株と浮き世の話

身近な話題と終活の迷い道

渋谷駅に思う東京の変遷

2021-10-25 18:00:48 | 真実の究明

東北の田舎から出てきて65年渋谷駅を経て会社に通っていたので渋谷近辺は殊更懐かしい。地下鉄銀座線が地上に出ているのが不思議だったが、渋谷の位置関係が分かると納得がいく。今は何本もの地下鉄や私鉄が地下に潜り何層にもなってよくもまぁこんな工事をやったもんだと思う。「谷」と言う地名の示すように三方から坂で下ってくる地形は水には弱い。更にあの地下鉄の地下空間は恐ろしい。

東京駅の近くに銭亀ポンプ場という大きな排水ポンプ場があるのをご存知だろうか。都市化して地表の保水力が無くなり水には弱い、電気が長時間とまるとあの地下鉄も危ない。都市構造は限界を超えたのではないか。

それでもまだ継ぎ足し改造は続く。渋谷駅ホ-ムの改造で線路の切り替えでこの土日の2日間運休して工事をしたらしいが、もっとゆっくりやったら良い。50万人に影響が出るとか言っていたが100万人だって良いじゃ無い。日本らしいねぇ ゼネコンの友人が東京駅の改造に関わっていたが終電と終発の時間帯に作業をすると準備と原状復帰工事でネット3時間ぐらいしか実働時間が無かったらしい。それに安全管理が厳しくて体を壊す人が多くいたと言う。私は土木屋のなれの果ての高齢者だが東京には行きたくないねぇ 地震と大雨・停電 これは国土強靱化計画では防げない。