体、ビックリです。

「アフタースクール」ほどの大どんでん返しはないものの
どんでん返しが至るところに設定されることで、状況がコロコロ変わり、
場面展開がないことによる退屈さを感じさせないようになっているんですよね。
そして時間の経過とともに本来の形が見えてくる。
しかし、その「本来の形」も所詮主観であって
本当のところは・・・?という含みを持った、というか
持たせすぎて観客が置いてけぼりにされる真のラストは
想像を超えてましたね!!
で、あのラストは一体なに?

この作品ってほとんど一室で展開されるから
舞台で上演されても、全く違和感ないですね。
舞台化されないかしら?
私としては、小栗旬さんが演じられていた役(家元?)を
是非堺雅人さんに演じてもらいたい!
そして、最後に如月ミキの歌に合わせて踊ってもらいたい、
なんて妄想がふくらんでしまいます・・・

「恐れを知らぬ川上音二郎一座」DVD到着!!

2008-08-13 23:49:20 | つれづれ
振込用紙が届いて即入金したら、
「恐れを知らぬ川上音二郎一座」DVDが早々と到着しました!
わ~~~い♪♪♪

DVDは家族が受け取ってくれたのですが
父に「そんなオッペケペーなんてしょうもないもの買うな!」
と言われてしまいました。
何で知ってるの?!と思ったら、箱にしっかり書いてありました・・・
ちょっと恥ずかしい。

今回のDVDって、ディスクのほかに公演プログラムの縮刷版が
付いているんですね!これはスゴイです!
各俳優さんのページや舞台写真、劇場の座席表、
おまけに広告まで載っていて、小さいけれどまさしくパンフ!
東宝さん、気が利いてますね~。
私のように本公演を観に行けなかった人には非常に嬉しいサービスです。
これがあると、あたかも劇場に足を運んだ雰囲気に浸れて楽しさ倍増!

でも、劇場に観に行ってパンフ買ってしまった人はどうなんでしょう?
ま、これで間違ってパンフを捨ててしまっても大丈夫、ですね?!
中には「パンフは持ってるのにー!(怒)」と思われる方も
いるんでしょうか??

縮刷版パンフをパラパラとめくり、堺雅人さんのページ発見!!
この写真って・・・カツラですか?
何やら髪がベッタリしている感じです。
そしてお決まりの腕組みポーズ。いいですねぇ。
お題の「初めての海外経験」では
ダンキンドーナツのことについて語っておられます。
堺さんのトークに結構出てきますね。ダンキンドーナツ。
よっぽど思い出深いんでしょうか。
(私にとってもダンキンドーナツは懐かしい響きですが)
堺さんらしいトークが展開されております。

それにしても、アメリカでインド人ばかりのダンキンドーナツに
入り浸って、くつろいでいる日本人って(笑)
想像しただけでかなり面白いです。

DVDはまだ観てません。
ちょうど14、15日とお休みなのでゆっくり観ようかなと。
楽しいことは後にとっておくほうが好きな性質なので、
観るまでのワクワク感に、しばしの間浸りたいと思います。

そうそう、
「恐れを知らぬ~」って英語で「The Fearless~」になるんですね。
これって映画「ロマンポランスキーの吸血鬼」から
取られていたと思うんですが?!私の記憶違い?!
映画の原題が「The Ferless Vampire Killers」で、
三谷さんはこの吸血鬼ものがお好きだった記憶があるんですが。
余談でした。

犬派 or ネコ派??

2008-08-09 19:23:26 | つれづれ
先日の仕事帰りのこと。
最寄駅に到着し、家路を急いでいたら
遠くのほうに、家族を待っていると思われる
ダンナさんと飼い犬(大型犬に近い)が見えました。
よくある光景です。

それほど気にも留めていなかったのですが、
何となく、その犬の見つめる目線が私のほうに向かっている気がしました。
もともと近視であまり視力がよくなく、しかも夜だったので、
気のせいかな?と思って気にせず歩いていたら
犬は尻尾を振り始め、何と私めがけて走ってきたのです!
ものすごいスピードで!!!

なぜ私の方へ走ってくるのか分からず、とりあえず避けようとしましたが
犬に飛び掛られる、というか犬に絡まれた感じになってしまって
知らず知らずの間に
「きゃ~!」とも「ひぇ~~!」ともつかない叫び声をあげていました。

その瞬間、背後から
「○○ちゃん!知らない人にいっちゃダメでしょ!」という女性の声が。
先ほど電車で見かけた女性で、
ダンナさんと犬はこの人を待っていたようなのです。
その声が掛かるやいなや、犬は私からサッと離れてくれたのですが
もう、頭の中は真っ白・・・
何で私がこんな目に遇うの?と呆然としていました。

女性から「すいません」と言われた気がしましたが
あまりの恐怖でしっかりと覚えていません・・・
犬にリードを付けていなかったことを非難する余裕は全くなし。

太ももには犬がこすり付けてきた鼻の感触が残り、
情けない気持ちと、腹が立つ気持ちが入り混じった複雑な面持ちで
トボトボと家路に着きました。

今回、思ったこと。
私は犬が苦手である、ということ。
そしてネコのほうが合っている、ということ。

思い起こせば小さい頃に犬に追いかけられたこともあり、
何となく犬には苦手意識を感じていましたが
これまでそんな自分を無理やり否定してきた気がします。
が、今回のことでハッキリしました。
ネコは、あんな風に猛ダッシュで襲ってこないし
距離感を持って付き合ってくれそうだから、断然ネコがいい!

飼う気はさらさらないですが、
心の中でネコ派であることを再認識して、
なにやらホッとしている私でありました。