つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

ムード満点

2009-11-26 22:45:54 | つれづれ
夜景のステキなお店でお酒&ディナーしてきました。
しかも窓際のカップルシートで…
と言っても、隣にいたのは別部署に異動した後輩(女性)。
お互い「残念だねぇ」と言いながら(笑)

せっかくな夜景なのに、仕事の話ばっかりで…
本当なら私が後輩の話を聞いてあげないといけないのに、
こっちの愚痴を聞いてもらう始末で、非常に情けない。
でも、話していて自分の悩んでいることが具体的になった気がします。

後輩に「mocoさんは真面目すぎるから心配です」と言われ、
涙を堪えるのに必死でした。
頑張らないと!と思いましたね。
涙の理由?
「蛮幽鬼」が終わってしまったからということで…

、と書いてたら後輩からメールが。
「たまには息抜きしてくださいね」とのこと。
よくできた子です。

千秋楽日和

2009-11-26 10:49:40 | つれづれ
久しぶりの快晴!からっと晴れ渡っています。
今日はとうとう「蛮幽鬼」千秋楽ですね。
千秋楽にふさわしい天気になってよかった!
雨の日多かったですもんね。

出勤時に梅芸に立ち寄ってみると、
当日券狙いとおぼしき方が十数名並んでました。
で、楽屋口前を通って職場に行こうと思ったら、
すでに入待ちされてる方がたくさん!
後ろ髪を引かれながら…仕事してきます。

もう、幽体離脱したいです(泣)

星降りツリー

2009-11-24 23:00:32 | つれづれ
梅芸横にある、ホテル阪急インターナショナルのツリーです。

今年のツリーはちょっと色が変わります。
白くなったり、青くなったり…
そして、あちこちに星が流れます。
まるで「蛮幽鬼」の星降りみたいだなぁ、と。
ひそかにコラボしてる?って思ったのは私だけではないはず。

「蛮幽鬼」もあと2日ですね(泣)
そしてクリスマスイブまであと1ヶ月(汗)
あぁ…

ブログ師匠!

2009-11-23 01:00:45 | つれづれ
「蛮幽鬼」関連情報をネットで探していたら、このブログにたどり着きました。

高田聖子の見られていい日記

ハマン国の王女ペナンを演じられていた
高田聖子さんのブログですが、いや~面白い!!
何だろう・・・肩の力が抜けていて、簡潔な文章なんですが
高田さんらしさ(?)がいい具合に醸し出されていて、
大変心地よいのです♪
そして、ブログタイトルがツボにはまりました。

携帯で毎日更新されていて、「蛮幽鬼」舞台裏がちらりと垣間見えるのも興味深い。
そのちらり加減がいいんですね。
女優さんというより、いち女性目線で書かれているところに惹かれるなぁ。

私はダラダラ書く癖があるので、
目からうろこというか、羨ましいというか。
まさに、量より質ですな。

勝手に師匠と呼ばせていただきます!

今さら…CREA12月号の話

2009-11-22 11:21:56 | 堺雅人さん
堺雅人さんの新エッセイ「月記」掲載の
CREAを買うようになって、はや三ヶ月。
今までは、ほとんど「月記」しか読んでいなかったのですが
今回はかなり読みましたね。
読んだ、というより「探した」というほうが合っている気がします。
何を探したかって・・・もちろん堺さん!

というのも、CREA表紙見出しに
”読者が選ぶ「いい男」ランキング発表”とあり、
”四冠王は福山雅治!”と書かれたすぐ下に
「堺雅人」の文字が並べば、探すでしょう!堺さんのページを!
しかし!
残念ながら堺さんの単独ページはなし。
ガックリ肩を落としたのは言うまでもありません。
そして、こう思いました。「誇大広告だ(泣)」と。
堺さんのページは半ページはおろか、約四分の一ページ?というもの。
しかもこの写真、撮り下ろしでも何でもなく、事務所の公式HPの写真。
”美腹ヌード”なんてものも載っていましたが、
全く興味のない私にとっては
見てはいけないようなものを見た罪悪感さえ覚えました。
こんなページを作るなら、堺さんの撮り下ろし&インタビュー
単独ページを作ってーー!!と
声を大にして言いたかったです。

堺さんが1位を獲得したのは
「結婚したい男」ランキングだったのですが、受賞者コメントがすごかった!

(以下CERAより引用)
「これまで演じてきた役のイメージから
そう思っていただけてるのかも。役に感謝です。
(中略)
もしかしたら、今は女性が
”優しくて料理もできるという理想の自分像”を男性に求めてるのかな。
そうだとしたら、結婚したい男に選んでいただいて光栄なだけでなく、
みなさんの”理想の自画像”としても責任も感じますね」

いえいえ、そんな責任感じないでください・・・と
思わず紙面に向かって言いたくなりましたが
インタビューに真摯に応えようと、言葉を選びながらお話をする
堺さんが目に浮かんできて、何だか背筋が伸びる思いでした。
”理想の自画像”という言葉が出てくるところが堺さんらしいですね。

今回のCREAの特集は「これで成功!新・婚活ノート」というものもあり、
別冊付録として「WEDDINGバイブル」も付いてました。
婚活もままならないのにWEDDINGバイブル読んでもねぇ、と
かなりクールな反応の私。
そりゃそうです。これが20代の女性なら
「素敵なウェディングドレスが着たい!」とか
「こんな式場で結婚式をあげたい!」なんていう気持ちが
結婚への動力ともなるかもしれませんが
30代も中間になってくると、
あまり結婚式のことって考えなくなるものなのだと実感。
少し悲しいですが。
婚活記事は・・・読めば読むほど自分の結婚が遠のいていきそうで、
何だか頭がクラクラしてきました。

結婚って、本っっ当に難しいですね。
私に幸あれ。(稀道活の言葉を拝借)

「蛮幽鬼」マイ千秋楽 & 雑記

2009-11-19 00:47:47 | 感激!観劇!
「蛮幽鬼」初日の感動が覚めやらず、堺さんが私を呼んでいる(妄想)・・・と
急遽もう一枚チケットを入手して、昨日17日に観てきてしまいました!

S席はもう売り切れで3階A席での鑑賞。
3階で10,500円はどうなの?!と思いながら、堺さんに会いたさに、つい。
チケットになると、金銭感覚が麻痺してしまっている私。相当ヤバイです(汗)
3階席ではありましたが、2、3階のバルコニーは湾曲しており
上手サイド席だった私は、列からすると2階席より前に位置しており
結構近くで観れるじゃない!と喜んでおりました。
ま、高さはありますが。

「なんぼのもんじゃー!」も高々と腕を振り上げてきました。
3回目ですから、慣れたもんです(笑)
完全な私の思い込みですが、腕を振り上げた時、粟根まことさんが
「OK!」って感じでこちらを見てくれたのが嬉しかったです。

今日の橋本さんネタは「弁護士を呼んでくれ」はなく
「南港フェリー乗り場にいただけじゃないか」に変わっていました。
あと、ヤンキースの松井選手のことも言ってましたが
笑い声にかき消され、3階では聞き取れなかったです。
橋本さんってタイムリーなニュースをうまく盛り込みますよね。さすが!芸達者なお方です。

それと、逃げようとする浮名とサジが鉢合わせするシーンでは
山内さんの間がえら~~く長かったです。
その間堺さんは、微動だにせずじーっと山内さんを見て微笑んでました。

そうそう、二幕開けの教義問答に関する注意事項を述べるところ。
最初、「あれ?このしゃべり方・・・」と思っていたら
「一音落とすものは去れ!劇団四季出身の・・・」と言い出すではないですか!
あの場面では、母音法をかなりわざとらしく言ってると思うんですが、
四季ファンを敵に回すようなネタですね(苦笑)

今回はマイ千秋楽だったので、お土産にサントラCDを買ってしまいました。
これを聴くと、舞台でのあの場面、この場面が鮮明に蘇ってきます。
曲は4曲+ボーナストラック=計5曲です。

1. 蛮幽鬼のテーマ
「蛮幽鬼」というタイトルが出るときに流れる曲です。
この曲が流れると土門のように両腕を高く振り上げ「ウォーーーーッ!」と叫びたくなります。

2. 万葉歌舞
早乙女太一さんが方白として舞を披露する際に掛かる曲です。
このエキゾチックなメロディーに民謡風の声が絡んで、さらに妖しげな感じを醸し出しています。

3. 美古都
はかなげな曲です。この曲を聴くと、可憐な稲盛いずみさんが瞼の裏に浮かびます・・・

4. 一滴の愛
ラストの立ち回りの時やカーテンコールの時に大音響でかかる曲です。
劇場だと歌声が割れて聴こえますが、家で聴くとちょっと印象が違いますね。
最初流れた時は「なぜここで、歌入りの曲が流れるの?」って違和感ありましたが、
慣れてしまいました。
聴きながらサビのところで拍子木叩きたくなります。(カーテンコールを思い出し)

5.(ボーナストラック)女王誕生

新感線の作品を頻繁に観ているわけではないですが、
「SHIROH」や「メタルマクベス」、今回の「蛮幽鬼」を通して
岡崎司さんの音楽っていいなぁと思いますね。
分かりやすいというか、キャッチーというか。親しみやすくて好きです。

早速ウォークマンに落として聴いてます。我ながらマニアック(汗)
収録時間約15分なのであっさり終わるのはちょっと残念ですが、
作品の余韻にどっぷりと浸りたい方は、是非お買い求めください。

マイ千秋楽のカーテンコールでは、
堺さんと私が対角線上に位置して(堺さんが下手袖、私が3階席上手かなり端)
こちら(の方)を見て大きく手を振ってくれました♪きゃ~!!
堺さんってあんまり上の方を見てくれないから、悲しい・・・と思っていたのですが
最後の最後で(泣)
きっと、1、2、3階上手サイドのファンは全員
「私に振ってくれたんだ!」と思っていることでしょう。
都合のいい妄想にふけることにします。

「蛮幽鬼」観劇記 10/23、11/9(その2)

2009-11-17 00:54:16 | 感激!観劇!
「蛮幽鬼」観劇記つづきです。
その2では、舞台全般に関しての感想を。

新感線はキャスト、セットともに豪華なのが常ですが、
今回は映像をかなり用いていた点が印象的でした。
1回目の東京公演では、正直なところ「映像に頼りすぎでは?」という感が否めませんでした。
確かに、壮大なストーリーであるため、話の基本になる説明は
映像を使ったほうが分かりやすく、観客もすんなり作品の世界に入り込めますが
せっかくの生「舞台」なのに、生の魅力を放棄しているのでは?!と思ったのです。

それと、土門が囚われている監獄島に関する描写も
映像に頼っていたところが多いなと思いました。
映像を使わなくても、誰も生きて帰ることのできない絶海の孤島であることを
表現できる手段はあると思うのですが、それを簡単に映像で補っていないか?と。
かなり批判的意見ですね。
しかし2回目に観たときは、不思議と1回目に感じた印象は薄れ、
映像を使うタイミングが巧いな、と感じました。何なのでしょうか・・・この感想の変化は。

セットに関して。
監獄島のセットは、ちょっといただけないかなぁ。
最初に見たとき、「何?これ!?」と思ってしまいました。
黒いビニールと白いビニールを枠に絡ませて岩を表現しているのかな、と思いましたが
やっつけ仕事のセットみたいで雰囲気が出ない、と私は思いました。
またまた辛口批評ですが。
特に近めの座席だった1回目、東京公演時にそう感じました。
普通の岩のセットを作ったほうがリアルだったのではないでしょうか?
回り舞台をうまく使っていたのはよかったと思います。
あ、そうそう。東京公演のときは、セットがぐらついていた気がしたのですが・・・
上川さんがセットを叩いた(?だったかな)時にセットが少し揺れました(汗)

ストーリーは「モンテ・クリスト伯(岩窟王)」をモチーフにしており、
エドモン・ダンテス=伊達土門なんですね。
こうやって並べて書くと、なるほど!ベタですね。
パンフレットによると、
「エドモン・ダンテスは幽閉された島で高潔な人物と出会ったのだが、
では、もしそこにいたのがレクター博士のような人物だったらどうなっていたか」
という設定なのだそうです。
面白い点に着眼されましたね。唸ってしまいました。
言うまでもなく、レクター博士=サジなのです。

終盤に近づくにつれて、登場人物がどんどん死んでいく様や
蔵人や美古都大王が叫ぶラストは、
シェイクスピア悲劇を彷彿とさせるところがありましたし、
ラストでは現在私達に伝わっている史実の裏側(真実)って
実はこんなことになっていたのかも、と感じました。

あと、この作品のキーワードの一つとして
「名前」が挙げられるのではないか?と感じました。
まず、客席に入ると投影されているタイトルは「蛮勇記」。
東京公演で客席に入ったとき、ビックリしました。誤植?!って(苦笑)
その後「蛮憂記」となります。監獄島に投獄されてのことでしょうか。
そして、「蛮幽鬼」とタイトルが変遷している。
それに、サジには名前がない点もポイントかなと。
土門がサジに名前を聞いた時、恐ろしい形相になりましたよね。
同族の刀衣でさえ「楼蘭の悪魔」と呼ばれていることしか知らない。
そして名前のないサジは、土門達のことを名前で呼んだことがない、という台詞があります。
土門は飛頭蛮と名前を変え、復讐の鬼と化し、
果てはサジの行った悪行までもまとめて飛頭蛮の仕業とされ、
「国家の大逆賊」に仕立て上げられる。
名前を持たないサジは殺人マシーンと化し、己の欲望の道を突き進む。
美古都は大王となり、この国を背負っていく決意をする。
う~ん。

そして、果てしない復讐の渦。
復讐は、さらなる復讐を生むだけで何の解決にもならない。
このストーリーで、この渦を断ち切ったものは一体なんだったのか?
とても深いテーマですが、
重要な渦の断ち切り方、というかそこに至るまでの過程が立ち回りにかき消され、
あっさり描かれてしまっていた気がします。

サジにはもっと、本音を語ってほしかったですね。
そうなると、ベタ過ぎますか?

「蛮幽鬼」観劇記 10/23、11/9(その1)

2009-11-15 15:51:35 | 感激!観劇!
1回目 10月23日 18:00開演 新橋演舞場
2回目 11月 9日 18:00開演 梅田芸術劇場メインホール
※今後観に行かれる方は、ご注意ください!

満を持して・・・観劇記アップします。
1回目、2回目それぞれアップすべきですが諸事情で叶わなかったため
2回目をメインに書きながら、1回目で感じたことも盛り込みながら進めてこうと思います。

正直なところ、1回目と2回目の感想はかなり違います。
難解な役名や設定のため、ストーリーについていくのが必死だった1回目。
座席が一番端で、見辛かったことも影響していると思います。
いつも足を運ぶ劇場は、どの位置から観てもなるべく観易く座席が配置されているのに
歌舞伎の客席があれほどお客さんに優しくないとは。

2回目は2階席でしたが、1回目からするとはるかに観易く、ストーリーも頭に叩き込まれていたので
余裕を持って観ることができました。
舞台から離れていたことで舞台全体を見渡せ、作品の面白味が十二分に感じられた気がします。

それでは、感想。
東京公演(新橋演舞場)では花道や、花道上のスッポンを利用していましたが、
大阪公演では、花道の代わりに客席通路や舞台両側にある短い花道(というのか?)を利用していて、
東京と大阪での出はけがかなり変わっていました。
個人的には大阪のほうが、出はけにバリエーションがあって面白く感じましたね。

まず、
●上川隆也さん
舞台で拝見するのは「SHIROH」以来。
上川さんって華のある方ですね。
狂人のふりをしたり、意味不明なハマン語を話すコミカルな演技あり、
復讐の鬼と化した「触るな!危険」的なエキセントリックな演技もあり、
しかも「SHIROH」で実証済みの歌も再披露、と色んな上川さんが観られる
盛りだくさんな役柄です。ファンにはたまらないでしょう。
そして、殺陣の素晴らしさと言ったら!!
あまり言いたくありませんが、「超一流の暗殺者」サジ(堺雅人さん)よりも巧く見えるというのは・・・
上川さんが巧すぎるんですね。

●堺雅人さん
初、生・堺さんでした!
東京で初めて本物を見た時、見ている実感がなかったですね・・・
舞台という大きいスクリーンに映っている堺さんを見ているような気分で。
でも、花道を颯爽と駆け抜ける堺さんを見て「あ、本当に実在の方なんだ」と(笑)

役名はサジではなく「サジと呼ばれる男」なんですね。
「笑いながら人を殺す」というのが特徴で、その殺し方はあざやかで超一流という設定。
笑いながら、という設定に「やはり笑顔ネタできたか!」と思いましたが、
この有り得ない設定には、サジの解釈を複雑にする面白さがあったんですね。
サジは始終、かわいい笑顔を振りまいているものの
満面の笑顔ではなく「一応、笑っている」という感じなんですよね。
つまり目は笑ってないのです。
本当に土門(上川さん)の仲間なのか、はたまた裏で何かを企んでいるのか
それが笑顔によってぼかされていたり、怪しく感じたりしてくるんですよね。
まさしく謎の男でした。
そして、始終笑顔のサジの表情が変わる一瞬を双眼鏡で見ていた私は、
思わず背筋に寒気を感じました!!コワッ・・・!!!!
この演技力が堺さんの持ち味なんですね。

本来、体育系はそれほどお得意ではない(あくまで個人的見解です)と思われる
堺さんが、あざやかな殺陣を披露されていました!
かなり練習されていた、とは聞いていましたがさすがプロですね。
左手を後ろに回しての殺陣が多かったですが、それは「人を殺すのは片手で十分」という
余裕の表れ、ということだったのでしょうか?
「月記」にもありましたが、殺陣の段取りを体に染み込ませ、ミスのないようにこなし
さらに途中で台詞も言い、しかもそれらを始終笑顔で、って
ものすごい高度なハードルですよね!
それをしっかり超えている堺さんの素晴らしさに感動です。

それにしても、サジの登場の仕方にはビックリしました。
「噂の男」でも、そんなシーンありましたね。
パンフレットによると堺さんはああいう登場の仕方が多いらしいのですが?!

●早乙女太一さん
18歳?まだお若い方なんですね。
それなのにあの妖艶さと舞うが如く華やかな殺陣はなんですか!!??
「早乙女太一」という名前はいい得て妙です!素晴らしかったです!!
早乙女さんの舞や殺陣、もっと観たい!と思ってしまったほどです。
ファンが多いというのは聞いていましたが、納得。
台詞も落ち着いていて巧かったです。
自分の役の立場をしっかり捉えていて、目立ちすぎず、控えめすぎず、いい塩梅でした。

●稲盛いずみさん
美しいですね~。同年代ですが、あの美しさは憧れますね。
大王になる前と後で演技を変えていましたが、
大王でありながら土門の前になると、一人の女性の面をちらりと見せてしまうはかなげなところもあり、
あぁ、強い女がふっと見せる弱さって・・・と個人的に勉強になりました。
ラストの叫びに心打たれました。
演劇的発声に慣れていない稲盛さんが叫ぶから、余計真に迫っている感じがして思わず涙が。
「この国を・・・」で終わっているところがいいですね。
・・・を観客の想像にゆだねているのがいいと思いました。

●橋本じゅんさん
橋本さん!こんなの才能のある方なのに、今回はかなり脇だったのが残念。
客席とのコール&レスポンスは面白かった!
「これができなければ話進みませんから」って言い切ってしまうところが笑えました!
「なんぼのもんじゃー」って言いながら、何でこんなこと言ってるの?と
ふと思ってしまいましたが、面白ければいいかなと(笑)
やはり大阪はノリがよかったです。
そう、それと謀反の疑いで捉えられ連れられていくところの小ネタが最高でした。
「弁護士をつけてくれ」「国選弁護人を」「建設会社社長を呼んでくれ」は
いつもの流れのようですが、その後が時事ネタのようでした。
東京では、ちょうど常盤貴子さんの結婚報道があったところだったので
「長塚圭史おめでとー!」「貴子と結婚してぇーーーー!!」と叫びながらはけました。
大阪初日は酒井法子さんの判決が出たところだったので、
「介護はそんなに簡単じゃねぇーーーー!!」でした。

●山内圭哉さん
ちょっと気になったのですが、あの方の頭のタトゥーって本物なんでしょうか?
山内さんって設定される役のパターンが大体決まってますよね。
あの容貌であのしゃべり、そして整った顔立ちですから仕方ないのかもしれませんが、
「女に手を出すのが早く、要領がよい悪役」というのが多いような気がします。
演技のお上手な方だから、少しもったいないかなと思いました。

役者さんの感想は、こんな感じです。
その2へ続きます。

「蛮幽鬼」初日が開きました!

2009-11-09 20:09:42 | つれづれ
ただいま休憩中です。

二階は遠いけど、新橋の時より結構見易い!
結構…というのが、前列の方がニット帽かぶったままなのでちょっと見辛いです。
四季なら外すよう言ってくれるのになぁ。

さすがに関西のお客さんは、反応がいいですね!東京とは全然違う!
橋本じゅんさんも「帰ってきたよ~!」って言ってたし、
やはりホームグラウンド感があるんでしょうね。

舞台と客席が一体になっている感じで、二階でも遠さを感じません♪
では、二幕を楽しんできます。

「蛮幽鬼」大阪初日 & My Birthday!

2009-11-09 00:02:55 | つれづれ
お久しぶりです。
東京旅行以降、仕事に追われブログ更新ができませんでした。
観劇記も全く書けていないし・・・(泣)

でも、今日は書かずにはいられません。
本日9日、梅田芸術劇場で「蛮幽鬼」が初日を迎えます!
そして私の3○回目の誕生日でもあり、「蛮幽鬼」をバースデー観劇してきます!
ということは、再び生・堺さんに会える~~♪
きゃあ~~~!どうしましょう。

今回はS席ですが2階席なのです。
ネット会員で会員申込初日に先着順申込したにもかかわらず
取れた席が2階席だったのはちょっと悲しいけれど、
新橋演舞場よりはよっぽど観易いだろうと、前向きに考えることにします。
今回は双眼鏡必須です!
(新橋演舞場でも必要だったかも)

いつもの私は、初日、千秋楽等のイベントを避けてチケットを取るのですが
今回は誕生日ということもあり、何か運命的?!なものを感じて
初日チケットを取ってしまいました。
東京で観劇した時は、ラスト付近で少しストーリーについていけなかった部分があり、
人と人の頭の間から観ていた感が強く、かなりストレスを感じながらの観劇となったため
2階席からじっくりストーリーに浸ってきたいと思います。

あぁ今晩、堺さんは、関西にいるんだ・・・そう思うだけでドキドキしてしまうのだから
梅芸の近くで勤務している私は「蛮幽鬼」上演期間中、どうなることやら。
仕事が手に付くかどうか、心配です(笑)