非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

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理論良く分かりませーん!

1.3MHzに同調した漬物容器

2012-06-26 15:56:52 | SD-330

今日は休みで自由に時間を使えますので、朝早くから昨晩の続きをやっていました。

大口径の円筒にスペーサー無しで銅線を巻くことは、想像以上に難しいものです。先日来アップしています青いバケツコイルでも苦労しました。理由はいくつかありますので、もし製作を考えられている方がおられましたら、よかったら参考にして下さい。私レベルの話ですので当たり前すぎて、単純すぎて笑われてしまうかもしれませんが・・・・

ひとつめは、まっすぐな円筒の容器は少ないために巻きにくいということです。バケツでしたら上側が下側に比べて若干広がっているかと思います。この場合、上側から巻いていきますと、下側の径が小さくなっていきますので、巻きつけた電線がスルッと下側に抜けてしまう可能性もあります。そこで下に向かって電線を巻いていくのと同時に、全体的に上に上に輪っかを詰めていって、電線が緩まないようにする必要があります。ただし、完全に真円の場合は大丈夫でしょう。ですから、なるべく真円筒状の容器がいいです。ほんの少しでも上下の径差があるだけで作業がやりにくくなります。

次にバケツや漬物容器の場合、表面の抵抗が少なくツルツルしていますので、綺麗にスペース巻ができない可能性もあります。

そこで上のふたつの課題をクリアするために、私は下の写真のように対策しました。しかし、スペーサを使うのが一番正確で綺麗にできると思いますが、スペーサの容器への接着力に問題があると考えましたので、私はこのやり方にしました。

Imgp1594
漬物容器の青いラインは両面テープです。このテープの上に更に4ミリ間隔の印をつけた細長い紙(定規みたいなものです)を貼り付けて、スペース巻の目安としました。たまたま「超強力」という文字につられて私はこれを使用しましたが、このテープですと銅線もしっかりと引っ付けてくれますので大丈夫です。

Imgp1600_2
少なからず「うねって」いますが・・・・・(笑) これをつなげると1.3MHzを中心とした中波放送がドカーン!と入感してくれます。1.9MHzのVSWRは・・・∞

最後の注意点は、巻きつける線材を買ってきたままの束の状態から巻き付け始めると、途中で絡むことが多いですね。私は全部ほどいて、部屋の中に伸ばしてから巻きつけるようにしています。

さて、漬物容器コイルとりあえず作り直してみました。8ミリのスペース巻で15T。線長は14メートルです。写真はまたアップします。まだ最後の半田付けが終わっていませんので、働き具合も不明です。今から最終工程を楽しみまして、うまく電波が乗れば夜間に1.9MHzでCQを出してみようと思いますので、聞こえておりましたらこのブログ上でもレポートを頂ければ幸いです。うまく動作しなければまた工作やり直しでQRVできません・・・(^^;

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