つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

情熱大陸

2009-03-24 12:50:46 | 堺雅人さん
昨日3/22(「情熱大陸」放映当日)は、それほど残業することなく無事帰宅。
今月は繁忙期なので長時間残業はざらなのですが、22日は仕事が早めに切り上げられたのです!
不思議なことに・・・
見えない「何か」が後押ししてくれたようです。
大げさかもしれませんが。

「情熱大陸」見ました。
帰宅後、即効食事して、お風呂に入って、11時前にはTVの前でスタンバイ。
全国のファンの皆様もそうだったのではないでしょうか。
オープニングの写真は、事務所プロフィールで使われているものでしたね。
少し前に変わったものですが、ものすごくふんわりした写真ですよね。
(個人的には、もう少ししっかりした?雰囲気のほうが好きかなぁ)

内容は堺さんのお仕事に密着するもので、
「ジェネラル・ルージュの凱旋」の病院でのレクチャー風景や
「南極料理人」撮影現場を取材していました。
率直な感想は、私が想像していた範囲内の内容だったな、と。
撮影現場での様子が見られるだけでも興味深いし、母校(と言っていいのか?)
早稲田大学を訪ねる様子、さらに昔の貴重映像が出てきたりしていて
それなりに楽しかったのですが、「それなりに」なんですよね・・・
何でだろう??
「情熱大陸」堺さん編の予告で「面白いんです、この男」という
ナレーションが入っていたのですが、「情熱大陸」堺さん編を見た後
何か違和感を感じたんですよね。
・・・「面白い」という表現はちょっと違うような気がしたのです。
「面白い」というから、今まで見たことのない意外な一面が見られるのでは?と
勝手に期待したところがあったのかもしれません。

一番興味深かったのは、堺さんが本を大人買いしていたところ。
私も本が好きなので、一気に7冊も買うなんてワクワクしますね。
それと、本のチョイスがスゴイ。
私は絶対読まない、というか読めないだろうから即素通りしてしまう本ばかり。
でも、中には私も読んでみたいと思える本があったので、今度紀伊國屋で探してみようかなと。(笑)
堺さんが購入された本の中には、
次回出演作品の資料として買われたと思しきものがありましたね。
「制服概論」なんかは次回ご出演が決まった「クヒオ大佐」の役作りのためのような気が。

堺さんが共演者や周りのスタッフから「真面目」と評されていることについて。
私自身も周りから「真面目」と言われるタイプなんですが、
私はこの言葉、あまり好きではないですね。
堺さんもそれほど嬉しく思っていないように感じました。
真面目と評される私が、真面目な堺さんを見つめてみて感じたことなのですが
堺さんって「隙がない」人なんですよね。
もちろん、堺さんの全てを見て言っているわけではないですが
誰にでも丁寧で(早稲田の後輩にもですます口調でしたね!)気さくな人柄なんだけど
何か踏み込めない領域を持っていてそれは絶対誰にも見せない。
それが「隙がない」のかなと。

だから、ラストのシーンが非常に印象的でした。

ブルーレイディスクレコーダーが我が家へ♪

2009-03-22 13:32:23 | つれづれ
ついに買いました!ブルーレイディスクレコーダー!
目的は今夜の「情熱大陸」を録るため!
記念すべき堺さんのドキュメントご出演ですからねっ!

と言いながら・・・実のところ少し前にDVDプレーヤーが壊れまして、
そしてその後にビデオデッキまで調子が悪くなる始末で。
(何とか動いてはいますが)
買い替えるならブルーレイディスクレコーダーかな?とは思っていたものの、
値段の高さになかなか決断できずにいたのですが、
「情熱大陸」堺さんご出演を知って、えいやっ!と購入するに至ったわけです。

ギリギリまで悩みに悩み抜き、買ったのが昨夜の仕事帰り(汗)
ヨドバシカメラが遅くまで開いていて本当によかった。
お店のお兄さんに色々話を聞いて納得したうえで買えたし。

今日に間に合わせるために、帰宅し即設置&作業をしたのですが、
何だかんだで終わったのが深夜2時。おかげで寝不足です。

今日は残業せず、さっさと帰ろ。

そうそう昨夜、初地デジデビューしたのですが、画質が恐ろしく良いですね!
テレビはそのままなのに、すごい変わりようでビックリ!
うちのような田舎でも地デジが見られるなんて、かなり感激です。

今夜が楽しみです♪

AERA

2009-03-18 00:20:06 | 堺雅人さん
「ジェネラル・ルージュの凱旋」を観た後、本屋へ直行し
雑誌「AERA」を初めて手に取り、買いました。
目的はもちろん、堺雅人さんの記事を読むため。

記事の内容は、今まで色んなところで仕入れてきた(?)内容が大半で
それほど新しいネタはありませんでしたが、
(堺さんのお二人の弟さんも面白い生き方をされているようですね!)
静かで謙虚なたたずまいの中に、情熱の青い炎を静かにに燃やしている
「堺雅人像」が垣間見えてきました。

うーん。堺さんは私と同い年であるはずなのですが、
どこか、先輩!と呼びたくなるような尊敬の念を覚えるんですよね。
頭の良さもそうですが、(あの年代で、現役で早稲田ってだけでスゴイです)
物事を突き詰めて考え、やると決めたらとことんやり抜く姿勢、
そしてそれを貫くためには借金も厭わない・・・
正直なところ、個人的には借金はどうかと思いますが、
それほどまでに、どんなことがあっても演じることを諦めず
ひたすら突き進んできた姿に脱帽です。

中途半端に、いい加減に生きてきた私とは大違いだなぁと。

この方のすごいところは、押しも押されぬ人気俳優になっても謙虚な姿勢をくずさないところ。
本当、これは素晴らしい!
謙虚な姿勢を貫くことは、なかなかできることではないですよ。
特に名声を欲しいままにした人には。

ところで、「AERA」って面白い記事が満載ですね。
今までオジサンの読む雑誌だと思っていたので・・・(汗)
え?それは私がオバサンになってきたということか?!
いやいや、オトナになったということですよね。
そういうことにしておきましょう(笑)
次号には伊坂幸太郎さんのインタビューが載るようですし、続けて買ってしまうかも。

堺さんがきっかけで、また世界が広がりました。

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」鑑賞記

2009-03-16 22:46:21 | 堺雅人さん
(注意!)少しネタバレするところがあります。

「ジェネラル・ルージュの凱旋」観てまいりました。
本当は先週観に行こうとしていたのですが、突然個人的トラブルが発生し敢え無く断念。
個人的トラブル・・・とは、実は観に行く前に図書館に立ち寄ったのですが
そこの駅を降りたところで定期券を落としてしまって(恥)
疲れが溜まっていてボーっとしてしまったのかもしれません。
幸いなことに拾った方が駅に届けてくださったおかげで、翌日無事手元へ戻り、
(世知辛い世の中だけど捨てたもんじゃないな、と思いましたね)
今日、リベンジの意味も込めて嬉々として映画館へ足を運んだのでした。

閑話休題。感想。
面白かったです!本当に!
救急患者のたらいまわしや営利優先の医療に対するメッセージ性が感じられながらも、笑いがあり、
ストーリーもうまくまとまっていました。
以前、このブログでも書いたのですが(2/15「ジェネラル・ルージュの凱旋」)
撮影から公開までかなり短期間勝負の作品だったので、正直言うと
作品の出来はどうだろう?と心配していたのです。
「やっつけ仕事になってないかしら・・・」と。
ところがどっこい。
逆に短時間だったからこそ、各キャストの迷いのないというか真っ直ぐな演技が光り、
観客側にまで真っ直ぐ届いてきました。
前作「チーム・バチスタの栄光」は少し前にTVで観たのですが
ドラマ版の方への思い入れが強く、映画版にはあまり面白味を感じなかったのです。
そんなこともあり、今回の「ジェネラル~」がより一層面白く感じられたのかもしれません。

業者との癒着を告発される救急医療センター長を演じる、堺雅人さん。
今回も「クロか?シロか?」と言われる役どころで、堺さんの演技力が存分に発揮できる配役です。
冷静沈着で救急医療のエキスパートだけど、どこか心にザラザラとした部分を持っている速水。
救急に対する思い入れは誰にも負けないのだが、自分の意思を貫く性格ゆえに院内に敵が多い。
器用そうに見えるけど実は不器用な速水を、乾いた演技で見せてくれました。
本当に巧みな演技ですね。
観ていて飽きないというか、作品ごとに新鮮なイメージを感じさせてくれる俳優さんなんですよね。

速水は始終、口にチュッパチャップスを入れているんですが
相当甘党と思われます。
灰皿にはチュッパチャップスの棒がぎっしり・・・(笑)
これは「3歳児と変わらない」面を表現しているのか、
それともチュッパチャップス依存=精神的不安定を意味しているのか?
なんて色々考えながら観ていました。

阿部寛さんの白鳥は、「傲慢役人」が前面に押し出されていますね。
TV版の仲村トオルさんの方がキャラとしては際立っていました。
「グッチ~」という口癖も印象的で、彼の人間性が感じられたのですが、
阿部さんの白鳥からは、あまり人間臭さが感じられないかな、と。
でも小児病棟で子供たちから「ガリバー!!」呼ばわりされたときの薀蓄は良かったですね。
車椅子のドライビンクテクニックには目を見張るものがありました。

映画全体としては、それほど文句はありませんが
速水のエンディングは・・・いただけませんね!ファンとしては!
何か、ベタすぎますよね!
私だったら・・・
(↓観ていないかたはご注意!)

速水:「寒いところは苦手なんだ」
花房:「・・・」おもむろに口紅を差し出す。
速水:「・・・??」
花房:「これからは、ご自分で(どうぞ)」と言って微笑みながら去る。
花房の後姿を見送る速水。おもむろにチュッパチャップスを取り出し、食べる。
その頭上にヘリの音が。

こんな脚本にするんですが。
とにかくあのベタなエンディングは納得いかないですね。

そうそう。「ジェネラル・ルージュ」って言い難いですね。
「ジェネラル」って何度か言ってみないとうまく言えません。私、滑舌悪いので(汗)

観に行っていない方は、是非!

映画「マンマ・ミーア!」鑑賞記

2009-03-06 12:26:10 | 映画・ドラマ
前々から観にいきたい!と思っていた映画「マンマ・ミーア!」ようやく見てまいりました。
今日は平日&レディースデーでもないので、観客はたったの6人(汗)
大変贅沢な環境での鑑賞となりました。

ミュージカルの雰囲気をどれだけ壊さずに描けているか気になりましたが、
キャストが芸達者な俳優さん達で、(特にメリル・ストリープが巧かった!さすがです)
かつしっかりとナンバーを歌いこなしていたので、
違和感なく観ることが出来ました。
全体的に舞台版よりかなりテンション高かったですね。

それにしても・・・ドナ、ターニャ、ロージー達の年齢、高くないですか?
3人の実年齢は50代後半(というか60歳に極めて近い)ですよね。
きっとドナ役のメリル・ストリープの年齢に合わせて
ターニャ、ロージーをキャスティングしたのだろうけど、
ドナはいいとしても、ターニャとロージーはちょっと年を取り過ぎな気がするんですが。
特にターニャ。ペッパーと・・・になるにしては、う~ん。
若さみなぎるペッパーがあのターニャを見て、本当に魅力的に思ったのか?
ちょっと疑問に感じるキャスティングでした。
ターニャ役の方、昔「シカゴ」で見かけたことあるな、と思ったら当たりでした。
新聞記者役で(歌も披露されていた)出演されていた方でした。

あと、気になったのはハリー役のコリン・ファース!
私の中ではコリン・ファース=「ブリジット・ジョーンズ」のマーク・ダーシーの図式ができているので、
ハリーにキャスティングされたことに驚きを隠せませんでしたが、結構ハマってましたね。
舞台版では、ハリーがゲイであることはラスト付近の台詞で語られるだけですが、
映画では台詞でのカミングアウト以外に
結婚式後のシーンで男性と抱き合う(!)シーンが盛り込まれていて生々しかったですね。

ナンバーも一部削除や、移動などありました。
私が分かったところでは、
・「Thank You For The Music」のシーンのナンバーが「Our Last Summer」に替えられていた
・「Thank You~」がエンドクレジットで流れていた
・「Knowing Me,Knowing You」が削られていた
・「Take A Chance On Me」が「I Do!I Do!I Do!I Do!I Do!」の後にきていた
・「I Do!I Do!I Do!I Do!I Do!」の後にミュージカルには盛り込まれていない曲が1曲入っていた
こんなところでしょうか。
ですが全体的には雰囲気を損なわずストーリーが展開されたので、良かったのではないでしょうか。

それと、嬉しかったこと!
エンドロールで、舞台版よろしく「Mamma Mia!」と「Waterloo」が流れたんですよね。
しかも主要キャストがあのおなじみの格好をして歌うという!
ピアース・ブロスナンまであの格好で出てくれるとは(笑)本当ビックリ。
初めて観られた方は??と思われたかもしれませんが、
舞台版に慣れ親しんでいる者にとっては、心憎いサービスでしたね。
映画版でカーテンコールが観られるとは思ってませんでしたし、
「Waterloo」が聴けるなんて夢にも思ってませんでしたから。

思った以上に楽しめました♪

「オペラ座の怪人」観劇記

2009-03-01 21:40:05 | 感激!観劇!
2009年3月1日 13:00開演 大阪四季劇場

オペラ座の怪人:高井 治  クリスティーヌ・ダーエ:笠松はる
ラウル・シャニュイ子爵:岸 佳宏
カルロッタ・ジュディチェルリ:種子島 美樹
メグ・ジリー:荒井香織  マダム・ジリー:秋山知子
ムッシュー・アンドレ:林 和男 ムッシュー・フィルマン:岡 智
ウバルド・ピアンジ:半場 俊一郎 ムッシュー・レイエ:斎藤 譲
ムッシュー・ルフェーブル:鈴木 周
ジョセフ・ブケー:平良交一

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨年秋から東京での「55ステップス」ご出演が続いていた高井さんでしたが、
ラストスパートを切ったオペラ座に再登場です。
私自身も、高井さんは昨年東京旅行に行った時「55ステップス」で拝見して以来でした。
お久しぶりです~!・・・って友達みたいな言い方ですが(汗)
(「55ステップス」での高井さんは不思議な面白さでした。しみじみ。)

近頃、村さんファントムに魅かれていた私ですが、
やっぱり高井さんもいいわぁ~~!!!と再認識。
とにかく高井さんの歌声に包まれることが、言い様もないほど気持ちいいのです。
癒される、というのとはちょっと違うんですが
高井さんの歌を聴いていると、
クリスティーヌが怪人の前で見せるトランス状態に、いたく納得してしまうんですよね。
「あぁ!この声なら地の果てまでついて行っちゃうわ!」と思えるんです・・・
え?!村さんはどうした?!って言わないでください。
村さんは村さんで、素晴らしいファントム役者さんです。

今まで2階席の最前列ばかりで観ていたのが、
1階席前方で観るようになったからなのかもしれませんが、
今までのファントムとは何かが違う!と感じました。
具体的にどこがどう変わった、とは言えないのですが
ファントムの人間性が以前より感じられたような気がしたのです。
私は「55ステップス」での経験が怪人の演技に変化を与えたのかな?なんて感じました。
あくまで私の勝手な想像ですが。

歌も絶好調で(裏声のところは少し歌いづらそうでしたが)
カーテンコールでは割れんばかりの拍手!
上手にはけるときもギリギリまで手を振ってくれた高井さんでした。
ファントムってこんなにサービス旺盛だったかしら?(笑)

クリスティーヌの笠松さんは、昨年村ファントムとのコンビで1度拝見済み。
「ユタ~」の小夜子が印象的な笠松さんがクリスティーヌとは!!とビックリしましたが、
2度目ともなれば、もう慣れました。
前回はかなり歌いこなせていることにビックリしましたが、今回はちょっと荒削りなところも感じました。
でも、1幕でカルロッタの代役として「♪どうぞ~ 思い出を この胸に」と歌うシーンは、
練習の場面と本番の舞台で歌う場面とで歌い方をしっかり変えておられたところが良かったです。
練習の時は、恐る恐るというかまだ未熟な歌い方なんですが、
本番になると堂々とした声で歌い上げるクリスティーヌ。その違いの見せ方が巧かったですね。

それと「ドンファンの勝利」劇中劇での歌い方が一瞬色っぽかったなぁと。
私の中では笠松さん=小夜子なので、色っぽい声を聴くと
こんなにエロくていいの?!と心配になってしまいます。

あと、気になったキャストはムッシュ・ルフェーブルの鈴木さん。
私「オペラ座~」では初見だったのですが、
確か「昭和三部作」シリーズに出演されていたんじゃないかな?という記憶が。
(聞いたことのあるお声だったので・・・)
ムッシュ・ルフェーブル役の方はオークショナーや警察官役も担当されるのですが、
オークショナーの演技が大変お上手で、かなり満足でした。
いわく付きのものを売るオークションという、一種淀んだ空気をしっかり掴んで
演技されていたんです。
冒頭のシーンということもあり、この部分を変にサクサクと進められるとガックリきちゃうんです。
これから展開する不可思議なストーリーに誘う重要なシーンですから。

鈴木さんはムッシュー・ルフェーブルのシーンも良かったですね。
「何かありましたら、私はフランクフルトにおりますので」の逃げ方が最高でした。
「もう、し~らないっ!」という感じで、前代、前前代総理大臣を彷彿とさせる(!)逃げ方なんですが、
その逃げの動きと逃げるまでの間が良かった!

ムッシュー・アンドレは久しぶりに林和男さんでした。
林さんのアンドレさんは安定していて良いですね。観ていて何か安心します。
林さんはオークショナーよりアンドレさんのほうがしっくりきます。

とりとめのない観劇記になりましたが、
私の「オペラ座~」観劇はラスト1回となりました(泣)
これから仕事が忙しくなることと、4月から勤務体制が変わるためいつ休めるのやら見当も付かず、
3月、4月に観劇の予定を入れることが出来ないのです。

「オペラ座~」が終わるのは本当に、本当に悲しい。
せめて新しいオペラ座CD発売してもらえないでしょうかねぇ??