テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

十瑠's ツイーツ 2012-3月号

2012-03-20 | つぶやきメモ
 今月初めに呟いた、米エンターテインメント・ウィークリー誌の「過大評価されているアカデミー賞受賞作18本」に関するツイートのおまとめハンド投稿です。

 
(↓Twitter on 十瑠 から

真紅さんのブログ「真紅のthinkingdays」で、アメリカのエンターテインメント・ウィークリー誌が「過大評価されているアカデミー賞受賞作18本」という記事を出したのを知る。映画.comに作品名が出ていたので覗いてみた。ちょっと、呟いてみよう。
 [03月07日 webで 以下同じ]

81年の「炎のランナー」。これは納得。ウォーレン・ベイテイが監督をした「レッズ」はビデオで一回しか観てないけど、いい映画だった。「レイダース/失われたアーク」も面白かった。この3作を比べたなら「レッズ」、「レイダース」、「炎」の順になるな。

「ラスト・エンペラー(87)」。<しかし、主人公が退屈きわまりない>という理由は?だな。個人史のドラマならそういう感想も出てくるかもしれないが、これは中国の歴史がテーマなんだから。十分オスカーに値する作品だと思う。

「フォレスト・ガンプ(94)」。<ひどい映画というわけじゃない。でも、「パルプ・フィクション」を負かしたことが許せない>。ウ~ん。まだこんなこというヤツがいるのか?!「パルプ・フィクション」の何処がそんなに凄いんだ?キューブリックの「現金に体を張れ」を観てから言え、だ。

<「イングリッシュ・ペイシェント」(96)……正直に答えてほしい。もう一度見るとしたら、この映画とコーエン兄弟の「ファーゴ」とどっちを選ぶ?>。僕はどっちも選ばない。外国語映画賞を獲った、「コーリャ 愛のプラハ」なら何度でも観てみたい。

恋におちたシェイクスピア」。<「プライベート・ライアン」よりもいい映画だって?50年後も語り継がれているのは、どっちの映画だと思う?>。「プライベート・ライアン」がいい映画として語り継がれるかは分からないな。インパクトはあったけど、出来としては「恋に・・」の方が上だと思う。


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