つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

怪しすぎるDM

2008-02-29 00:17:42 | つれづれ
今日届いたDM。
封筒表には「重要書類在中」
裏面には「説明に従い、必要事項を記入の上、必ず返送してください」と。
しかも、上海からのエアメール???

開けてみると、こんな書類が入ってました・・・
「夢の高額賞金獲得チャンス!二億七千万円 全額保障済
高額賞金獲得チャンスへの応募手続き資格が登録されており、
そのエントリー手続きを行う手配が完了しています」
???
「あなたには夢の高額賞金が当たるチャンスへの応募が
”完全に保障”されています」
???
ヘンな日本語ですね~。
何だか無理やり日本語に訳しているような感じ。

そして
「賞金獲得エントリー申込書に必要事項をご記入の上10日以内に
ご返送願います」とあり
事務手数料3,000円の支払い方法として
クレジットカードNOを書かせる欄まであるんです。
その申込書を返送するために返信用封筒が同封されているのですが、
その宛先は何とカナダ!
どこからみても詐欺DM。あまりにうそ臭い内容ながら、
重要書類に見せかけるための手の込みように
唖然としながらも笑ってしまいました。
アホらしいーーーーーーーーーー!!!

でも上海~日本~カナダってすごい詐欺組織ですね。
カナダのあて先はきっと私書箱なんでしょうが。
封筒の端や書類には品番が入っていて「*****-JP」とありました。
もしかすると世界各国用の封筒を作って、世界中にこんなアホらしいDMを
送ってるのかもしれません。

でもここまで精巧な書類や封筒を作っているんだから
かなり大掛かりな組織なのでしょうか。ゾッとしてしまいます。
もし金銭的に困っている人に届いたら、藁にもすがる思いでこの書類を書き
返送してしまうのでしょうか。
そんな人をひっかけようとするなんて、卑劣!許せないですね。

うちの住所がどの経由からこの組織に渡ったのかが気になります。
もしかすると電話帳?そんな気もしますが。

みなさまもご注意を。



オペラ座の怪人 観劇記 2/7

2008-02-07 20:20:11 | 感激!観劇!
2008年2月7日 13:30開演 大阪四季劇場

オペラ座の怪人:佐野正幸 クリスティーヌ・ダーエ:佐渡寧子
ラウル・シャニュイ子爵:岸 佳宏
カルロッタ・ジュディチェルリ:種子島美樹 
メグ・ジリー:宮内麻衣 マダム・ジリー:秋山知子
ムッシュー・アンドレ:寺田真実 ムッシュー・フィルマン:小泉正紀
ウバルド・ピアンジ:石井健三 ムッシュー・レイエ:林 和男
ムッシュー・ルフェーブル:勅使瓦 武志 ジョセフ・ブケー:岡 智

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪公演では高井ファントムにご縁があった私。
これまで何度か観てきた公演はず~っと高井さん。
とてもラッキーなことではあったのですが、一度佐野ファントムでも観たいな・・・
と思っていたところでの今回のキャスティング。
しかも新キャストの岸ラウル&久々佐渡クリスティーヌということで
主要3人のうち2人が初見!かなりわくわくでした。

ファントムの佐野さん。
歌も定評があったし、評判もとてもよい方だったので心配はしてなかったのですが
聴いていて結構ひやひやしてしまいました。私。
高井さんで慣れてしまっていたからでしょうか?
今回初めて「ファントムのナンバーが難曲ぞろいであること」を痛感。
佐野さんは難しいところをひとつひとつ丁寧に、クリアしながら歌われている感じがして、
そのため曲の流れが途中で途切れてしまっていたナンバーが結構あったのです。
しかしお声はファンムの貫禄十分。あまりに気張りすぎて喉痛められないかしら?
と心配にさえなってしまうほどの熱唱でした。
ファントムは普通に喉を痛めてしまう、とも聞いてましたがそれも納得。

高井ファントムは始終冷静なファントムですが、佐野ファントムは情熱的!
佐野ファントムの演技、いいですね~。
クリスティーヌを想い、恋焦がれ、嫉妬する一人の哀れな男でした。
一幕最後、クリスティーヌとラウルの関係を知って耳をふさぎ悶え苦しむファントム。
「クリスティーヌゥゥ・・・」と搾り出すような声が印象的でした。
それと、ラストで「行ってくれ、お願いだ~~~」と歌った後、一人ぼっちになったところ。
佐野ファントム、泣くんですよね・・・
一人悲しみの淵にいるファントム。
そこにオルゴールの猿が「マスカレード」の曲とともに動き出すんです。
まるでファントムを慰めているかのように。
ここで泣かされました、私。
失恋したなんていうレベルではない、ファントムの人生で一番大切なもの、
ファントムの生きる目的と言っても過言ではないものが失われた瞬間なんです。
大きな大きな喪失感がファントムを包み込みます。
ここまで表現できる佐野ファントム。すごいと思います。

クリスティーヌの佐渡さん。
これまで、私の中で一番のクリスティーヌは佐渡さんだったのですが、
今回はちょっと元気がないというか、声量がなかった感じがしました。
佐渡さんは歌の語尾がフェードアウトしてしまう癖(?)があるのですが
今回は声量が足りない上にフェードアウトしてしまうので、歌自体が弱く感じました。
聞かせどころはきちんと歌われていましたが、マイクの音量に頼るところが
あったのかもしれません。
12月に観に行った際の木村花代さんのクリスティーヌがかなり良かったので
そう思えてしまうのかもしれません。
でも佐渡クリスティーヌのビジュアルはいいですね。
スラリとされていて頭が小さいのか、クリスティーヌの扮装が一番似合うのでは?
と思います。あのチリチリ(!)のカツラって似合う人とそうでない人がハッキリするんですよね。

ラウルの岸さん。
「キャッツ」に出られている方のようで、岸さんを拝見すること自体が初めてでした。
ラウルキャスティングされて間もないので、まだまだ荒削りなラウルでした。
歌も不安定なところもあった気がします。
新ラウルとしてこれから公演を重ね、成長していっていただきたいですね。

メグ・ジリーの宮内さん。
メグ役ってダンサーの方がされるのでしょうか?
歌唱力が伴っていない方がキャスティングされることが多いかな、と思うのです。
宮内さんは、そんなうちの一人な気がしました。
もう少し歌も頑張ってほしいですね。

あ、あと気になったのはムッシュー・フィルマンの小泉さん。
普通の声が既に「オペラ声」なのはすごいです。
以前にも一度小泉フィルマンを拝見したのですが、
他のフィルマンより怖く感じるのは私だけでしょうか?
青木朗さんの時は全く感じないのですが、小泉さんのフィルマンは
威圧的な感じで始終ブスッとしているような気がします。
ラストのほうはそうでもないのですが、何か気になるんですよね~。

それと最近ムッシュー・レイエに林和男さんが入られてますね。
今まではムッシュー・アンドレ役が多かったと思うのですが、
近頃は寺田アンドレが定着されていますね。

今回は全体的に演技が派手というか分かりやすい演技が多かった感じがしました。
それを否定する気は全くないのですが、いつもの「オペラ座」とは
ちょっと違う気がしました。

佐野ファントムも良かったですが、やっぱり高井ファントムの歌声に包まれたいなぁ・・・
高井ファントムのCD熱望!!!20周年記念CD出してほしいですね!