テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

プライベート・ライアン

2003-06-17 | 戦争もの
(1998/スティーヴン・スピルバーグ監督/トム・ハンクス、マット・デイモン)


 有名な作品なので、細かなストーリーの説明は省きます。

 年老いた元ライアン二等兵が墓地を訪れるところから始まりますが、その後は回想シーンではなく、リアルな戦闘シーンが延々と続きます。ここは、ちょっとむごくて引いてしまいます。映像もドキュメント・フィルムのような感じに仕上げてあって、意図は成功でしょうが、その後の話の展開と併せて考えると、ちょっと?が残る。昔のポーランドやイタリアのドキュメント・タッチの映画を見てきたものとしてはネ。ストーリーとマッチしてないと、意味ないんですよ。

▼(ネタバレ注意)
 助けてやったドイツ兵が裏切るという展開にも、不条理性、悲劇性を声高に叫ばれたようで、ドキュメント・タッチともあわないなあ。
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・お薦め度【★★★=一度は見ましょう】 テアトル十瑠

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1 コメント

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Unknown (みー)
2005-03-21 20:20:36
[ネタばれかも]

ドイツ兵のところは映ってませんでしたね。

その他の「キツイシーン」はモロに映ってたのに。

実際、「アパム」さんの心境が、本当なんじゃないでしょうか・・・。

戦争とはいえ、平気で殺せるのは信じられないし。

でも、感覚なくなるのかなあ~

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