非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

LP-PAN2+NaP3

2015-04-29 22:47:56 | LP-PAN2/SDR

こんにちは。

久しぶりの投稿です。

LP-PAN2を導入してから数週間が過ぎましたが、NaP3との組み合わせで良い感じに仕上がってきました。

画面は先日のALL JA開催中の7メガ全域のモニター画面です。

CWとPHONEバンドすべてを見渡している状況ですが、何とも綺麗な画面です。

これ以外にCWSkimmerとLogger32も並列運転させていますが、まったく支障はありません。

今回、LP-PAN2と同時にサウンドカードも変更してみました。(XONAR DGXからXONAR U7への変更です)

LP-PAN2が良いのか、サウンドカードの恩恵なのかはわからないのですが、CWSkimmerでのデコード率が飛躍的に向上しました。

これは大げさではなくはっきりと実感できます。

また、CWSkimmerではデコードできない極めて微弱な信号も、NaP3にはピクッと立ってウォーターフォール上に筋となって現れますので、

驚いています。 実際にこれのおかげで、CQの出し始めを捉えての交信が可能になりました。

国内のRBNスキマー局が捕らえていない信号を発見できたりもします。

唯一の懸案はCWSkimmerの仕様から、監視範囲が±24KHzというところでしょうか。

ただ、これも上の図のようなモニター画面を監視すれば信号の有無は確認できますのでOKです。

サウンドカードのXONAR U7はLP-PAN2開発者が推薦しているカードなのですが、U7とPCを接続するUSBケーブルもかなり重要な

要素との助言をメールにて得ていますので、USBケーブルも選定してオーダーしました。

明日の午前中には到着しそうですので、またレポートします。


LP-PAN2導入(その1)

2015-04-08 09:09:23 | LP-PAN2/SDR

先日、LP-PAN2用で誤購入したYケーブル。。。

気を取り直して抵抗の入っていないケーブルを購入(笑)

とりあえず触りの段階でこれからチューニングしていきますが、、、、

昨晩の7メガ(7000-7100KHz)です。

国内スキップでPOHOE帯は静かですが、それでもCW帯をしっかりピックアップしてくれています。

下の画像は18メガのSU9に対するパイルの様子。

18068.2付近の映像が御本尊。

その1KHz前後の映像が呼ぶ局で、18069.4くらいの黄色いバーが当局のSPLIT周波数です。

とりあえず隙間を狙ったような画像ですが、交信ならず(笑)

logger32、CWSkimmerとの連動も上手く行っています。

ただし、まだスプリアスが少し現れたりしますのでチューニング(勉強)の必要があります。

しばらくはこれにハマりそうですので、順次使用感や設定などをレポートできればと思います。

 


抵抗入りオーディオケーブル

2015-04-06 09:04:41 | LP-PAN2/SDR

LP-PAN2接続作業。

昨日、タイトルのモノを間違って購入(笑)

接続は上手く行きまして、Nap3、CWSkimmer,logger32すべてがスムーズにリグと連動しました。

 

さすがに抵抗入りケーブルの効果は大!!

リグと外部プリを最大にするとそこそこ表示されます(笑)

 

そういえばひとつ発見。。。

Nap3はVer4のRC1とかRC3までリリースされているのですが、正常動作するのはVer3.1まででした。

何度も悩んでネット上で調べたら、やはりVer3.1までが大丈夫なようです。

ケーブルを調達に行って、夜には再セットアップに挑戦。

 


LP-PAN2到着

2015-04-04 10:40:10 | LP-PAN2/SDR

先月29日にオーダーしたLP-PAN2.

先ほど到着しました。

オーダーから6日での到着。 迅速な出荷に感謝です。

課税+課税手数料=1,500円(^^;

今日、明日の土日でセットアップ!と行きたいところですが・・・・・今日は午後から出勤。

明日の昼、帰宅後に無線機周りの模様替え、掃除も含めてセットアップの予定。

 


同軸上のパッチンコア改修(まとめ)

2015-04-02 17:04:29 | ノイズ対策

アップが遅れましたが、何とか作業を終えました。

その前に・・・・・・

クランプフィルタ製造メーカーの技術担当の方に、今回の使い方(コアを裸にしての装着)が

良いのか悪いのかを問い合わせました。

本当ならば作業前に問い合わせるべきですが(笑)

もちろん回答は『推奨できません』でした(これは予想どおりの回答)

 

理由はやはり半円同士のコアの密着とかズレによる性能低下。

 

自論ですが、裸にして直列方向の隙間が少なくなることはシールド上、良い方向に向かうと信じています。

実際に聴感上のノイズも減りますし、ケースに収めた状態と裸の状態でのコモンモード電流測定結果は

裸の方に軍配が上がりました。

今回、私のやった半円同士の接合作業が上手く行ったからかと思います。

 

ちなみに『タイロック(インシュロックのような)でケース本体の上から締め付けることも避けて欲しい』とのこと。

これは意外といえば意外?

より密着するから良いのでは?と思いましたが、締め付けることで上下のコアに微妙なズレが生じると

よろしくないようです。

 

改めまして感じたことや気づいたことをまとめて締めくくりたいと思います。

いつもどおり非科学的内容ですので悪しからず。

ありきたりな表現で申し訳ありませんが、あくまでも我が家での結果ということで

お読みください。(誇大表現等はしませんので(笑))

 

① パッチンコアを同軸に連装することによるシールド効果はある?ない?

   大いにあると思います。

   今回、コアを完全撤去した場合と全て(150個)つけた場合での外来ノイズ差をSメータ読みで

   評価しました。 何度も繰り返しになりますが、我が家の周辺はスーパー、スポーツジム、マンション等

   ノイズ発生源の宝庫です。スポーツジムか自動車学校の照明が点灯される18時半前後からS7の

  ノイズに見舞われますが、コア150個連装ではS1以下、Sメーターは振れません。

 

② コモンモード電流測定結果(非常に骨が折れる作業でしたがやって良かった!)

  100W出力(7MHz)における測定結果を公開します。

  測定箇所は微動だにさせず、同軸や制御線の引き回しも極力触れないようにしました。

  パッチンコア完全なし状態から10個ずつ(初回のみ13個)追加しての測定です。

  ・ 完全なし・・・・・・・・・・16.8mA(結構流れますね(汗))

 

  ・ 大コア13個・・・・・・・同軸と制御線を一緒にパッチン(ZCAT3035-1330)

    おっ、いきなり9.3mAまで激減!

 

  ・ 以後、10個ずつ追加したデータ(カッコ内数値は述べ挿入数で、ここから先は同軸のみをパッチン)

    +10(23)・・・・・3.49mA

    +10(33)・・・・・2.91mA

    +10(43)・・・・・2.74mA

    +10(53)・・・・・2.74mA(変化なし)

    +10(63)・・・・・2.47mA

    +10(73)・・・・・2.00mA

    +10(83)・・・・・1.78mA

    +10(93)・・・・・1.51mA

    +10(103)・・・・1.29mA

    +10(113)・・・・1.43mA(うわっ!増えました)

    +10(123)・・・・1.33mA

    +10(133)・・・・1.38mA(微増だけれど誤差範囲でしょう)

    +10(143)・・・・1.1mA

    +10(153)・・・・1.1mA

    16.8mA(完全なし)⇒1.1mA(153個連装) という結果で、とても効果があります。

 

③ 装着のツボかなと思うこと(その1)

    コモンモード発生機序を考えると、同軸と制御線(電源線)を一緒に包むのが良いと思います。

    最初の13個はまさにその方法です。

 

④ 装着のツボかなと思うこと(その2)

   シールド効果を狙う場合、ノイズが伝わって来そうな部分の同軸部位を重点的にシールドするの

   が良いと思います。

   今回、ハンディーレシーバーのアンテナの先端を色々なところにくっつけてノイズ調査をしました。

   我が家の場合、アルミ窓枠サッシのねじ部分にアンテナを近づけるとノイズが強かったです。

   これは窓枠サッシが鉄筋に直結されているためだと思いますが、このようなことからベランダから

   引き込まれる同軸とサッシが近づく部分を重点的にシールドすれば効果的だという事が分かり

   ました。 

 

⑤ 150個も連装すると異様に重たくて同軸へのダメージの可能性もあり。

   本当に重たくなります。

   同軸が切れるんじゃないのって思うくらい。

   ちなみに我が家では1年近く使っても同軸へのダメージはありませんでした。

 

⑥ EUの通信施設では同じような事をやっているそうです。

   送受信とも効果があると感じていますので、納得です。

   同じようなこと考えるんだなと(笑)

 

⑦ ドーナツ型コアとの比較。

  FT240系は私も多用していますが、パッチンコアは線間容量や自己共振の心配を

  しなくて良いので楽です。

 

若輩者の私が言うのも何なんですが、ノイズ対策は最初の一歩で大きな変化が現れることも

あると思います。でも、そこで満足せずにSメーター1個分とかではなく、『今回はSメーター、

0.1個分だけでもノイズを減らしてやろう』という気概でやることが大切だと思います。

積み重ねているうちに『そういえば、前よりずいぶんと静かになったかな?』と思える瞬間を

求めて頑張ることかとも思います。

 

話は変わって、4日前に遂にLP-PAN2をアメリカに注文しました(^^)