つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

ラ・アルプ 6月号

2008-05-31 00:44:37 | 感激!観劇!
30日に届きました。
何だか今回のアルプって・・・
いつもと何だか違う感じがしたのは私だけでしょうか?

巻頭の「浅利代表インタビュー」はもうおなじみですが、
(このインタビューって言いようのない重苦しい雰囲気が
漂ってるんですよね・・・)

掲載内容をざっと書き出してみると、

・「異国の丘」に九重秀隆役にキャスティングされた
 荒川務さんインタビュー
・「マンマ・ミーア」ドナ役に井上智恵さん登場
 (しかも表紙まで飾る)
・「思い出を売る男」出演予定キャスト発表
 (上演期間短いのに、かなり複数のキャスト、客寄せか!?)
・「ライオンキング」ページ、ナラ役新キャストとして田村圭さん登場
・「オペラ座の怪人」ページ、クリスティーヌ役
 新キャストとして伊藤志保さん登場

こう書き出しただけで、不思議な感じがしますね。
キャスティング関連のことばっかり!
これほどキャスティングの話題が前面に出されてるのはかなり珍しくないですか?

ま、「異国の丘」はメインだった石丸幹二さんが退団し、
ダブルキャストだった下村さんも消息不明(!!)で、きっと
「異国~」のチケットの売れ行きがいまいちだったのでしょうね。
ポスターもぼやけた感じだったし、何だかすっきりしない感じでしたよね。

「マンマ・ミーア!」にしても
名古屋初日キャストとして登場した鈴木ほのかさんは
所詮ゲストだから、彼女を前面に出すわけにはいかなかったのでしょう。
でも、この時期に「井上智恵さん登場!!」って騒ぐのも
どうなのだろうか???と思います。
やはり劇団自体が、保坂知寿さんの退団ショックから
抜け出せていないのかもしれませんね。

「オペラ座~」新クリスティーヌ登場に関しても、
新クリスティーヌというより、
もっと今まで東京でメインを張っていた
沼尾みゆきさんにご登場いただきたいですね。
大阪でも数日、クリスティーヌとして登場されましたが、
状況からして、伊藤さんのお手本として舞台に立っただけのような気がして
なりません。う~ん、それって・・・

キャストを前面に出しているというのは
四季の内部がなにやらざわめいているのかもしれませんね。
あれだけの巨大劇団であれば始終色んなざわめきがあるのでしょうが。

あれこれ色々と書いてますが、
基本的に私は四季ファン(四季の方針にはほぼ賛成)なので
いい方向に向かってくれることを祈っています。

そういえば、「ウィキッド」でも今井美範さんが
(短期間ですが)エルファバとして登場されていたと思うのですが
そのことについては触れられていませんでしたね。
それって、新キャストとしては認められていないということ??

ウィーンミュージカルコンサート レポート(その2)

2008-05-23 10:03:41 | 感激!観劇!
「エリザベート」からはプロローグを含め11曲披露。
プロローグはみなさんおなじみですが、
通常入る「なぜ、エリザベート皇后を殺したのだ!」等々台詞がない状態で、
インストゥルメンタルのみで聴くのは初めて。
「へ~、こんな音の動きしてるんだ」と興味深かったです。

「パパみたいに」はマジャーンさんがシシィ、アンドレさんがマックスを。
アンドレさん、旅に出かけるトランクを開けて鏡をのぞきながら
髪をといたり眉毛を整えたりしてましたが、
そこから何とマイクが出てきて(!)会場は笑いに包まれました。
若々しいマジャーンさんがキラキラと輝いてましたね。

「最後のダンス」ではトート風の濃いメークになってマテさん登場。
彼の放つセクシーで、ワイルドで危険なトートは最高ですね~~。
キレ系トートで熱唱されてました。
1年前の感動が再び・・・もうとろけそうでした。

「私だけに」も素晴らしかった!!
その1でも書きましたが、
あの神々しいほどに壮大な歌声は畏敬の念すら覚えます。
日本人俳優とはスケールが違います。
このことはマヤさん以外の4人にも当てはまるのですが。

そして「愛と死の輪舞」。
最初「愛と~」のイントロを聴いて「??変だなぁ」と思っていたら
マテさんが日本語で歌いながら登場するではありませんか!
いや~、ビックリしましたね。
お上手な日本語で歌っておられましたが、途中歌詞を忘れて
ドイツ語になってたり、歌詞がヘンになったりしたところもありましたが
客席に助けを求めるお茶目さを見せながらも、
最後はしっかり「♪アイト シノ ロンド~」と歌われてました。

「僕はママの鏡だから」「闇が広がる」。
ルドルフを歌うルカスさん。はかなさの感じられる
透き通った歌声がたまりませんでした。
マテさんのトートとの掛け合いも素晴らしかったです。

「夜のボート」。
マヤさんとアンドレさんのフランツ・ヨーゼフのナンバー。
アンドレさんは今回初来日ですが、ウィーンDVD版のフランツを
演じられていたんですよね。
素のアンドレさんは柔らかい感じのステキな男性でした。
二人のデュエットは心に染みましたね・・・涙なしには聴けませんでした。

そして「ヴェールが降りる」でラストを迎えました。

マヤさん、マテさん、ルカスさん、マジャーンさん、アンドレさんの
素晴らしいとしか言いようのない卓越した歌声と
珠玉のミュージカルナンバーをおいしいとこ取りで聴かせてくれた
ウィーンミュージカルコンサート。
13,000円とチケット代は高かったですが、
それに見合う内容だったのではないかと思います。
もう私、1部から始終泣きっぱなしでした。
歌詞が分からなくても、歌声が心に染みて自然と涙がこぼれる。
音楽には国境はない、というのはうそではありません。

ただ、残念だったのは客席がかなり空いていたこと。
1階席はセンターでも後方が空いていて、演者からすると
やる気が失せるのは・・・と心配してしまったほどでした。
やはり5作品中、3作品が関西では知られていないということと
(「ダンス~」も「レベッカ」も東京のみの公演なので)
チケット代の高さが観客の入らなかった原因かな、と思います。
会場はドラマシティでも良かったのではないでしょうか?

各作品のパートではあらすじを舞台後方のスクリーンに映し出したり
途中途中で、出演者のインタビューを交えたりと
歌だけにとどまらない演出でしたが、
各ナンバーを歌う際に詳細な歌詞を出したほうが
良かったのではないかと感じました。
特に馴染みのない1部は必要です。

マヤさんの壮大さに包まれ、マテさんのセクシーさにドキドキし、
ルカスさんの彫刻のような美しさに呆然とし
マジャーンさんの弾ける美しさに心引かれ
アンドレさんの渋さに酔いしれながら、
素晴らしい歌声に聴きほれることのできるめったにないコンサート、
行って損はないと思います。

こんなに書いても語り尽くせません。
とても充実した内容だったと思います。ちょっとほめすぎでしょうか?
決して梅芸の回し者ではございません。

行こうかどうか迷っておられる方は28日までありますので、是非!!

ウィーンミュージカルコンサート レポート(その1)

2008-05-22 23:08:42 | 感激!観劇!
5月22日 13:30開演 梅田芸術劇場
<出演>
マヤ・ハクフォート
マテ・カマラス
ルカス・ペルマン
マジャーン・シャキ
アンドレ・バウアー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウィーン版エリザベート上演1周年記念として開催された
「ウィーンミュージカルコンサート」行って参りました!!
あれから1年かぁ・・・早いなぁ。

コンサートは2部構成で、
ナンバーは「ダンス・オブ・ヴァンパイア」「ロミオ&ジュリエット」、
「レベッカ」の後、25分間の休憩を挟み
「モーツァルト!」「エリザベート」の順で計38曲演奏されました。
(インストゥルメンタルを含みます)

オープニングは「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のオーバチュアから。
この曲から入るとは、いい選曲だなぁと思いました。
「ダンス~」のオーバチュアってちょっとファンタジーぽいというか、
これから繰り広げられる未知の世界への期待感、ドキドキした雰囲気が
たっぷり感じられる曲なんですよね。

一番圧巻だったのはマテ・カマラスさんが歌った、
クロロック伯爵のナンバー「抑えがたい欲望」。
マテさんってキレ系の歌、得意ですよね。
苦悩と情熱たっぷりに歌ってくださいました。
ルカス・ペルマンさんの「サラヘ」も良かったです。

「ロミオ&ジュリエット」は日本では上演されていない演目なので
初めて聴くナンバーばかりでしたが、ルカスさんとマジャーンさんの
完璧なデュエットに聴きほれてしまいました。
マヤ・ハクフォートさん、アンドレ・バウアーさんの歌われたナンバーも
ステキでした。

「レベッカ」は今、東京シアタークリエで上演されているんですよね。
観に行きたかったのですが・・・
「わたし」をマジャーンさん、マキシムをアンドレさんとマテさんが歌われて
いましたが、マテさんのマキシムはタイプからしてちょっと違うかな?
アンドレさんのマキシムは渋かったですね~。
山口祐一郎さんはどんな風に歌われるのか想像しながら聴いてしまいました。

第1部は関西では馴染みのないナンバーばかりだったのですが
(私、ダンス~は帝劇で観劇済みだったの良かったですが)
第2部はみなさんお待ちかねの「M!」と「エリザ」。
やはり今回一番の目玉「エリザベート」にたっぷり時間を取った構成でした。

「モーツァルト!」で印象的だったは
「心を鉄に閉じ込めて」を歌うアンドレさん。
レオポルド・モーツァルトは元々彼の持役のため、見事に歌い上げて
おられました。どうしても持ち歌でないと「他の人の歌を歌っている」という
雰囲気が否めなかったのですが、心に染みる切々とした歌声でした。

「ダンスはやめられない」はマジャーンさん。
お上手なマジャーンさんをしても「♪ダンスはやめられな~い」の高音部は
難しそうでしたが、テクニックでしっかり補いながら
歌われていたのはさすがですね。

「星から降る金」はマヤさん。ステキです!!
あんな素晴らしい「星~」を聴いたのは初めてでした。
会場を包み込んでしまうような、壮大で神々しい歌声。最高です。
この歌はマヤさんのソロライブでも披露された歌だそうです。

さて最後は「エリザベート」。
その2に続きます。

佐野正幸さんラジオにご出演!

2008-05-14 11:16:50 | 感激!観劇!
「オペラ座の怪人」のファントム役の佐野正幸さんが
先ほど、MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」に出演されていました。
四季HPをチェックしていなかったので、突然の登場にビックリ。

今日は私、たまたま休日だったのです。
正直言って浜村淳さんって生理的に受け付けない(!)んですが
家族がこの番組が好きなため、朝食をとりながら仕方なく聴いていたら
何とゲストで佐野さんが登場されるではありませんか!

四季の俳優さんはゲストで出られても、
とても優等生的なコメントをされますが、佐野さんもまさにそんな感じの
まじめなコメントをされてました。

トークの内容としては「オペラ座~」初演から出演されていて、
アンサンブルからスタートし、ラウルを演じてきたことや
これまで8人のファントムと共演したこと、
演出家(浅利慶太さん)が非常に厳しい話など、
四季ファンからしたらおなじみの話ばかりでした。
でも、俳優さんの生の声が聴ける貴重な時間となりました。
佐野さん、普通のお声もステキなんですね。

それにしても、浜村淳!(あえて呼び捨てにします)
「以前梅芸で”ファントム”やってましたが、四季でも
(アーサー・コピット版)ファントムを上演する予定は」なんて
アホみたいなこと聞くなっっ!!(怒)
佐野さん、少し返答に困ってました。
「・・・四季はアンドリュー・ロイド・ウェバーとは長い付き合いなので
それはないかと・・・」と答えておられましたが。
それに”梅芸”って略して佐野さんに分かったのだろうか?
私個人的に今年”鬼門”のミュージカル「ファントム」と「オペラ座~」を
比べられるのは、かなりきつかったですね。
(「ファントム」ファンの方、ごめんなさい!)

それと、もうひとつ浜村淳!
四季と佐野さんのことをもうちょっと下調べしておけっっっ!!
「佐野さん、怪人は初役ですか?」とか
「オペラ座~」が去年から大阪で上演されていることを
知らなかったようなコメントはやめてください!
それはないだろーーーー!!!!(怒)
大好きなタカラヅカのことだったら、
嬉々としてマニアックなことを話しているのに。
ちょっとゲストに失礼ではないでしょうか。
俳優としてファントムを演じるにあたっての苦労だとか、
みどころだとか、もっといい質問してほしかったですね。

佐野さんって、私が始めて四季の作品(美女と野獣)を観たときに
出演されていた俳優さんだから、何か思い入れがあるんですよね。

あぁ、また情熱的な佐野ファントムを観に行きたくなりました・・・

母の日

2008-05-12 00:24:15 | つれづれ
11日は、母の日でしたね。
数年前から母の日のプレゼントは
母の好きなお菓子と決まっていた(母の希望)のですが、
今年はお菓子とセリーヌの雨傘をプレゼントしました。

なぜ、雨傘かと言うと・・・
以前母と話をしていた時、偶然傘の話になって
かなり前から傘がほしかったことが判明したのです。
普段はあまり「あれがほしい、これがほしい」と言わない母が
独り言のように「傘がほしいなぁ~・・・」とつぶやいていたのが
とても印象的で、これは母の日にプレゼントしなければ!と
思ったのです。

母の日の朝、プレゼントを渡した時の母の反応。
お菓子だけだと思っていたようで、プラスアルファの贈り物の中身が
何だか全く分からない様子。
箱の中から出てきた傘を見つめた母は
うわ~~っと、喜ぶかと思いきや、
何と感極まって、泣いてしまったのです。
これにはこちらがビックリ。

これまで母の日は毎年欠かさずプレゼントしてきましたが
泣いたのは初めて。
母には、傘にまつわる思い出が色々あるらしくて
傘を見たとたん、その思い出が頭の中を駆け巡り
感極まってしまったようなのです。

それだけ喜んでもらえるなんて、プレゼントしたこちらまで嬉しくなりました。

家事を完璧にこなし、家族のムードメーカーとなり
家族を支えてくれている母。
まさに良妻賢母。
こんな母の子供に生まれてきてよかった、と思います。
本当、尊敬しています。
母のようになるには、何十年もかかるだろうけど
母を目標にしていきたいな、と思っています。

お母さん、ありがとう。