非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

ATU(CG-3000)でエレメント無し受信

2016-11-28 08:02:16 | ATU

コンディションもいま一歩ということで、数時間だけ7メガでWWDXを受信してみました。

 

それとあまりの強風で、エレメントが折れそうでしたので・・・・

ここ三河地方はこの時期から来春まで、強烈?猛烈?な風がほぼ毎日吹きます。

特に我が家は海沿いの高台にある集合住宅で、さらに最上階(といっても5階ですが)。

今朝は毎秒25~30mといった、よろめくような風が吹いています。

ちなみに道路上の銀杏の落葉が吹き上げられて、5階の我が家のベランダにいっぱい積るのが現実です(笑)

 

さてタイトルのとおりエレメントは一切なし、ATU本体のみの箱だけの受信のチャレンジです。

グランド側はベランダ上の接地銅板に接続。

『箱だけ受信』でも結構聞こえて来ます。

西方面の7メガの旬の時刻帯、1時間半ほどの受信でしたがアフリカも受信できました。

コンテストで各局、相当なパワーも入れているのでしょうけれど、受信強度もそれなりに良好。

表示させたのは全てCQステーションで、内容は下のサムネイルのとおりです。

サムネイルを見るとたくさんありますが、上記の地図の上側に65 DX Stations in 24 Countriesと

ありますので、重複局もたくさんあるようですね。

 

今回は、『うちのATUはエレメント無しでもこんなに聞こえるよ』というつまらない話ではなく、

やはりATUというのは単なる整合装置ではなく、それ自体がアンテナの一部という話題です。

ですから、やはり理想はATUの設置場所も周囲が開けて高い場所だったり、ノイズ源から離れた場所が

望ましいのでしょう。当たり前の話しかも知れませんが・・・・

 

ただ、我が家も含め、普通のアパマンハムはベランダの手すりにATUを設置するのが一般的。

この辺りが難しいところです。

以前、軽量なATU、AH-4を5階の更に上まで持ち上げて検証してみたことがあるのですが、

給電点は上がるものの接地ラインが細い(ラジアル1本を垂直に下した)ためか、たいしたことはありませんでした。

もちろん、上記のようにATU(給電点)を上げた状態で接地も十分に確保できるのであれば最高でしょう。

 

屋上が自由に使える方、自宅屋上が平面でそれなりに面積があるのであれば、銅板を敷いたり、

全周方向にラジアルやカウンターポイズを展開してATUで垂直系アンテナというのも面白そうですね。

打上角が低いと思いますので、低い角度におけるゲインは八木を上回るのではないでしょうか?

私はそのような考えでアパマンハム生活でも垂直系に拘っています。

 

現在はベランダ手すりの一番足元にCG-3000を取り付けているのですが、客観的に見れば建物の陰も陰。

良いわけがありません。

もう少し大きくなったり(値段も高くなりますが)してもよいので、ATU内部に遠隔可能なローノイズアンプや、

アッテネータ、そして更に大型のコイルなどが入ったHF用アマチュア向けATUが出来ればなどと思った次第です。

 


新キャパシティーハットで短期間運用(2)

2016-11-25 20:37:18 | キャパシティハット

直径40cmほどの円形キャパシティーハットは、強風に耐えながらも無事に載っかっています。

各周波数に対してどれだけの短縮効果が出ているのかは定かではありません。

ただ、このハットを載せた日以降、7メガに関してはRBNでEU方面からリターンが掛かるようになりました。

これは顕著な変化です。

今まで今の住宅で4年近く運用していますが、これは今回のハット装着以降の現象です。

下部エレメント長、ATU設置条件、地上高等々の諸条件と今回のハットとの関係については、

7メガはたまたまうまく行ったのかも知れません。

ですから、悪くなっているバンドが出ている可能性も十分に考えられます。

もう少し使ってみようと思います。

これで仮に何百ワットとかキロワットを入れたら、もっとリターンが掛かるのかななどとも想像しているところです。

明日からWWDX。

楽しめるかどうか、コンディション上がってくれればいいですね。

 


新キャパシティーハットで短期間運用

2016-11-22 19:14:04 | キャパシティハット

前回の記事のキャパシティーハットで数日間だけ運用してみました。

3日間ほどですので評価といったものでもありませんし15局ほどですが・・・・

とりあえず全方向にまんべんなく飛んで行ってくれているようです。

特にパイルになっているようなケースでQSOできたのが、

40mの5H(TANZANIA)と30mの6Y(JAMAICA)です。

それと先ほどは40mでPY(BRAZIL)とQSOしましたが、これは15ワットでした。

これ以外に近場のパイルでXZ1Aとは20m,17mで。

ハイバンドはコンディションもしょぼしょぼですが、EU方面にも良好に届いています。

こんなことで、極端に飛ばなくなったとかまあ変なことは起こっていません。

打上が低くなったとかは目で見えるものでもないので分かりませんが、

4m長のエレメントとATUの組み合わせで、とりあえず15ワットでもプチパイルのPYと出来たので、

面白うそうなのでもうちょっと様子をみてみようかと思います。

大きなハットを着けていると、外見だけは強いアンテナのように見えるので、それも良し(笑)

 


キャパシティーハット交換(思い切って大型化)

2016-11-18 17:24:41 | キャパシティハット

エレメントの接触確認などの整備と一緒にキャパシティーハットも交換しました。

ここ最近は直径10センチあるかないかの、ミニハットでしたが今回は思い切って大型化。

ミニハットはどちらかというとエレメント先端の放電防止で付けていましたが、今回は効率向上を狙いました。

とは言え、いつもながらの当てずっぽうですが・・・・

 

キャパシティーハットの働きは、

①物理長を抑えつつも、同時に効率低下も抑えつつを実効高(電気長)を稼ぐ。

②打ち上げ角を抑える。(フェージングを防ぐ)

③エレメント先端のRF電流を増加させて効率を向上させる。

というような事が教科書などには書かれています。

 

あと、アマチュア無線の世界では、受信ノイズを低減させるというのもささやかれています。

ハット自体の容量も計算はできますが、誘電率やエレメントの物理長(つまり地面とハットの距離)等々の

条件によって変化はあるでしょうから、細かいことは考えず、まずは製作してみました。

 

成型や接合のし易さから、今回も銅線を使いました。

銅線というのは細い割には、それなりの重さがありますので線の太さの選択は重要です。

出来上がったはいいけれど、重すぎてエレメントの先端に載らないよというのではいただけませんので。

かと言って細すぎても強度的に不安です。

 

今回は直径40センチのかなり大型のハットを作成しました。

ベランダホイップアンテナのトップに載る40センチの円というのは、デカイ!と感じます。

一番外側の円周だけは0.7mm、その内側に入る小さな円(2つ)と、骨組み4本は全て0.55mm。

それと工作上気をつけなければならないのが、ハンダの量です。

極力少なくすることが重要。

たっぷり使うと、総量でそれなりの重量になります。

0.1グラムにこだわる感じで軽量化を図ることが肝要かと。

エレメント先端から容易に着脱できるようにしましたが、写真は後日掲載します。

 

とりあえず運用してみましたが、同調が取れないとか変なことは起こっていません。

偶然だとは思いますが、7メガでCQを出してみたら初めてフィンランドのRBNに捉えられました。

今まで10メガ以上ではEUのRBNからリターンが掛かっているのですが、7メガは初です。

その後、同じく7メガでCQを出していたらHK(Columbia)からも呼ばれたので悪影響は無いようです。

ハイバンドでもEU方面から呼ばれたりしますのでOKだと思います。

受信に関してはあまり寄与しないと思いますが、良くも悪くも送信側には何らかの影響を与えている

ものと思います。

 

もう少し運用してみて、運用実績なども載せたいと思っています。


4m長アルミパイプ(CG3000) @ ZL7G(80m)

2016-11-02 20:37:36 | ベランダアンテナ

昨日のメンテナンスでアンテナ様がご褒美をくれた?

いつもの4m長垂直設置パイプ+CG3000の組み合わせで、ZL7Gの80m(CW)に拾ってもらえました。

一応、同調が取れているとは言え、80mバンドに4mエレメントですので短縮率約80%・・・・

ノイズまみれの上に、とにかく弱いんです。

正真正銘、『飛ばない、聞こえない、ノイズまみれ』の三拍子。

我が家では3.5MHz付近は正体不明?(おそらく隣のスーパーの冷凍庫)の15KHz毎の59+20dBのノイズがあります。

これ、よっぽど酷いのか、時として7MHz帯まで影響してくることがあります。

だからあまり出ないのですが、一応パイルに数分だけ記念参加して終えるパターンが多いです。

今回は何だか合わせた周波数が良かったのか、一回目のコールでJRC?なんて感じでかえって来ました(^^;

かえって来てもノイズが邪魔をして、本当に自分なのか判らない状態。

こんな感じで2回ほどフルコールしたら、CFM TUとタイミング良くかえって来たように・・・・聞こえた感じ?

おーー、しっかり出来ていました!(^^)

今までも2mのモービルホイップのベランダ水平出しでアフリカ(80m)とPHONE交信できた事があるのですが、

今回はノイズまみれの中だったので嬉しいです。

ちなみに2mのモービルホイップでのアフリカは、5階建て集合住宅の2階からでした。

今日はアンテナ頂部に直径25cmの円形容量冠をセットしたのですが、これはあまり関係ないかなと・・・・