つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

大阪四季劇場 新作ロングラン製作発表会

2009-05-23 00:45:10 | 感激!観劇!
ブログ記者に応募しましたが、見事外れました。
残念・・・!と言いたいところですが、外れてよかった。正直なところ。

というのも、何を思ったか私、喜び勇んで申込フォーム入力したはいいものの、
日程を確認せず送信してしまったのです(大汗)
5月25日なんて、フツーに仕事じゃないか!!私!!!
と、後になって青ざめる始末。
しかも25日はインフルエンザ休校による連休明けだから、これ以上休めるわけもなく
いや、インフルエンザの一件がなくとも休めないことが確実なのにもかかわらず
エントリーしてしまった私。とんでもないオオバカ者です。

そんな時、頭をよぎったのは
「こんな時に限って当選してしまうのではないか」ということ。
ヘンな勘は結構当たるので、通知メールが来るのが正直怖かった。
「せっかく当たってもお断りするなんて、そんな(涙)」と勝手に一人で身悶えていたのですが、
結局「落選」でございました。とんだ取り越し苦労でした(苦笑)

それにしても、これってどうやって当選者を決めているのでしょうか?
私はある方のブログに時々遊びに行っているのですが(四季専門のブログです)
その方は今回のブログ記者に見事当選されています。
おまけに、2年前の「ウィキッド」プレビュー公演へのブログ記者招待の際も
当選されているのです。
う~~~ん。
普通の抽選とは、ちと抽選方法が公平なような、公平でないような。
やはり四季関連の記事をたくさん書いているブログが有利なんでしょうか?
私も2年前の「ウィキッド」プレビュー公演のブログ記者へ応募しましたが、落選。
往復夜行バスでの強行軍を計画して、行く気満々だったんですが。

ま、「ブログ記者」なんですから、できるだけ多くの人の目に触れてもらいたいわけで、
それなりにブログの選定も必要でしょうし、
私のような主旨のないブログは避けたほうがいいのかもしれませんが、
明らかに選定されているとなると、応募するほうの気持ちも萎えてしまいますね。

今回は「当選しなくてよかった」はずなのに、何だか愚痴めいたことを書いている・・・
心狭いなぁ、私。

でも「新作」って大阪では新作、ってことですよね?
演目は「ウ○○○○」ですよね??

「オペラ座の怪人」観劇記 5/15

2009-05-19 19:54:32 | 感激!観劇!
2009年5月15日 13:30開演 大阪四季劇場

オペラ座の怪人:高井 治  クリスティーヌ・ダーエ:苫田亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵:鈴木涼太
カルロッタ・ジュディチェルリ:種子島 美樹
メグ・ジリー:荒井香織  マダム・ジリー:秋山知子
ムッシュー・アンドレ:林 和男 ムッシュー・フィルマン:青木 朗
ウバルド・ピアンジ:半場 俊一郎 ムッシュー・レイエ:斎藤 譲
ムッシュー・ルフェーブル:岡本隆生
ジョセフ・ブケー:平良交一

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
千秋楽を翌々日に控えた15日(金)に行ってまいりました。
マイ千秋楽であります。
平日ではありましたが、さすがに千秋楽が目前とあり全席完売で、
場内は異様な興奮に包まれていました。
2階席が全席埋まっているのを観るのは久しぶりだなぁ、と嬉しい気持ち半分、
悲しい気持ち半分の複雑な気分でした。

3月に観劇して以来、2ヶ月半ぶりの「オペラ座」でしたが、
今回は今までとかなり違いましたね。
千秋楽が近いせいなのかもしれませんが、演出変更があったのでは?と
感じてしまうほどでした。

それは後ほど書くとして、感想です。

今回のオークショナー(岡本さん)は良かったですね!まず、第一声が良かった。
ここの第一声で、満足できることはあまりないのですが、
今回は「らく さつ!」という感じの、ゆっくり、しっかりとしたお声で素晴らしかったです。
今まで観てきたオークショナーは、さらっと「らくさつ!」と早口で
走ってしまう方が多かったんですよね。
全体的にもおどろおどろしい雰囲気で進んでいったので、大満足でした。

怪人の高井さん。
ラストは高井さんが飾るだろうと思っていましたが、予想通りでしたね。
お声は絶好調でした。高音は少し大丈夫かな・・・というところもありましたが、
高井さんのええ声を堪能してまいりました。
今回気になったのは、ラストでクリスティーヌたちを逃がしたあと、
彼女のベールを抱きしめるシーン。
今回は抱きしめるというより「残り香を嗅ぐ」ような感じで、いつもより哀愁が漂っていて涙を誘われました。
ちょっと田山花袋の「布団」を思い出しました。

クリスティーヌの苫田さん。
相変わらず、かわいらしく美しいお声ですね。
苫田さんのクリスティーヌは「小悪魔」的魅力を含んでますよね。
象徴的なのが1幕ラストの屋上のシーン。
「上へ行きましょう!屋上へ」と自分で誘っておきながら
「♪大変 もう時間だわ。さ、行きましょう」と言い放つクリスティーヌ。
よく考えたら、何言ってんだ!という感じですよね(笑)
「♪すぐに馬車を呼んでちょうだい」と既にラウルを尻に敷き、
「♪あたしを導いて」と言いながら、クリスティーヌが先頭ではけていく。
こんなキャラクターには苫田さんが一番お似合いかも、と感じてしまいました。
それとラストのキスシーンは、何だかいつもより情熱的だった感じがしました。気のせい??

ラウルの鈴木さん。大変お久しぶりのラウルです。
オークションシーンの声が不安定だったので、かなり心配でしたが
それ以降は大変素晴らしい歌声でした。
これまで鈴木さんを含め4名のラウルを観てきましたが、鈴木さんのラウルが一番
安定感がありましたね。観ていてしっくりくるものがありましたし、
存在感の大きいラウルを演じられていて、鈴木さんの成長ぶりに驚きました。

先ほど書いた「演出変更?」についてですが、
私があれっ?と思ったところは何箇所かありました。

① 1幕で帰ってしまったカルロッタの代わりにクリスティーヌが歌う場面で
クリスティーヌが歌いだすと周りのキャストがかなり騒ぎ出した点。
以前はこんなに騒いでましたっけ?

② その後、クリスティーヌが代役として舞台で歌っている場面。
ボックス席のマネージャー二人の台詞が途中で挟まってましたが、
今まではクリスティーヌの歌声をしっかり聴いていた気がするのですが・・・

③ ブケーがバレエダンサーたちを囲んで「♪隙を見せるなよ~」と歌う場面。
ダンサーたちの驚きぶりがすごく派手でした。これは女性アンサンブルさんが変わったから??

④ 「イル・ムート」で伯爵夫人とセラフィーモのラブシーン。
セラフィーモ(クリスティーヌ)の足裁きが違っていました。

今覚えているだけで、これだけ気になったところがありました。
でも、これが悪いのではなくむしろ今までより生き生きとした「オペラ座の怪人」になっていて、
これまで観てきたものとは別物、のようにさえ感じたほどです。

終幕後は千秋楽特別カーテンコールがあり、キャストのみなさんが
何度も何度も出てきてくださいました。
全員で「マスカレード」の場面を歌われたのですが、
高井怪人も一緒に歌って、踊ってくれたらよかったのに・・・
なんて無茶なことを考えてしまいました。
そうしたらもっと面白かったのにと個人的に感じましたね。
やはりキャラクターを壊しちゃダメでしょうかね?
2階席で観ていた私も含めた観客全体がスタンディングし、熱気溢れる場内でした。
拍手がなりやまず、もう何度出てきてくれたか分かりませんでした。
「高井さ~~~ん!!!」と叫びたいのをこらえて手を振り続けましたが、
やはり肉声は聞けず。残念。

特別カーテンコールの時、「ありがとう、大阪」という文字が幕に映し出されたのですが、
それを観て思わず号泣してしまいました・・・
仕事疲れが溜まっていて、久しぶりの観劇だったこともありますが
ありがとう、というのはこっちのほうだ!と思ったのです。
この2年間、本当に楽しませていただきました。
この作品には何度足を運んでも飽きない深く不思議な魅力がありましたね。
「マンマ・ミーア!」よりのめりこんでいました。

大阪で「オペラ座の怪人」が観られないのは大変残念だけど、これだけは言わせてください。
「ありがとう、オペラ座の怪人!」

生きてます・・・

2009-05-18 14:26:20 | つれづれ
大変ご無沙汰しております。
今、2ヶ月ぶりの更新であることに気づき、自分自身ビックリしております。

あまりの更新のなさに「mocoはブログを辞めたのでは」なんて思われてないかと
少々不安ではありましたが、何せ携帯から投稿できる余裕すらなかったのです・・・(涙)

年度末の忙しさに加え、
今年度からの人員削減&自らの職種(業務)変更がありまして、
もう体がひとつでは足りないぐらい必死で働いておりました。
「コピーロボットがほしいーー!」とどれだけ思ったことか。
たまの休日も連休ではなく飛び石しかもらえず、家でグッタリして1日を終えるか、
仕事を家に持ち込んで一日中パソコンとにらめっこしているかのどちらかで
少々、プチうつ(?!)に近い状態になるほど疲労が蓄積しておりました。
今まで、まともに息すらできていなかったような。
そんなこんなで、今日までブログ更新に手をつけられませんでした。

ようやくブログ更新できたのなら、もう仕事は落ち着いたのか?と言われると、
実はそうではないのです・・・
まだまだ慣れない仕事に四苦八苦している(しかもこれまでの仕事も抱えつつ)最中なのですが、
皆様もニュースでご存知の、関西で発生した新型インフルエンザの一件で
急遽、休みをもらうことになったのです。
お断りしておきますが、私がインフルエンザにかかった訳ではなく
職場が教育機関なもので、今週一杯休校になったのです。
で、再開後の業務に備えるため、一定のスタッフ以外は極力休みを取るよう指示が出たのです。
元々明日は休日だったのですが、仕事があり休日出勤の予定にしていたものの
休校では行っても仕方がない状況のため、今日明日の2連休となりました!
やった!!!なんて言うのは不謹慎かも知れませんが、
体が悲鳴を上げているので、私にはありがたい骨休めです。

あぁ、こうやってブログ更新していると「生きてるな」と実感しますね。

この記事の写真を見てもお分かりのように、
昨日は「オペラ座の怪人」大阪公演千秋楽でしたね。
千秋楽チケットを取り忘れてしまった詰めの甘い私です。(マイ千秋楽は15日(金)でした)
結局千秋楽17日は仕事が入ってしまったのですが、
せめて劇場に立ち寄って千秋楽気分を味わいたい・・・と出勤前に(昼出勤だったので)
ハービスエントに立ち寄って、この写真を撮ってきました。
バカか私は!と自分自身に呆れながらもやはり名残惜しい気持ちで一杯になりながら
後ろ髪を引かれつつ劇場を後にしたのでした。

職場に行くと、インフルエンザの一件でえらい事になっており
各方面に電話を掛けまくり千秋楽の悲しみに浸っている余裕は全くありませんでした。
今こうやってブログを書きながら、改めて千秋楽の寂しさをかみ締めています。
あぁ、もう大阪で高井さん、村さんの怪人を観ることはできないのね。当分。
悲しい・・・(大泣)

せめて「55ステップス」でお目にかかれたらいいのに。
「オペラ座」名古屋公演も始まるだろうから、どうなるんでしょうね。

「オペラ座」マイ千秋楽の観劇記はまた後日アップしたいと思います。
ひとまず、生還報告でした。