テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

週刊ツイーツ 2011.11-1号

2011-11-26 | つぶやきメモ
スイーツではありません。「女と男のいる鋪道」とか「ミッシング」とか、映画関連ツイートのおまとめハンド投稿です。

(↓Twitter on 十瑠 から

ゴダールは「女と男のいる舗道」の製作過程でアンナとケンカしたとの事。「よ~い」でカメラが回って、「ハイ」がかかる前のカメラに写った彼女のショットを本人に黙って使ったのが原因らしい。道路を歩き出すシーンや、アパートに帰ってきたシーンなんかにそんな不自然なのが確かにあったな。
 [11月24日 webで]

ゴダールの「女と男のいる鋪道」で、ナナ達街娼の元締めをやっている男の役名がラウール。この映画のキャメラをやっているラウール・クタールと同じなんだ。どうも彼に嫉妬したゴダールが悪者の名前に付けたらしいとのこと。カメラマンて女優にもてるんだろうなぁ。それともホントにイイ男なのか?
 [11月25日 webで(以下同じ)]

ミッシング」の終盤で、エドとベスがホテルに泊まっているシーンで地震が発生する。地震騒動の後、直ぐにはベッドに戻る気になれないので、二人は酒を飲みながら少し話をする。エドがベスに「今まで君達を低く評価してきて、すまなかった」と謝るシーンで、僕の好きなシーンだ。

チャーリーの捜索のシーンでも、エドがベスに「(チャーリーの)好きな事は何だった?」と歩きながら尋ねるシーンも好きだった。

ゴダールの映像って余白を生かした構図が多いような気がするんだけど、「女と男のいる鋪道」を見直してもそれ程は無いんだよね。でも、多分多いんだと思う。他の作品とか、ポスターの印象が残ってるのかもしれないけれど・・。

いつの世も技術というのは良い方にも悪い方にも影響が出てくるけど映画におけるCGもそうだよね。実写版の映画で、ありえないアクションを描くのに使うのが最悪だね。迫力とスリルが狙いなのかもしれないけれど、どうしても僕は笑っちゃってダメだね。最良なのはアニメでの立体感やら質感の向上だな。

*

 おまけの動画は、「女と男のいる鋪道」から。ツイートにもあった不自然なシーンの一つ、アンナ・カリーナ扮するナナがアパートに帰って来る所。アパートの敷地に入るのを何故か二度繰り返している。家賃の未払いが続いている彼女の状況を表現しているんでしょうが、奇妙さが先に出て、あまり効果を出していないように思います。
 後半は、有名な「ジャンヌ・ダルク」が流れてきます。





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